いくはら うみ生原羽美

- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第35話『危険な変身!?』(2004年10月3日放送)
「あんた、自分で言ってたよ? オレは仮面ライダーだって」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:不明
職業・身分など:不明
家族など:不明
演:東海林愛美(しょうじ・めぐみ)
■説明
家出中の少女。
かつては両親や兄と暮らしていたが、家族は地震が起きた際に崩れた家の下敷きになって落命。3人に押し出された彼女だけが助かって東京の親戚に引き取られたが、居心地の悪さを感じたのか、家出して廃棄されたビルの一室で寝泊まりしていた。
そんななか、人々の前で仮面ライダーブレイドに変身した剣崎一真を目撃して興味を抱き、トライアルDを倒した直後に眠り込んだ彼を隠れ家へ連れ帰った。その後、目覚めた剣崎に「一日だけ私のヒーローになって」と頼み、あらかじめ抜き取っていたチェンジビートル(スペードA)を捨てると脅して承諾させた。翌日、剣崎を連れて外出したが、広瀬栞からアンデッド出現の連絡を受けた彼にカードを返却。しかし、「家に帰れよ」という言葉には従わずにこっそり剣崎のあとを追うと、剣崎が変身して戦ったアンデッドが撤退したのち、荷物からこぼれた家族の写真をきっかけに自分の境遇を打ち明け、「ヒーローなんていない。みんな自分が生きることしか考えていない」と自身の考えを語った。
のちに、剣崎もまた自分の目の前で大切な家族を亡くしており、だからこそ彼が「すべての人間を守ると決めた」と知る。それでも頑なに「ヒーローなどいない」と考える羽美は、彼を困らせようと病気や怪我を装うが、あまりにも真っ直ぐな剣崎の想いが本物だと気づいて嘘を告白。逃げるようにしてその場から走り去っていく。
その直後、剣崎を捕縛しようと現れたトライアルEによって人質にされたが、傷つきながらも自分を助けようとする彼を見て意を決し、トライアルEの銃撃を妨害。剣崎が変身する隙をつくり、仮面ライダーブレイド キングフォームに変身した剣崎がトライアルEを撃破する。
剣崎はまたも眠り込んでしまうが、彼を探していた広瀬と彼を病院へ。剣崎の無事を確認すると、彼に感謝を伝えて欲しいと広瀬に頼み、親戚の家へ帰っていった。