くらま こうせい鞍馬光聖
- 登場作品
- 仮面ライダーギーツ
- 初登場回/初登場作品
- 第10話『謀略Ⅰ:新世界のビート』(2022年11月13日放送)
「祢音は……娘は私が守る! 変身」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:鞍馬財閥の総帥
家族など:鞍馬あかり(娘・故人)/鞍馬祢音(娘)/鞍馬伊瑠美(妻)
演:笠原紳司(かさはら・しんじ)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
鞍馬祢音の父であり、鞍馬財閥の総帥。
誘拐犯・沼袋一男によって愛娘の鞍馬あかりの命を奪われた過去を持ち、その際にデザイアグランプリの運営から接触を受け、スポンサーになれば あかりを復活させることもできる、という取引を持ち掛けられた。
だが、「あかりを喪った」という事実から逃れることはできず、愛する娘との記憶を消すことも耐え難く、たとえ人智を超えた力によって あかりと同じ姿をした存在が帰ってきたとしても生前の娘と同様に愛せる自身がなく、光聖の中に「あかりの復活」という選択肢はなかった。
そして、鞍馬財閥のために鞍馬祢音という理想の娘を新たに創り出し、あかりと過ごした8年間の思い出を妻の鞍馬伊瑠美の記憶から消すことで彼女の心を守り、どこかぎこちなさを抱えた3人家族として現在までの11年間を過ごしてきたのだった。
デザイアグランプリの運営との繋がりを保つことで、より大きな権力を手にしたはずの光聖であったが、運営の撤退により全てを失い、さらには因縁の沼袋一男に祢音を誘拐されるという事態が発生してしまう。
「祢音の幸せ」という自身の本当の願いに気付いた光聖は、浮世英寿を通じて得た力で仮面ライダーギャーゴへと変身し、沼袋一男=仮面ライダーブラーリとの激闘の末に愛娘を救い出すことに成功。
その後は家族と仲良く暮らしており、浮世英寿によって叶えられた「誰もが幸せになれる世界」においても、「娘の幸せ」という願いを「ギーツの祠」に掲げていた。
■戦闘時の決め台詞など
「幸せの価値は人それぞれだ。私の娘は誘拐事件のあの時に死んだんだ。私の愛と共に」
「あの子はいつの間にか……自分自身の力で手に入れていたんだ……誰かを愛する心を……」
「お前が与えてくれたんだ。もう二度と取り戻せないと思っていた、人を愛する心を!」
「お前のデザイアグランプリとやらに、この私をエントリーさせろ。私には、叶えたい理想の世界がある……鞍馬祢音の幸せ、それが私の願いだ」