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たいふーんタイフーン

登場作品
仮面ライダー
初登場回/初登場作品
第1話『怪奇蜘蛛男』(1971年4月3日放送)

■説明

ショッカーによって本郷猛、及び一文字隼人の腰部に埋め込まれ、仮面ライダーへ変身する際に出現するベルト状の装置。


中央には回転によって取り込んだ風力を胸部のコンバーターラングへと送る風車ダイナモ、両脇には変換されたエネルギーを蓄積するエナージ・コンバーターがある。

仮面ライダーへの変身は、風車ダイナモとエナジー・コンバータの作動と同時に起動する体内の超小型原子炉からのエネルギーが、全身の改造人工筋肉に行き渡ってなされるため、タイフーンが作動しない状況では体にエネルギーが供給されず、仮面ライダーには変身できない。


仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、仮面ライダー(新1号)&仮面ライダー(新2号)では、それぞれタイフーンに若干の違いがある。

まず、仮面ライダー1号のタイフーンはベルト帯が銀色で、風圧を感知して風車ダイナモが作動を開始し、サイクロン号による疾走などによって風力を得ていた。

一方、仮面ライダー2号のタイフーンはベルト帯が赤く、風車ダイナモがより大型で開閉するシャッターがついている。変身ポーズをとるとシャッターが開いて風車ダイナモが動き出す仕組みで、大きくジャンプするだけで変身に必要な風力を得られるため、より能動的な変身ができる。

仮面ライダー(新1号)と仮面ライダー(新2号)のタイフーンはシャッターがないが、それ以外は仮面ライダー2号のものとほぼ同じ。ただし、エナージ・コンバーターの機能が強化されたため、蓄積されたエネルギーが残っていれば変身ポーズのみでライダーへの変身が可能となっている。



■主な使用者

本郷猛仮面ライダー1号

一文字隼人仮面ライダー2号


■このベルトを使って変身する仮面ライダー

仮面ライダー1号

仮面ライダー(新1号)

仮面ライダー2号

仮面ライダー(新2号)

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タイフーン(仮面ライダー1号)

ショッカー科学陣が本郷猛の体内に埋め込んだ、仮面ライダー1号への変身ベルト。

エナージ・コンバーター

胸部のコンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積する装置。エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。

サイクロン誘導装置

離れた位置からでもサイクロン号をコントロールできる誘導装置。

風車ダイナモ

エネルギーの源となる風圧を受けるための装置。風を受けることで内部の風車が回転し、その風力を胸部のコンバーターラングに送る。
  • タイフーン(仮面ライダー1号)
  • エナージ・コンバーター
  • サイクロン誘導装置
  • 風車ダイナモ
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10

タイフーン(仮面ライダー新1号)

ショッカー科学陣が本郷猛の体内に埋め込んだ、仮面ライダー(新1号)への変身ベルト。
再改造により形状が変化している。

エナージ・コンバーター

胸部のコンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積する装置。風のないところでも変身できるよう、エネルギーの最大蓄積量は仮面ライダー1号のエナージ・コンバーターよりも多くなっている。
エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。

風車ダイナモ

エネルギーの源となる風圧を受けるための装置。本郷猛が一定の変身ポーズを取り「変身」の掛け声とともに内部の風車が回転を開始。大きくジャンプすることで風を受けて風車がさらに大回転し、その風力を胸部のコンバーターラングに送る。
仮面ライダー1号は変身時にサイクロン号を必要としたが、機能的に単独で変身できるよう、仮面ライダー1号の風車ダイナモよりも大きくなっている。
  • タイフーン(仮面ライダー新1号)
  • エナージ・コンバーター
  • 風車ダイナモ
01
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タイフーン(仮面ライダー2号、仮面ライダー新2号)

ショッカー科学陣が一文字隼人の体内に埋め込んだ、仮面ライダー2号への変身ベルト。

エナージ・コンバーター

コンバーターラングにより変換されたエネルギーを蓄積する装置。風のないところでも変身できるよう、エネルギーの最大蓄積量は仮面ライダー1号のエナージ・コンバーターよりも多くなっている。
エネルギーが残り少なくなると仮面ライダーの状態を保てなくなり、再変身もできない。

アクアラング

水中でも長時間行動できるよう、酸素供給装置が内蔵されている。

サイクロン誘導装置

離れた位置からでもサイクロン号をコントロールできる誘導装置。

風車ダイナモ

エネルギーの源となる風圧を受けるための装置。普段はシャッターが閉じられているが、一文字隼人が一定の変身ポーズを取り「変身」の掛け声とともにシャッターが左右にオープン。大きくジャンプすることで風を受けて内部の風車が回転し、その風力を胸部のコンバーターラングに送る。
変身にサイクロン号を必要とした仮面ライダー1号に対し、ジャンプだけで風を受けて変身できるよう、仮面ライダー1号の風車ダイナモよりも大きくなっている。
  • タイフーン(仮面ライダー2号、仮面ライダー新2号)
  • エナージ・コンバーター
  • アクアラング
  • サイクロン誘導装置
  • 風車ダイナモ

関連人物

  • 本郷猛

  • 一文字隼人