KAIJIN

ばけねこバケネコ

登場作品
仮面ライダー響鬼
初登場回/初登場作品
二十六之之巻『刻まれる日々』(2005年8月7日放送)

■説明

夏に現れる魔化魍(まかもう)の一種で、人間と猫の外見を合わせたような姿をしている。

人間の生き血を餌にしており、太陽光を嫌う。

親をベースに子に分裂する特徴を備えており、集団による連携攻撃を得意としている。

親には9本、子には1本の尻尾が生えており、親が抜いた尻尾がが子へと変化する。抜いた尻尾はしばらくすると再生し、また新たな子を生み出す。

 

猿橋に出現したバケネコは廃寺を巣にし、バケネコの童子とバケネコの姫が捕まえた人間の生き血をすすって成長した。

生み出された子の2体は仮面ライダー響鬼紅(ヒビキクレナイ)と戦闘。そのうちの1体は太鼓の音撃技「音撃打・灼熱真紅の型(おんげきだ・しゃくねつしんくのかた)」を受けて消滅した。

直後にもう1体、子が出現し奇襲を仕掛けるもあえなく撃退。音撃棒・烈火(おんげきぼう・れっか)の鬼石に噛みついた個体が「鬼棒術・烈火弾(きぼうじゅつ・れっかだん)」で口内を燃やされ、怯んだところに灼熱真紅の型を受けて爆散した。直後、分が悪いと見たのか残った個体と、戦いを見守っていた童子と姫は退却する。

 

その後、巣にしていた廃寺をディスクアニマルに発見されてしまうが、これをすべて捕獲して破壊。だが、ディスクアニマルの欠片を集めることで情報を得た響鬼、そして仮面ライダー轟鬼(トドロキ)に巣を見つけられ襲撃を受けてしまう。

多数の子が得意の連携攻撃で迎え撃つも、響鬼紅と轟鬼に軽くいなされ全滅。

子の仇とばかりに親のバケネコはふたりの鬼を相手に奮戦。轟鬼の繰り出した太鼓の音撃技で尻尾を破壊されても戦意を失わず、轟鬼を蹴り飛ばして響鬼紅の首筋に牙を突き立てたが、ディスクアニマルの茜鷹(アカネタカ)と浅葱鷲(アサギワシ)に邪魔され、最後は響鬼紅が放った灼熱真紅の型を受けて消滅した。

 

その後も、多数の魔化魍(まかもう)が大量に同時出現するオロチ現象によって、鳩山、館林、さいたま、長瀞、狭山などに出現している。

 

身の丈(身長):7尺3寸(2.2m)/親

       7尺3寸(2.2m)/子

目方(体重):42貫(157.5㎏)/親

      41貫(154.0㎏)/子

特色/力:尻尾を切り離して分裂(親のみ)、俊敏な動きと集団による連携攻撃

声:塩野勝美(しおの・かつみ)

関連人物

  • クグツ(白・男)

  • バケネコの童子

  • バケネコの姫