うわん せいちゅうウワン(成虫)
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 三十五之巻『惑わす天使』(2005年10月9日放送)
■説明
洋館の男女によって生み出されたウワン(幼虫)が成長し、変態した姿。
大きな緑色の目に触角、針のように尖った口先が特徴。
背中にはセミのような薄羽が備わっている。
夏の魔化魍(まかもう)のように分裂能力を持つが、太鼓の音撃技でしか倒せないというわけではない。
幼体も使用できた口から吐く粘着液や胸の共振器から発する怪音波の能力はそのまま備わっている。
港区に出現した個体はスーパー童子、スーパー姫と組み、仮面ライダー響鬼(ヒビキ)、仮面ライダー威吹鬼(イブキ)、仮面ライダー轟鬼(トドロキ)を相手に奮戦。恋煩いで本調子でないとはいえ轟鬼、威吹鬼を翻弄し、優位を保ったまま戦闘を終えた。
その後、3体に分裂し、そのうちの1体が天美あきらを襲撃。響鬼、威吹鬼、轟鬼が駆けつけると、ウワン(成虫)2体も集まり、3対3の混戦となる。
1体が轟鬼の顔に粘着液をかけ、もう1体は威吹鬼の首筋に口先を突き刺すなど鬼たちにダメージを与えるも、今回は威吹鬼と轟鬼は恋煩いを克服しており、優勢だったのもここまで。
隙を付く形で響鬼が装甲響鬼(アームドヒビキ)にフォームチェンジ。装甲響鬼は1体に音撃鼓・火炎鼓を投げつけるや背の音撃棒・烈火(おんげきぼう・れっか)を抜いて渾身の太鼓の音撃技を炸裂させ、威吹鬼は1体に音撃管・烈風(おんげきかん・れっぷう)の射撃で鬼石を撃ち込み管の音撃技「音撃射・疾風一閃(おんげきしゃ・しっぷういっせん)」を放つ。轟鬼もまた、残す1体に音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)の刃を突き刺して弦の音撃技「音撃斬・雷電激震(おんげきざん・らいでんげきしん)」を繰り出し、この息のあった3人の鬼の連携によって3体のウワン(成虫)は同時に砕け散った。
その後も、多数の魔化魍が大量に同時出現するオロチ現象によって、三浦、館林、さいたまに出没している。
身の丈(身長):不明
目方(体重):不明
特色/力:増殖能力、共振器による超音波
声:‐