きだ かつみ紀田克美

「どうしても信じられない。信彦さんがゴルゴムになってしまったなんて」

■プロフィール

種族：人間

性別：女性

年齢：19歳

職業・身分など：大学生

家族など：秋月信彦（恋人）

　演：田口あゆみ（たぐち・あゆみ）

■説明

秋月信彦の恋人。

東星大学人文学部の2年生で、同じ学部に所属する南光太郎とは高校時代からの友人。信彦の妹、秋月杏子とも親しく、ふたりだけで出かけることもあった。

秋月総一郎が暗黒結社「ゴルゴム」によって命を奪われたのち、杏子は実家から喫茶店兼スキューバショップ「キャピトラ」へと移った。この頃に克美も光太郎からゴルゴムについて聞かされたようで、以後はキャピトラへ通って杏子を手伝っている。

信彦がゴルゴムの手に落ちたことも知っていたが、しばしば兄を案じる気持ちを表に出す杏子に対し、あまり内心を表に出すことはなかった。年下の杏子を支えると同時に、光太郎を心配させないための配慮だったようで、内心では杏子と同じかそれ以上に信彦を案じており、のちに彼が世紀王シャドームーンとして現れたと知った際は、珍しく杏子以上に動揺した姿を見せている。

当初、仮面ライダーBLACKが光太郎だとは知らなかった。ゴルゴムとの戦いが進むなかで薄々その事実に気づき始めていたようだが、その事実を明確に認識した時期は不明。また、光太郎や信彦の関係者という立場から、光太郎＝BLACKを倒さんとするゴルゴムによってしばしば拉致され、操られてBLACKを襲ったこともある。

のちに、BLACKが倒されゴルゴムに日本が占領されると、杏子とともに渡米。その後、BLACKの復活を知ると、克美は帰国を強く望む杏子を「足手まといになる」と説得、思いとどまらせた。