どらぐれっだードラグレッダー
- 登場作品
- 仮面ライダー龍騎
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『誕生秘話』(2002年2月3日放送)
■説明
赤い東洋龍のような姿をしたミラーモンスター。契約(コントラクト)を使って契約することで、カードデッキ(龍騎)の使用者に対し、仮面ライダー龍騎に変身する能力を与える。
身体をくねらせながら雄大に空を泳ぎ、最高飛行時速は500㎞にもなる。数多いミラーモンスターの中でも非常に強力なパワーを秘めいており、ドラグレッダーの存在を感じ取った秋山蓮は「大物」と表現している。
このほかにも、ボディ各部にはさまざまな機能や特性がある。
触角型のレーダー「ドラグフィーラー」は、30㎞四方にいる敵を感知。また、犬の10倍と嗅覚にも優れ、わずかな匂いにも敏感に反応する。
両目の「ドラグアイ」には、ほかのモンスターの特性を調べる機能がある。解析、戦闘を行った相手の情報はデータ化されて頭部のAIに蓄積、仮面ライダー龍騎にもフィードバックされて戦闘などに活用される。
口部の「ドラグジャウ」にある牙は鋼鉄をも噛み砕き、5000℃の火炎「ドラグブレス」を吐き出する。この「ドラグブレス」は、仮面ライダー龍騎が必殺技の「ドラゴンライダーキック」を発動した際、龍騎に吐いて炎をまとわせることで威力を増加させる使い方をする。
4本の脚「ドラグアーム」は、物を持ったり引っ掛けたりするだけでなく、地上に着地したときの衝撃を和らげる役割もある。
腹部にあたる「ドラグボディー」は、ドラグレッダーの中でももっとも硬く、並の攻撃でもビクともしない。
背部にあるヒレのような「ドラグフィン」は自在に硬さを変えることが可能で、かみそりのように鋭く、物体を切断する。
剣のような形状の尻尾「ドラグテイル」は、「ドラグジャウ」と並ぶ強力な武器で、対象を鋭く叩き斬るほどの破壊力がある。
連続失踪事件の謎を追う城戸真司が、失踪者のひとりである榊原耕一のアパートを訪れた際、彼に目をつけて獲物として狙う。しかし、仮面ライダーとして戦うことを決意した真司がコントラクト(契約)のアドベントカードを使用したことで契約が完了し、その支配下に置かれることとなった。
以降は仮面ライダー龍騎の相棒として戦闘をサポート。使用したアドベントカードに応じた能力を行使するだけでなく、アドベントカードで召喚されていないにも関わらず、龍騎のピンチに現れて身を挺して助けることもあった。
一方でミラーモンスターの習性である一度狙った獲物に執拗に付きまとい、餌にしようとする意志も残っており、北岡秀一の策謀で仮面ライダーゾルダを亡き者にしたと思い込んだ真司が自暴自棄となって戦いを降りようとしたときは、契約違反とみなして真司の命を狙った。このときはすべてを知った真司が立ち直って再び戦い始めたため、ドラグレッダーも再び彼に力を貸している。
仮面ライダー龍騎が龍騎サバイブにフォームチェンジすると、ドラグレッダーもまた、ドラグランザーへと変化しパワーアップする。
全長:615.0cm
体重:210.0kg
特色/力:飛行能力、長大な身体、5000℃の火炎
声:-