じゅんジュン

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第49話『銃声一発! 風見志郎倒る!!』(1974年1月19日放送)
「これが新宿副都心かぁ、父ちゃんや母ちゃんにも見せたかったなあ」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:不明
職業・身分など:不明
家族など:不明
演:北原和美(きたはら・かずみ)
■説明
故郷から単身上京した家出少女。
物珍しそうに新宿の街を歩いていたところ、秘密結社「デストロン」の大幹部、ヨロイ元帥に目を付けられ、仮面ライダーV3とライダーマンをおびき出す囮に選ばれてしまう。この時期、風見志郎はデストロンの怪人カメレオンに「バタル弾」を撃ち込まれて力の制御ができなくなっており、ヨロイ元帥はこの機に志郎らを仕留めようと考えていた。
その後、洋品店を覗いていたジュンは怪人カメレオンが化けた紳士に声をかけられ、望みのままに服を買ってもらった代償としてデストロンに加わった。そして、紳士に言われるまま街中で志郎に接触。彼に突き飛ばされたかのように振る舞い、志郎が警官に逮捕されるよう仕向けた。しかも、志郎が連行された城南警察署はデストロンの手に落ちており、彼を逮捕した警官も偽物でジュンは牢屋に入れられた志郎の監視役を務める。組織の実態を知らないジュンは、自身がデストロンで「働いている」と認識しており、大金を稼いで故郷へ戻り両親に楽をさせようと考えていた。そのため、目覚めた志郎に騙されていると告げられてもジュンはまったく聞き入れず、別の戦闘員と交代の時間になって牢屋の前から去っていく。
その直後、志郎は潜入したライダーマンに救出されたが、デストロンは志郎がジュンの救出を考えるに違いないと予想していた。かくして、ジュンは紳士に命じられて街へ出かけると、自身を尾行する志郎と結城丈二をアジトの小部屋へ誘い込む。すると、壁がジュンもろともふたりを押し潰そうと動き出し、カメレオンから用済みと告げられたジュンは、志郎の言葉が正しかったと思い知る。このとき、志郎は変身すれば命が危うい状態だったが、結城がライダーマンに変身しても壁を止められなかったため、意を決して仮面ライダーV3に変身。壁を押し戻し、ジュンたちは彼が破った扉から部屋を脱出した。その後、3人は付近にあった手術室に籠城。ジュンはライダーマンに頼まれてバタル弾の摘出を手伝うと、危険のない変身が可能になった志郎、結城とともにアジトから脱出。V3がカメレオンを撃退し、ジュンは故郷へ帰って行った。