DICTIONARY

用語辞典

わんだーわーるど 【 ワンダーワールド 】

現実世界と密接な関わりを持つ、もう一つの世界。

2000年前にビクトール(後のタッセル)が『全知全能の書』を開いたことで生まれた、「知識の源」そのものと言える世界であり、空を泳ぐクジラや巨大なドラゴン、鮮やかな草木に彩られた幻想的な光景が広がっている。

光剛剣最光と一体化したユーリや、魂として存在を繋ぎ止められていた富加宮隼人を除き、特別な力を持たない者はワンダーワールドと現実世界を自由に行き来することはできず、ワンダーワールドの守り人であるタッセルも現実世界への干渉を制限されていた。

また、ワンダーワールドの崩壊は、その力によって生み出されたもの全てに影響を及ぼすため、力と物語の源であるワンダーワールドが消えた場合は現実世界の物語も失われ、両世界が消滅してしまう。

ストリウスとの最終決戦において両世界は消滅の危機にさらされたが、人々の心に宿る物語の力によって崩壊を免れ、新たなワンダーワールドの創造を経て両世界は均衡を取り戻した。