かめんらいだーいんぺらー仮面ライダーインペラー
- 登場作品
- 仮面ライダー龍騎
- 初登場回/初登場作品
- 第40話『兄と妹の記憶』(2002年11月10日放送)
■説明
レイヨウ型ミラーモンスター、ギガゼールと契約した証であるカードデッキ(インペラー)の所有者が変身した姿。
カードデッキ(インペラー)を鏡やガラスなどの鏡面にかざすと、ベルト状の装具「Vバックル」が出現し、使用者の腰に装着される。このVバックルのソケット部分にカードデッキを装填することで、仮面ライダーインペラー(インペラー)へと変身を果たす。
変身者は佐野満だが、すべてのカードデッキはミラーモンスターと契約した本人でなくとも使用できるため、誰でも変身が可能。
契約モンスターのギガゼールは集団で行動する習性を持ち、他のレイヨウ型(ゼール系)のミラーモンスターと意思疎通する能力を有している。
これによりインペラーは、ゼール系モンスターを種族ごと契約支配下に置き、使役することが可能。個の仮面ライダーながら、集団戦を仕掛けられるという独自の戦法をとれるのが、インペラー最大の特徴となっている。
一方で多数のミラーモンスターの使役を維持するには餌となるエネルギーが莫大な量を必要とするため、比較的短いスパンで戦いを行わなければ自分自身がゼール系モンスターの餌食になってしまうという危険も孕んでいる。
右膝に装着されているニーパッド型の召喚器、ガゼルバイザーのカードストットにカードデッキから取り出した各アドベントカード(インペラー)を装填し読み込ませることで、様々な能力を発動。
各アドベントカード使用時には、以下のような効果を発揮する。
アドベント(インペラー)では、ギガゼールを召喚。同時に多数のゼール系ミラーモンスターが出現し、インペラーの指示に従って縦横無尽の動きで敵を撹乱しつつ攻撃する。
スピンベントでは、ギガゼールの頭部を模した2本のドリル状の突起が付いた手甲型の刺突武器、ガゼルスタッフを召喚する。
ファイナルベント(インペラー)では、必殺技「ドライブディバイダー」が発動。大量のゼール系モンスターが出現すると同時に標的に向けて突進。すれ違いざまに次々と攻撃して対象にダメージを与え、トドメの一撃を放つべくインペラーも一気に距離を詰め、左膝で放つ強烈な飛び膝蹴りでとどめを刺す。
所持アドベントカードの枚数が3枚と、ほかの仮面ライダーに比べて少ないが、多数のゼール系ミラーモンスターを使役するという独自の戦闘スタイルにより、十分にカバーが可能。
例えば相手の攻撃手段や特殊なアドベントカードの効果に対してミラーモンスターを盾に使う、危機に陥った際は多数のミラーモンスターを放って戦場を撹乱し逃走するなど、変身者の資質によって無限の戦法を生み出すことができる。
変身者:佐野満
変身時に使用するアイテム:Vバックル、カードデッキ(インペラー)