ちはる（せいしんたい）Chiharu（精神体）

■説明

Chiharu（怪人態）から分離、実体化した存在。

アイドルのChiharuとして活動していた風見ちはるの楽曲『Platinum Smile』が流れる場所に、包帯を巻いたちはるの姿で出現。包帯を変化させた光の触手で、対象者を切り刻む。出現する際には、流れている『Platinum Smile』に激しいノイズが入る。

ちはるは秘密結社「ショッカー」による肉体改造用ナノロボットの実験に巻き込まれ、のちにChiharu（怪人態）へと変貌。その後、ショッカーの地下アジトに監禁された彼女からChiharu（精神体）が生み出されて分離し、独自に出没して人々を襲い始めた。

襲撃対象は、ちはるが身投げを図ってなおChiharuの存在を維持しようとした芸能事務所「トライスタープロモーション」の社長やマネージャー、ちはるに嫌がらせをしたうえChiharuの影武者となった戸塚尚子、谷口由香里のほか、影武者と知らずにChiharuを応援していたファンクラブの会長も含まれる。

Chiharu（精神体）が誕生した理由や経緯などは明かされていないが、ちはるが感じた行き場のない怒りややるせない気持ちといった、負の感情が具現化したものなのかもしれない。ただし、ちはるの親友だった菊間琴美のもとにも出現はしたが、純粋にちはるを思いやって涙した彼女には危害を加えなかった。

のちに、ちはるの兄である風見志郎＝仮面ライダーV3が、「精神体の暴走を止めたい」というちはるの思いを受け入れてChiharu（怪人態）を葬り、Chiharu（精神体）もいったんは姿を消す。しかし、完全にChiharu（怪人態）から独立した存在となっていたのか、その後に『Platinum Smile』を聞きながらパチンコを打っていた男性を襲っている。

身長：不明

体重：不明

特色/力など：実体化した精神体

声：森絵梨佳（もり・えりか）