くぐつ(しろ・おとこ)クグツ(白・男)
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 二十三之巻『鍛える夏』(2005年7月10日放送)
■プロフィール
種族:不明
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:不明
家族など:洋館の男(創造主)
演:村田充(むらた・みつ)
■説明
洋館の男に生み出された存在。
顔は洋館の男と同じ。頭巾姿の修験者といった服装で、黒いマスク以外は白を基調としている。クグツ(黒・男)と同様、掌から黒いエネルギーを放射して人間を動けなくしたり、全身から放つ邪気のようなもので人間を昏倒させたりもできると思われる。
手にしている先端が伝声管のような形の杖には童子と姫を生み出す能力がある。杖に自身の体液を入れた試験管を装着し、適した土地の地面を突いて注入すると、そこから染み出した液体から童子と姫が誕生する。この童子と姫は敵対する組織「猛士(たけし)」から「夏の魔化魍(まかもう)」と呼ばれる人型等身大の魔化魍を育てる点で、クグツ(黒・男)やクグツ(黒・女)とは異なっている。童子と姫を指揮する現場指揮官のような存在だが、彼らと意思の疎通はできるものの、言葉を発する機能はないのか常に無言。のちに洋館の男がスーパー童子とスーパー姫を誕生させると、「人員整理」という名目で抹消されてしまった。
なお、夏の魔化魍について安達明日夢に説明した滝澤みどりは、「魔化魍には黒い姿のものからつくられる大きな魔化魍と、白い姿のものからつくられる小さい魔化魍がいる」と語っている。ここでいう「白い姿のもの」がクグツ(白・男)を指していると思われ、猛士にも存在自体は知られていたようだ。