かんごふ看護婦（第31話）

「実加ちゃん、刑事さんに教えてあげて」

■プロフィール

種族：人間

性別：女性

年齢：不明

職業・身分など：看護師

家族など：不明

　演：日高ひとみ（ひだか・ひとみ）

■説明

港北医大病院に勤務する女性看護師。

入院した浜崎実加の看護を担当しており、彼女がフェリーの実況見分に参加する際も付き添っていた。乗客たちが一か所に集められた際、バズスティンガー ビーに襲われかけたが、乗船していた城戸真司に助けられている。

当初、実加が会いたがっていた相手が誰だかわからなかった。のちにそれが脱獄犯の浅倉威だと知り、ふたたび病室に戻った実加がベッドの陰で膝を抱えていることが多いのは、浅倉に会いたいからだと気づく。そして、たびたび見舞いに来る真司には、実加が誰もいなくなった船内で一晩中浅倉と一緒にいたことを知る。浅倉の思惑はどうあれ、実加にとっては唯一頼れる存在だったこと、そして家族がいなくなった実加は今も船内と同じ状態なのだろうと語り、今の実加にとって浅倉が心の拠り所だと真司に気づかせることになった。

その後、実加の表情がやや明るくなってくると、たびたび見舞いに来る真司の影響だと考えていた。実際は、庭から彼女の病室を見守る浅倉の存在ゆえだったが、そのことには気づいていなかった。