あどにすアドニス

「全ては完璧なる調和のために」

■プロフィール
種族：人間
性別：男性
年齢：不明
職業・身分など：眼魔の世界の大帝
家族など：アリシア(妻)／アルゴス(息子)／アリア(娘)／アデル(息子)／アラン(息子)

演：勝野洋（かつの・ひろし）

■説明
眼魔の世界の大帝であり、アラン達の父。
祈りによってグレートアイと繋がることができる。
紀元前三世紀、妻のアリシアや友人のイーディス、ダントンらと隠れ里で静かに暮らしていたアドニスは、凶王と呼ばれる好戦的な男に目をつけられ、追い詰められた民と共に眼魔の世界へと移り住んだ。
しかし、幸せな暮らしは長くは続かず、赤い空と病によって妻・アリシアと数多くの民を失い、自らの無力さに絶望。
「人が死なない世界を創る」という思いから眼魂(アイコン)システムを導入するが、それに反対するダントン派とのガンマ百年戦争を経て、感情も心も必要ない完璧な世界を目指すようになった。
そうして創られた完璧な世界とは、カプセルで眠る人々の心をシステムでコントロールして管理し、仮想の世界で生活させるというもの。
そして、家族よりも民のことを優先して奔走し続けた結果、アドニスと子供達、特にアデルとの間には埋められない溝ができてしまった。
時は流れ2015年。眼魔の世界は、地球を完璧な世界へと導くための作戦を開始。
感情を不要なものとする一方で郷愁の思いにとらわれていたアドニスは、その変化をアデルに悟られ、大帝の座を追われてしまう。
アドニスはその後、眼魔スペリオルの攻撃からアランをかばって致命傷を負い、最後はアデルにとどめを刺されて二千年以上に及ぶ長い人生に幕を下ろした。

■戦闘時の決め台詞など
「皆で力を合わせ、ここに争いのない平和な世界を創る」
「アラン……迷った時は、自分の心に従え」