うわん ようちゅうウワン(幼虫)
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- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 三十四之巻『恋する鰹』(2005年10月2日放送)
■説明
洋館の男女によって生み出された人型の魔化魍(まかもう)。
特徴的な丸い頭部が目を惹き、両腕は昆虫の足先のように複数の鋭い爪が備わっている。
また、胸の共振器から超音波を発する。
針のような口先を伸ばして突き刺し、これで人間や鬼たちの血を吸う。また、口からは目くらましとなる粘着液も発射できる。
普段は土に潜っており、栄養を蓄えたのちはウワン(成虫)へと変態する。
港区に出現した個体は、狙った獲物を土中に引きずり込んで栄養分としていた。
その後、スーパー童子、スーパー姫と戦う仮面ライダー威吹鬼(イブキ)の援軍に向かおうとする仮面ライダー響鬼(ヒビキ)を土中から奇襲。爪でガッシリと掴んで捕縛すると、口先を伸ばして肩口に突き刺し吸血した。仮面ライダー轟鬼(トドロキ)が現れたため深追いはせず、轟鬼の顔に粘着液をかけて撤退する。
その後、魔化魍を捜索する轟鬼を奇襲。さまざまな能力を駆使して優位に立つも、続けて威吹鬼、響鬼が現れ、さらに響鬼が装甲響鬼(アームドヒビキ)にフォームチェンジ。音撃増幅剣・装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)で何度も斬りつけられたうえ、「トドメは俺が」と弦の音撃技「音撃斬・雷電激震(おんげきざん・らいでんげきしん)」を繰り出さんとする轟鬼に、音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)の刃を胴部に突き立てられた。万事休すとなるも、ここで音撃震・雷轟(おんげきしん・らいごう)の弦が切れるというアクシデントが発生。思わぬ珍事に轟鬼と互いを見合ってしまうほどだったが、運が良かったのももここまで。割って入ってきた装甲響鬼の「音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)」による音波攻撃を受け、粉々に砕け散った。
なお、港区には別個体も出現しており、こちらは成虫に変態している。
身の丈(身長):7尺3寸(2.2m)
目方(体重):42貫(157.5㎏)
特色/力:幼体から成体への成長・増殖能力、共振器による超音波
声:‐