仮面ライダー朱鬼
かめんらいだーしゅき仮面ライダー朱鬼
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 三十六之巻『飢える朱鬼』(2005年10月16日放送)
■説明
かつて魔化魍(まかもう)と戦う組織「猛士(たけし)」に所属していたものの、禁忌を犯して組織から追放されたシュキが、トドロキから奪った変身鬼弦・音錠(へんしんきげん・おんじょう)が発する特殊な音波をキーにして、自身の肉体を変化させた姿。
弦の使い手で、竪琴型の音撃武器、音撃弦・鬼太樂(おんげきげん・きたら)を使用する。
必殺技は「音撃奏・震天動地(おんげきそう・しんてんどうち)」。鬼太樂の弦を何度も弾くことで、音の波動を放つ、光の矢で標的を貫く、というふたつのパターンを使い分ける。
古代より伝わる呪術のエキスパートとしても知られ、花を炎の鳥に変えて使役する「式神」を生み出したり、肉体年齢を若いまま維持するなど、人知を超えた数々の技を操る。
かつて、弟子の仮面ライダー斬鬼(ザンキ)とともにノツゴと戦った際には、ノツゴの弱点である口腔部を狙うため、震天動地による光の矢で斬鬼もろとも貫いた。命は助かったものの、斬鬼はこの戦いで受けた胸の傷により鬼としての寿命を縮めることとなり、早くして鬼からの引退を決めることとなる。
ノツゴはシュキの両親の命を奪った憎き仇……。そんな複雑な事情があるとはいえ、シュキのあまりにも無謀な行動は組織の中で問題視され、彼女は追放処分を受けることとなった。
その後、再び怨敵のノツゴが出現したことで戦線への復帰を決め、吉野の神社に保管されていた鬼の鎧を強奪。その力でトドロキから音錠を奪い、仮面ライダー朱鬼(シュキ)への変身能力を取り戻した。
しかし、外道に堕ちた鬼は「鬼祓い」によってほかの鬼に粛清されることになる。再会したザンキが憎しみを捨てるよう諭すもその声は届かず、朱鬼はノツゴと激突。しかも、今度は魔化魍に両親の命を奪われた、同じ境遇の天美あきらを犠牲にしようと目論む。これは朱鬼を止めるため、自身の命を削ってまで鬼に変身した斬鬼の活躍により阻止されたが、ノツゴの反撃により朱鬼がその牙に捕らわれてしまった。
かつて自身がそうしたように、朱鬼は自分もろとも弱点を貫けと告げるも斬鬼はこれを拒否。ならばと震天動地を発動させ、自分もろとも光の矢でノツゴの口腔部を貫いた。
その後、斬鬼がトドメを刺してノツゴは討伐されたものの、この戦いの傷が致命傷となる。
今際の際で顔だけ変身を解除したシュキは、呪術が解けて老いた顔は見られたくないとザンキに頼み、その亡骸は黄泉路への手向けに添えられた多くの花々で隠されることとなった。
変身者:シュキ
変身時に使用するアイテム:変身鬼弦・音錠
変身者
スペック
■身の丈(身長):5尺6寸(約170cm)■目方(体重):34貫(約127.5kg)
- スペック