2021年 10月 10日放送

第6話 「エビルの正体!衝撃のショータイム!?」

脚本: 木下半太

監督: 上堀内佳寿也

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フェニックスからバイスタンプを盗んだ人物を特定するため、
やりすぎバイチューバーのボンを囮にした作戦を展開した一輝たち。

現れたオルテカとフリオと激闘を繰り広げる最中、
謎の黒い仮面ライダーがリバイスを襲う。

外では待機しているはずのフェニックスの隊員が
1人残らず倒れている。

一体、何が起きたのか。
一体、何者の仕業なのか。
戦いを終えて変身を解いた、その男の正体はーー。

そして一輝はしあわせ湯に舞い込んできた
新たな依頼に首を突っ込む。

交通事故に遭った弟の裁判が、意図的に不利な方向へ
誘われているという。
それを主導していると思しき悪徳弁護士、工藤の
不正の証拠を暴くため、
お節介ライダーとお調子者悪魔が立ち上がる!

見どころ

いや〜一輝の世直し大作戦はとんでもない風雲を
呼び込んでしまったようです。

予期せぬ新たな仮面ライダーが登場したところで次回!
という何とも意地の悪い終わり方で恐縮ですが(笑)
6話はもちろんその解決編。
仮面ライダーの文脈としては由緒正しき(!?)
コウモリの力を使って変身する怪しげな仮面ライダーの
正体が明らかになります。

その本命は5話で徹底的に怪しく描かれた、
司令官返り咲きを目論む分隊長、門田ヒロミ。
下馬評通り、彼がリバイスを襲ったライダーなのか。
フェニックスからスタンプを盗んだのか。
そして演じる小松準弥くんは待望の変身を遂げる
ことができたのか!?!?

と、製作陣は意図的にヒロミに誘導、煽っているように
見受けられますが、他にも怪しい人たちはいましたよね。
裏をかいてヒロミじゃないのか。
さらにその裏をかいてやっぱりヒロミなのか。

お気づきの方もいらっしゃるかと存じますが、
この文章もいつもより抽象的です。薄っぺらいです。
そう、その通り!言えること…ないんですよ…

ここで口を滑らせて、上堀内監督の緻密な
演出を台無しにしたくないので…皆さんも諦めて(笑)
この1週間は悶々とした時をお過ごしください。

5話では国民的人気を誇る落語家の
林家木久扇師匠にゲスト出演していただきました。
視聴者の皆様にも喜んでいただけたと思いますが、
実は現場のスタッフ一同、それ以上に大喜び。
師匠がいらっしゃると、現場特有の緊張感が
一瞬で解れるといいますか、なんだか和やかな
ムードが漂うんですよね。たった1人でここまで
場の空気を変えてしまうその存在感…言葉では表現
できない何か物凄いモノを見た、そんな感じが
しました。師匠、ありがとうございました。

6話は悪徳弁護士の工藤を河合我聞さんが
これでもかというくらい意地悪く演じて下さっています。
河合さんとは「仮面ライダー鎧武」のスピンオフ作品、
「仮面ライダーバロン」でご一緒させていただきましたが、
現在、極悪人を演じたい周期に入られているようで(笑)
工藤を一癖も二癖もある難敵に仕上げて下さいました。

謎の黒いライダーの正体も気になりますが、
各話を彩るゲストの方々にも、ご注目ください。

そして、「仮面ライダーリバイス」大好きキャンペーンの
募集が始まっておりますが、すでにたくさんの
ご応募頂戴しております!ありがとうございます!

視聴者の皆さんの「なりきり写真」や描いた「似顔絵」
が番組内で一輝やバイスによって紹介される大チャンス!
この機会にぜひ、家族でチャレンジしてみてください。

応募はこちらから↓

https://www.tv-asahi.co.jp/revice/news/0007/

それでは次週もお楽しみに!


(文責・望月 卓)

第5話 あとがき

〜ゲスト通信〜
ボン:宇佐卓真


バイチューバーのボンを演じたのは宇佐卓真さん。歌・ダンス・楽器も得意とこれだけでも凄いのですが、更に自身のアパレルブランドもプロデュースするなど、マルチに活躍しています。(多彩すぎ!)
レギュラーキャストと年が近いこともあり、撮影現場は和気あいあい。日向くんは元々、宇佐さんのファンだったこともあり「取材!?」と思うくらい、前のめりに色々と宇佐さんからお話を聞いていたのが印象的でした。
この撮影のために、ド金髪に髪を染めてくださり、ありがとうございました!!



本田茂夫:林家木久扇

ボンの祖父、本田茂夫を演じたのは林家木久扇師匠。「当たって砕けろ」の精神でお声がけした際のエピソードですが、生前の石ノ森章太郎先生と親交があり、仮面ライダー50周年という節目の年というのも何かの縁なので是非!ということで、快くお引き受け頂きました。
いざ撮影に入ってみると、あら不思議。木久扇師匠がいるだけで、本当に笑いが絶えないのです。撮影の合間では、キャストのみんなと色んな話をし、名入り千社札ステッカーをそこにいた人全員にプレゼントしてくださるなどサービス精神満点!木久扇師匠、本当にありがとうございました!!



〜ボンと茂夫とあわまんじゅう〜

茂夫が、「しあわせ湯」を訪れた際、ボンの元を訪れた際、いつも手にはビニール袋が。中身は福島県の銘菓である「あわまんじゅう」です。ふたりが福島県出身の設定というのは、台本上には元々なく、上堀内監督の演出によって生み出されました。方言指導の方にお越しいただき、木久扇師匠と宇佐さんは練習を重ね、本番に臨みました。今までずっと標準語で話していたボンが茂夫の前で福島弁で話すシーンは、登場人物の背景がさらなるドラマを生みとても素敵です。第5話で筆者が好きなシーンの1つです。

第5話「世直しライダー!裏切り者は誰だ!?」改めてご視聴ありがとうございました。
「しあわせ湯」がお悩み相談所として機能し、一輝が解決していくという新たな展開。
そして、仮面ライダーエビルの存在。
何が一体、目的なのか…。
ますます見逃せない第6話にどうぞご期待ください!


(文責・百瀬 龍介)