8月1日放送　※7月25日の放送はお休みです。


ストリウスがマスターロゴス、レジエル、ズオス、タッセル、そして自らの本の力をカリュブディスに喰わせ融合させた。そして、新たに生まれた謎の本。そのページが遂に開かれる。タッセル亡き後、崩壊を始めたワンダーワールドは飛羽真たちが一時的に楔を放ち侵食を留めていたが、ストリウスの新たな力によりその楔は外れ再び侵食が始まる。さらに、地下の墓所からある者たちを復活させる。それはかつて剣士たちの剣技を生み出し、マスターロゴスとともにソードオブロゴスを治めた四賢神だった。ストリウスと四賢神、そして剣士たちの世界存亡をかけた最終決戦が始まる――。

これまで一歩引いたスタンスで何かを見守ってきたようなストリウスが自ら動き出す。全てはこの日のため。ストリウスが求める“美しき終わり”とは一体何なのか。剣士たち、そして芽依、ソフィア、ルナ。それぞれが運命という名の未来に立ち向かう。そして、忘れてならないのはデザストと決着をつけた蓮の行動は？蓮とデザストの物語はまだ終わらない。そして、セイバーという物語も最終章ならぬ最後のページが開かれます。

（文責・高橋一浩）

～キャラクター紹介～
ゾックス・ゴールドツイカー/ツーカイザー：増子敦貴

ヨホホイ、ヨホホイ、ヨッホホイホイ♪
珍妙な歌と共に現れたのは、まるで世界観の異なるイケメン界賊。
ご存知、「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊一家の家長ゾックス・ゴールドツイカー/ツーカイザー役の増子敦貴くんです。
平行世界間ゲートを持っている世界海賊なら、放送枠の壁をヨホホイっと超えることもなんのその。
演じる増子くんも、以前とあるテニス作品で富加宮賢人役の青木瞭くんと共演しており、あっと言う間にマイペースな個性全開でセイバーチームに溶け込んでおりました。
でも、なんで踊るんですか？

オリヒメワルド：保志総一朗

7/7の七夕から約２週間遅れで降ってきたオリヒメワルド。そんなちょっとおバカな怪人をコミカルに演じていただいたのは保志総一朗さんです。
緩急自在の声とお芝居で、女性型怪人だろうと難なくこなしてしまう保志さん。東映特撮では「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオングリーンの相棒、炎神バルカの声としてもご活躍いただきましたが、仮面ライダーへは初登場！（…と言っても戦隊怪人ですが）
実は保志さんのキャスティングにはとある秘密が隠されており…（その理由はこのあと10時コウカイ！）
しかし、そんなちょっとおバカな戦隊怪人も持っている能力は強力そのもの。
星に願いをするごとく、短冊に書き込んだ願いが人間の心理に影響するというその能力はセイバー世界には反則級の強さです。（ただちょっぴり使い方がおバカなだけで…）
今回はギア毎破壊されでしまったオリヒメワルドでしたが、また強力な能力を持つ相方がこの後の「機界戦隊ゼンカイジャー」にも登場いたします。

お見逃し無く！



【ゼンカイジャー第２０カイ！「剣士と界賊、兄の誓い。」より】
ヒコボシワルド：保志総一朗

ということで、ご覧いただいたように合体スペシャルという名の保志総一朗スペシャル！と言わんばかりに、「仮面ライダーセイバー」に続き「機界戦隊ゼンカイジャー」で登場したヒコボシワルドの声を演じたのもなんと保志総一朗さんでした！
キャスティングを担当したのはゼンカイジャーの松浦AP。
見た目がコンパチ仕様のオリヒメワルドとヒコボシワルドは同じ声優さんで行けたら面白いのではないか、と諸田監督と相談していたとき。彼の中に何かが舞い降りました。
「オリヒメ…ヒコボシ…星…ほし…保志さんだ！！」
まさしく流星のごとく舞い降りたアイディア。
保志さんなら声質が高めで芸達者だから、女性声も男性声もどちらもこなせる！ということで熱烈オファーをさせていただいたというわけでした。
（保志さん、ありがとうございました！！）

〜現場通信〜

特別章「界賊来たりて、交わる世界。」ご視聴ありがとうございました。

今週は７月２２日（木）に公開される映画「スーパーヒーロー戦記」の公開を記念したセイバーとゼンカイジャーの奇跡のコラボレーション・特別編！！ということで
踊るゾックスに「なぜ踊るのですか？」と冷静に突っ込む倫太郎、敵怪人の攻撃を食らうヒロインに、パンダに乗って戦う追加戦士、配役はそれでいいの？な七夕伝説などなど…。
最終決戦真っ只中のセイバーでは最近見られていないような楽しい展開でしたね！

そんな特別章の演出を担ってくれたのは諸田監督。

セイバーとゼンカイジャーのどちらの作品でも監督経験がある、ということで白羽の矢が立ちました。
そんなスタッフィングに恥ないような上記の数々の演出に加えて、クロコダイオーに乗り込むゾックスとそれにしがみつく凌牙と玲花。

実は床に寝転んで、スタッフが風を送り込み、それを高所から撮るという手法を用いて見事な浮遊感を演出。
他にも、七夕伝説中に聞こえる牛の声。
「モー」と立派に聞こえるサウンドエフェクトの奥でうっすら聞こえる「モウモウ」という声は、倫太郎役の山口くんが「彦星に織姫を奪われた牛」というキャラ付けをしてアフレコで声を当ててくれました。
次から次へとこれでもかと楽しい演出を披露してくれた諸田監督。監督の頭の中は楽しいことでいっぱいなのでした。

今回の特別章と同タイミングでシリアスな状況のテレビ本編も並行して撮影していたキャストたち。
テンションのアップ・ダウンが激しくてなかなかハードな撮影期間だったにもかかわらず、変身前のアクションにチャレンジしたり、ゼンカイジャーの世界観も馴染むようにといつもより表情豊かにお芝居してみたりと、試行錯誤しながらも楽しそうに毎日の撮影に望んでくれておりました。

さあさあ、そんな中で表情が豊かにはならなさそうな二人がゼンカイジャーの世界へいってしまいました。
凌牙と玲花は全力全開な世界観に飲み込まれてキャラ崩壊ぜずに無事帰ってこれるのでしょうか…。
続けてゼンカイジャーもご視聴をお願いいたします！

〜現場通信　その２〜

機界戦隊ゼンカイジャー　第20カイ！「剣士と界賊、兄の誓い。」ご視聴いただきありがとうございました。

ゼンカイパワーに抗うも、最後には飲み込まれてしまった凌牙と玲花。
とっても楽しく、かつ兄妹愛が見える素敵なお話でした。


さて、今回なんといってもセイバーチームとしての話題の中心にしたいのは神代凌牙を演じた庄野崎謙さん。

視聴者の皆様には演じている凌牙のイメージが強く、おかたいイメージがあるかもしれませんが実は素の人柄は本当に気さくで、おもしろいことが大好き、そしてけっこう笑いをほしがっちゃう欲張りな方なのです。
今回の台本を読み、女装をするというト書きを見つけた時からおもしろスイッチON！
衣装合わせをするときからめちゃくちゃ前のめりに
「こっちの衣装の方がおもしろくないですか？」
「こういう髪型のカツラはどうですか？」
「すね毛は剃りますか？ありの方がいいですか？」
と提案しまくって、諸田監督も「まぁまぁ、落ち着いて。」という状況になっておりました。
そうして出来上がったこちらの姿。

意外ときれいな御御足！！大ふざけな格好をしつつも、キャラクターの筋はぶらさないいい塩梅だったのは、さすがの経験値のなせるバランスだったのではないでしょうか。
妹を拐われて錯乱するアクションも仮面ライダーの世界ではきっと絶対に見られない凌牙の姿。
恐るべしゼンカイワールド。

しかしラストにはバッチリ名乗りと決めゼリフ「俺を怒らせるな！」まで入り、最終的にかっこよく終われてホッとしました。（？）

そしてついに愛しのマジーヌとの共演を果たすことのできた神代玲花役のアンジェラ芽衣さん。

こちらは台本を手にした時からテンション爆上がりでわくわくと撮影を待ち望んでおりました。
現場でも動くマジ―ヌを見ては「かわいい〜」「きゃー！」と大興奮。
撮影終わりに本当はツーショット写真をとってほしいアンジェラさんだったのですが大好きすぎて「写真を一緒にとって。」という声をかけられずにモジモジしていたのですが、スタッフが気を使ってスーツアクターの下園さんにお願いしたところ快く受けてくれて、念願の写真を撮れたのでした。
（きっと放送終了後にアンジェラさんのSNSにアップされるはず！？そちらもチェックしてみてください。）

ラストシーンのマジ―ヌへのハグは企画チームがアンジェラさんの野望をオフィシャルで叶えてあげようと、台本打ち合わせの最初に出来上がったプロットの際からしっかりバッチリ、「いきなりマジ―ヌに抱きつく玲花」と書かれていたのでした。

とってもいい表情の玲花。いや、アンジェラさん。
それを見るお兄様がこちら。やっぱり笑いを欲しがっていますね。

駒木根くんを筆頭にスーツアクターさん、スタッフとゼンカイジャーチームに受け止めていただきキャストたちものびのび楽しく撮影をできました。
今回の特別章の100倍も200倍も楽しいミラクルが起こり放題になっている映画『スーパーヒーロー戦記』は7月22日（木）まもなく公開です！
ぜひ大きなスクリーンに、TV版では見られなかった飛羽真と介人のコラボレーションを見に来てください。

〜特別連載〜
■いよいよ公開まであと４日！『セイバー＋ゼンカイジャー　スーパーヒーロー戦記』を全力全開で楽しむポイント大コウカイ！！

仮面ライダー50周年＆スーパー戦隊45作品というWアニバーサリーを記念したスペシャルな映画が実現！その名も！！

『仮面ライダーセイバー＋機界戦隊ゼンカイジャー　スーパーヒーロー戦記』

このコーナーでは、映画を全力全開で楽しむための見どころを大公開していきます！

今回のポイントは…
超豪華すぎるスペシャルゲスト！！

本郷猛/仮面ライダー１号：藤岡弘、

仮面ライダーの原点にして頂点。
今から50年前、1971年4月3日に「仮面ライダー」第１話が放送されて以降、数々の苦難を乗り越えながらも子どもたちの憧れでありつづけた永遠のヒーロー。
それが、本郷猛/仮面ライダー１号役　藤岡弘、さんです。

先日の完成披露会見でのサプライズ登場に驚かれた方もいるでしょう。
アニバーサリーだから、今回も出てきて下さるだろうと思っていた方もいるでしょう。
そして藤岡弘、さん演じる本郷猛は見たことが無いという方もいるでしょう。

しかし、そんな様々なファンの想いを一身に背負って、５０年間、真摯に仮面ライダー＝本郷猛という存在に向き合ってくれたヒーローそれは藤岡弘、さんただ一人なのです。

この方を抜きにして５０周年は語れません。
そんな本郷猛が語るメッセージとは？

この映画は必ず今年の夏、このタイミングで、劇場で見ていただくことに意味がある作品となっています。
ぜひ感染対策をしっかりと行い、
この夏にあなたの心に宿るヒーローの存在を体感していただきたいと思います。


合掌。

（文責・土井 健生／湊 陽祐）