のつごノツゴ
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 三十六之巻『飢える朱鬼』(2005年10月16日放送)
■説明
10年に1度ほどしか姿を現さないという、非常に獰猛で強力な魔化魍(まかもう)。
巨大なサソリに似た姿をしており、頭部に備わった大顎と、先端から針を飛ばす尻尾を武器にしている。
また、口からは糸を吐き、これによって人間を拘束。そのまま捕食してしまう。
外殻が非常に硬く、捕食の際に開かれる口の中が唯一の弱点。
かつて出現した際にはシュキの両親の命を奪っており、彼女が魔化魍を憎み、鬼への道を志す要因となった。
のちに仮面ライダー朱鬼(シュキ)へと覚醒したシュキと対峙。彼女はザンキこと仮面ライダー斬鬼(ザンキ)を弟子に迎えるほどのベテランの鬼となっていたが、憎しみに囚われ、ザンキを犠牲にする形でノツゴを倒そうとした。結果、撃退に失敗するどころか、将来有望だったザンキに鬼としての寿命を縮めてしまうほどの傷を負わせてしまう。これが「猛士(たけし)」の中で問題視され、シュキは組織から追放処分を受けている。
それから10年の時が流れ、ノツゴは長瀞に出現。人間を襲いつつ、その強大な力で討伐に来る鬼たちももろともしない暴れぶりを見せた。
だが、シュキもノツゴの気配を察知して積年の怨みを晴らすべく活動を再開。仮面ライダー轟鬼(トドロキ)を襲い、朱鬼への変身能力を取り戻す。
最後はすでに引退していたザンキが師の暴走を止めるべく、無理を押して斬鬼に変身。ノツゴの大顎に捕らわれた朱鬼がかつて自分が行ったように、朱鬼もろとも攻撃するよう指示するも斬鬼はそれを拒否。ならばと放った音撃技「音撃奏・震天動地(おんげきそう・しんてんどうち)」の矢で自分もろともノツゴを貫いた。
こうして弱ったところに斬鬼が弦の音撃技「音撃斬・雷電斬震(おんげきざん・らいでんざんしん)」を放ち、ようやくノツゴは力尽き、爆発四散した。
身の丈(身長):23尺1寸(7m)
目方(体重):1500貫(5.6t)
特色/力:強固な外殻、尻尾の先端から飛ばす針
声:‐