だいかいじんびしゅむ大怪人ビシュム

- 登場作品
- 仮面ライダーBLACK
- 初登場回/初登場作品
- 第36話『愛と死の宣戦布告』(1988年6月19日放送)
■説明
三神官のひとりビシュムが、シャドームーン誕生のためエネルギーを使い切ったのち、生まれ変わった姿。ほかの怪人とは一線を画す高い能力をもつ。
変貌後は、大怪人ダロム、大怪人バラオムとともに復活したシャドームーンに仕えるようになる。仮面ライダーBLACKと直接対決する機会も増え、ダロム、バラオムとの連携攻撃で、BLACKと互角以上の戦いを演じることもあった。
翼竜の特性を備え、頭部には白く長い髪が逆立ち、両腕から黒い皮膜、臀部からは先端が針のように尖った尻尾が伸びる。以前の姿と同じく飛行、目から灼熱火球を放つといった能力を行使するほか、体を回転させて被膜を振るうことで強烈な突風を巻き起こすことも可能。
暗黒結社「ゴルゴム」とBLACKの戦いが激化すると、秋月信彦の妹である杏子を拉致。人質として利用し、BLACKの打倒とともにキングストーンの奪取を試みた。
だが、杏子を庇わせながらという絶対的に有利な状況でのBLACKとの激闘のなかでも、自らの勝利はないと確信。
最後の手段としてBLACKを抑えこむと、シャドームーンに自身もろともBLACKを攻撃するように求めた。だが、BLACKと運命をともにしようとする杏子の姿を見て迷いが生じたシャドームーンにより、ビシュムのみが光線でその身を貫かれてしまう。まさかの事態に困惑するなか、「なぜです!」と無念の叫び声を上げ、そのまま爆散、消滅して果てた。
身長:不明
体重:不明
特色/力など:飛行能力、目から放つ灼熱火球、回転して突風を放つ
演:好井ひとみ (よしい・ひとみ)