かめんらいだーぶいすりー仮面ライダーV3

- 登場作品
- 仮面ライダー THE NEXT
- 初登場回/初登場作品
- 『仮面ライダー THE NEXT』(2007年10月27日公開)
■説明
秘密結社「ショッカー」により改造人間となった風見志郎が、特殊強化服を身にまとい変身した姿。
かつてショッカーが誕生させた「ホッパー」こと仮面ライダー1号、2号と同じくバッタの能力を有しており、組織内では「ホッパーVersion3」のコードネームを与えられていた。また、肉体改造の方法が「スパイダー」や「バット」、ホッパーといった従来の改造人間とは異なっており、ショッカーが開発した細菌サイズのナノロボットによって、肉体を内側から改造するという新技術が用いられた。
そのため、当初は湧き上がる力に酔いしれ、1号や2号を前時代の旧式と侮って、彼らの殲滅を狙っていた。だが、溺愛する妹の風見ちはるに起こった悲劇を知ると、彼女がショッカーの計画阻止を願っているという考えに至り、組織に反旗を翻し、第3の仮面の戦士、仮面ライダーV3へと生まれ変わった。
変身の際には腰に巻かれたベルト、ダブルタイフーンを出現させることで、ふたつ並んだ風車ダイナモが回転し、一瞬で全身に特殊強化服が装着される。続けて、出現したマスクの上部を自らかぶり、顎部分を装着することで、仮面ライダーV3への変身が完了する。
変身はあくまでも与えられた能力を最大限に引き出す特殊強化服を装着するための行動で、改造人間の常人離れした力は生身でも発揮可能。最後に被る仮面は、ショッカーの改造人間が任務遂行の際に、感情と正体を隠すためのもので、V3以外の改造人間たちも必ず装着している。
深緑色のスーツの上に胸部のアーマー、肩、肘、膝など、身体を守る防護パーツが各所に装着されており、首筋からは背後になびくように緑のマフラーが2本伸びている。風力をエネルギー源としており、変身にも使用するダブルタイフーンのふたつ並んだ風車で風を吸収。胸部アーマーに組み込まれたコンバーターラングでエネルギーへと変換させている。高熱の火炎に耐えられるほどの防御能力や、軽微な傷程度であれば自動で修復されるなど、同タイプの最新バージョンであることがうかがえる。
攻撃面においても隙がなく、最新技術を用いたことで驚異的なパワーを生み出し、他者を圧倒する。
必殺技は、高々とジャンプして急降下することで威力を上げ35tもの破壊力で敵を粉砕するキック「V3キック」。さらに一度V3キックを放ったのちに、その反動を利用して後方宙返りし、もう1発キックを叩き込む「V3反転キック」というアクロバティックな技も使いこなす。また、変身後にダブルタイフーンのふたつの風車を回転させることで、周囲のエネルギーを吸収可能。一時的に超パワーを得た必殺の一撃を放つこともできる。
専用マシンはショッカーから与えられた高性能バイク、ハリケーン。超スピードを誇るだけでなく小回りもきくため、狭い空間での運用も可能。
変身者:風見志郎
変身時に使用するアイテム:ダブルタイフーン
変身者

スペック
■身長:190cm■体重:78kg
■パンチ力:4t
■キック力:12t
■ジャンプ力:ひと跳びで18m
■走力:100mを4.0秒
■必殺技:「V3キック」「V3反転キック」
コンバーターラング
ダブルタイフーンで得た風力をエネルギーへと変換する装置。エナージ・コンバーター
コンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積する装置。ダブルタイフーン
風見志郎が装着しているベルト状の装置。これを露出させて起動することで中央部にふたつ並んだ風車状のダイナモが回転。風見を仮面ライダーV3の姿へと変身させる。ダイナモを回転させることで、V3のエネルギー源となる風力を集める機能も持つ。
また、変身中にダイナモを回転させると、炎など周囲にあるさまざまなエネルギーを吸収し、V3に纏わせることが可能。
特殊強化服
仮面ライダーV3が有するバッタの能力に適応したボディスーツ。銃弾をも跳ね返す頑強さに加え、高熱の火炎への耐性も有しており全身を守る。変身時に自動的に装着される。
V3ホッパー
機能や使用用途は不明。- スペック
- コンバーターラング
- エナージ・コンバーター
- ダブルタイフーン
- 特殊強化服
- V3ホッパー

マスク
その正体を隠すため、風見志郎の頭部を覆う仮面。Oシグナル
危険を察知するための装置。周囲に敵が出現すると知らせてくれる。Cアイ
仮面ライダー1号や仮面ライダー2号を超える視力を有する複眼で、周囲の状況を逃さず確認可能。暗視機能も備わっており、暗闇での活動を可能とする。
超触覚アンテナ
周囲のあらゆる状況をキャッチする。- マスク
- Oシグナル
- Cアイ
- 超触覚アンテナ