第18話
駆け抜けろ！進化のファイヤーロード！

みなさま、新年おめでとうございます。
本年も『仮面ライダーガッチャード』をよろしくお願いします！
（並びに大ヒット公開中の映画『仮面ライダー THE WINTER MOVIE　ガッチャード＆ギーツ　最強ケミー★ガッチャ大作戦』もぜひ！）


ということで、2024年。辰年です。
そんな辰年に相応しく、来週も昇り龍の如く、怒涛の勢いでガッチャードは加速していきます。


この「加速」というフレーズ。
昨年末にも使わせていただきましたし、なんなら新ビジュアルにも

「錬金術（ケミストリー）は加速する！」

などと使わせていただいておりますが、よくよく考えると意味分からない笑

当て字も間違ってるし、なんならどちらかと言えば、お隣のバクアゲな皆さんにこそ相応しそう。


こんな意味不明なワードにしたことには一応意味がありまして。
せっかく皆さんに2週もお待ちいただきましたので、その種明かしをしようかと思います。


まずひとつには。

17話からリニューアルしたオープニングテーマ「CHEMY×STORY」に掛けるため。

元々BACK-ONさんによる爽やかな曲でしたが、FLOWさんによる編曲を経て、更にギターやドラムのビートが細かく刻まれ、更に疾走感あふれるアレンジとなりました。（TVサイズが配信中＆CD予約受付中ですので、是非DLしてご確認下さい！）


つまり、ケミストリー（CHEMY×STORY）は加速する！
というわけです。

……何のひねりもないですか？



そうですね。


ということで、ふたつめ。

16話を境に、段々と物語のギアを上げていく（加速する）展開を表現するため。

年明けから新OPで盛り上げることが決まっていたことは前回申し上げた通り。

しかし、新展開突入の1週だけ盛り上げても、それ以降の展開が盛り上がらなければ見掛け倒しの新展開となってしまいます。
だからこそ、マジェードも、仮面ライダーヴァルバラドも、レジェンドも、TV未登場のキャラクターをまとめて新ビジュアルに詰め込みました。

ある意味盛大なネタバレ。
でも、それ以上に目指したかったのは新番組感。
3人の主人公が登場する新番組がここから始まったと考えれば、たとえ1話で全員が登場しなくても3人共ビジュアルには載るでしょう。というイメージです。

もっと言えば、キャラクターが明らかになったとしても、それ以上に予測不能な物語が繰り広げられれば良い。という自分たちで自分たちのハードルを上げるような真似をしてしまったわけです。（ヒエー！）


というわけで、その予測不能が17話ラストのあの展開でした。（一応ネタバレ回避のためここでは伏せておきますね。下記の富良洲高校掲示板では思う存分語られていると思うので17話未視聴の方はご注意を）


これが、２速（セカンドギア）。
来週が３速、再来週が４速、その次が５速、６速、とギアを上げていくイメージ。
それが
錬金術は加速する！
というわけです。

ちなみに、ここで改めて申し上げておきますと。
仮面ライダーガッチャードは「明るく！見やすく！」をテーマにお送りしております。
この展開も全て明るく！見やすく！お届けします。ご期待下さい。



そして最後の一つ。

それは……来週の放送を見てください！笑



既にOPでもネタバレしている仮面ライダーファイヤーガッチャードの登場！
これ以上は本当にネタバレになるので言いませんが、、、本当に、本当に錬金術が加速してます！

企画サイドの無茶なオーダーに見事応えていただいた田﨑監督、福沢AC監督の辣腕ぶりにどうぞご期待下さい。

（文責：湊 陽祐）

……と、いうことで。




ネタバレを回避した皆様ようこそ。

ご期待に応え（？）
ここからは思う存分、ネタバレだらけでお届けします。

なんと来週18話では
ガッチャードデイブレイクの〇〇が△△に……！？！？


って、さすがに次回のネタバレはご法度。
今週のネタバレに尽力しましょうね。

第2シーズンとはこういうことか（？）
嘘だと言ってよ、ミナト先生！！


前にこのページで書いた気もしますが

10話までを
第1章「ガッチャ！ケミー！」篇　
と称するならば


11話～15話
そして時系列的には15.5話であるところの
冬映画までを含めて
第2章「襲来！ レベルナンバー10！」篇。

そして、実は先週16話
ガッチャードデイブレイクが登場した前回から
新章はすでに始まっていたのです。


新たな脅威と未知なる味方。

破壊する月、未来への伝令。
ムーンブレイク・メッセンジャー。

そう、17話まで来て
初めて章題を解禁できます。

16,17話から始まっていたのは

第3章「解体！錬金アカデミー！」篇　

だったというわけです。




ガッチャードデイブレイクが告げた未来。
その暗き未来の始まりが、この17話。

教師・ミナトの離反でした。


ですが離反と言っても
ミナト先生のスタンスは実は変わっていません。

「ケミーの掟。ケミーを目撃した者の記憶・記録はすべて消し去るべし」

再三再四、ミナトが行ってきた行為の矢印が
外から内へ、変わったというだけ。


闇堕ちなどという生易しいものではなく
だからこそ、もっと根深い何か。


言い換えればそれは
大人だからこその、ある種のジレンマ。



保守と革新。
大人と子ども。







もっと言えば、理想と現実。
信じることと、疑うこと、そのジレンマ。



ジレンマ……ジレンマ……




…………！！
(何かを思いついた顔)








ジレンマと言えば！(？)

護ることと、戦うこと……！！










そう、Dilemmaは終わらないーー走り続けても！！

End Justiφ…………じゃねーよ！！！！！！！！

Vシネクスト
「仮面ライダー555 20th パラダイスリゲインド」は
実はもうすぐ！2024年2月2日（金）公開！(！？！？)












……失礼しました。
疾走する本能が出てしまいました。

（…………💢 ｽｯ）


ご、ごめんなさい！
記憶消去だけは勘弁して！！！

真面目な話しているんだから
半端な脱線はいけません！


書き手がガッチャードと555_20th
どちらも担当しているからって
越権行為スレスレの宣伝行為はやめましょう。



ま、まぁドレッドライバーも
デルタギア並みにいろんな人物が使っているし……（？）

おかげさまで（？）縄田さんドレッド
これにて４役目！

全部しっかり表現が違う縄田さん
さすが過ぎでございます。



先の話に戻ると（戻るな）

実はミナト先生を考える際の参考文献としては
当て擦りではなく
「555」って、あながち間違いでもない気が。


それは
〝相反する内部領域を抱える者のドラマ〟
という意味で。


そして、今回ミナトは「保守」を選んだ。
「若さ」と「夢」を駆逐し、秩序を守った。

それは闇の錬金術師「グリオン」の帰還が
大きなファクターとなっているのでしょう。

ここでちょっとした設定補完コーナー！


ミナトとグリオンの初邂逅は
錬金アカデミー内で、グリオン様の方が待ち受ける形でしたよね。

いくら警備がザルっぽい（！？）錬金アカデミーとはいえ
あそこまで堂々と敵の侵入を許すわけではないでしょう。
（緊急事態という風でもなかったし）


ではどういうことか？


あの時点でグリオン様が
「アカデミーに平然と居た」ということは
裏を返せば
「アカデミーに居てよいという〝認可〟が出ていた」ということ。


要するにグリオン様は
錬金アカデミーを運営する
「錬金連合」の上層部と
ミナトと会う前に何らかの邂逅を果たしており

手段はどうあれ、連合上層部から
その「認可」を事前に貰っていた、ということが推察されます。

つまりグリオン様は
単なる不法侵入おじさんじゃなかったってことですね。
いやー良かった良かった。



しかし、彼に相対した際のミナトの表情は

単に、外から現場を知らない上司が来た
というだけではなさそうな感じ……。

何やら因縁めいた諦念、グリオン様に対する
ミナト先生「個人」としての感情が、そこには見て取れますが、その真相はいかに。









……それにしても錬金連合
聞けば聞くほどロクでもねーな！！！！！！


そんな腐った組織さっさと捨てちまえよ、と言いたくなるのが人情ですが
一度入ったコミュニティは、そう易々とは抜けられないのも、これまた人情。

ましてや、形だけであっても
その組織のおかげで保たれている秩序（世界）があるなら尚更。


ちょっとしたネタバラシすると
錬金連合、最初のイメージソースが
「味方サイドのゴル〇ム結社」
だったこともあるくらいですから
腐って当然ではありますが……。





そんな組織から、付かず離れずやっているのが
こちらのプロフェッサー鏡花さん。

この〝プロフェッサー鏡花〟という字（あざな）。
早速誰も使ってないですね＾＾
というジョークはさておき。

鏡花さんを通して
だんだんと人間味が出てきた黒鋼センパイ。

そ　し　て　こ　の　顔　で　あ　る



いやなんかすっっごい満足げ！
さしもの超A級も
福田沙紀さんのやさしさには勝てなかったか……。

だってもうめちゃくちゃ笑ってますもんね！
スパナにこんな一面があったとは。




イカンイカン。
どうしてもスパナくんは弄りたくなってしまいますが

それぐらいのポテンシャルがあるキャラクターということです。
だから今後もしっかり転がしていきたいので……



ミナトの離反に最初に立ち会う重要な役目は
やはりスパナが担うことに。

いつもは見せない必死の姿に
異常事態、ということを宝太郎（と視聴者の皆様）に瞬時にわからせる。

ここの流れるような危機感は
柴﨑・福沢両監督の巧みな演出と
藤林くんのガンバリによるもの。

皆様
素晴らしいシーンをありがとうございました。


でもでも
スパナは一体
これからどうなっちゃうの～～！？！？！？！？

……と、お思いの皆様、ご安心ください。

しれっと新OPで変身してます。

キャラ導線の品質保証。
結果的ではありますが、今風といえば今風なのか……。

それにしても三姉妹のアカデミー制服姿。
かわいいはかわいいですが
アレ誰が命じたんでしょうね。


もしかして
指揮権握ったグリオン様のシュミですか……？


皆様はなんらかの権力を手にしても
構成員の衣装を勝手に変える横暴はしてはいけませんよ。

それにほら、なんだかんだ冬は寒いから……。
グリオン様流のお気遣いだったのかも。

（主にクロトーさんへの……）



三姉妹といえば、昨年大晦日に
ＴＴＦＣで配信された
「仮面ライダーガッチャード 未完計画」にて
アトロポス姉さまがネタバレしていたシーンもバッチリ放送されていました。

ということで、大事な新要素。
「お兄様」たちこと、邪悪に蠢く
ミイラ纏いし「悪意人形」の皆様のご紹介です。

こちらも王道ではありますが

「年明けからフェーズが変わる感」の一環として用意した
「各話敵の強化」というイベント。


ふつうの「銀」マルガムから
グリオンお手製の「金」マルガムへの
ランクアップ。


マルガムに必要な素材である「悪意」を
もっとも純粋に凝縮したのが
こちらの「お兄様」たち。

人間には、肉体や善意などの不純物が混ざっていますからね。

それらを排除して
もっとも効率的な形で悪意とケミーを結合させるために
グリオン様が実験で生み出したのが、この人形たちなのです。

あれ？
「人形」である彼らを「お兄様」と呼ぶなら
冥黒の三姉妹って、もしかして……？









そうそう、この悪意人形たちには
それぞれにしっかりした人格がありまして

マルガム化したときの性格は、その人形準拠になっております。

つまり、ムーンマルガムのあの気障ったらしい性格は
ケミーである「ネミネムーン」の性格ではなく
素材である悪意人形さんの性格。

ケミー本体の意識は
銀マルガムと同じように封印されています。

そして金マルガムのもう一つ特徴として挙げられるのが
現在のガッチャードじゃ倒しきれないという点。

今週の爆炎の中からの復活。
あれはムーンさんの固有能力ではなく
それほどまでに、悪意人形は結合する力が強いということ。
強く強く、鎖で縛られたケミーたち。


その鎖ごと、焼き切れる力があれば……！


さてさて、どうなるのかは次回以降のお話。





この黄金マルガム、制作的には
素（もと）になるゲストさんが居ないので

元祖戦隊怪人スタイル
つまり声優さん怪人の解禁です。


いや戦隊怪人じゃねーよ！
という突っ込みは置いておいて。


その第一号は
マッドウィールなどでおなじみ坂泰斗さん。
あまりにナイスな低音ボイスで初陣を飾っていただきました。

いや～～
お芝居に幅があって本当に素晴らしい。
ケミー「ネミネムーン」の声も坂さんにやってもらっていますが
翻ってそのムーディーさたるや！


坂さん、ありがとうございました！
引き続きよろしくお願いいたします。



そして声といえば！

電撃発表！
ガッチャード デイブレイクの声をご担当いただいたのは
なんと！　DAIGOさん です！！

16話の時点からお気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが
まさかまさかのご出演…！！


デイブレイクの背負っているものと
圧倒的な強さ。

そして何よりその「只者じゃない感じ」を担っていただくのに
これほど適任な方が、ほかにいらっしゃるでしょうか。

それぐらいに、存在感あふれるDAIGOさんのパワー。

ひとつひとつのセリフに、とても丁寧に取り組んでくださって
その重さと大切さをかみしめるように演じてくださったDAIGOさん。

アクションボイスも、無論素晴らしく！
非常にスムーズに収録自体も行われました。

仮面ライダーといえば、バイクで登場！！

デイブレイクに与えられた命題
「とにかくひたすらカッコいい」を
めちゃめちゃ地で行っていますこのキャラ。
すごい。さすが浅井さん。

ちなみにこのゴルドダッシュ
実はデイブレイク用の限定仕様となっておりまして、ところどころ模様が違っています。
（デイブレイク仕様のゴルドダッシュのカード柄合わせ）


そんなところまで
しっかりガッツリ力を入れている
ガッチャード デイブレイクさんですが
その名称で混乱している人が多そうなので、ここらで整理。

まず、このマントなしのマフラー露出が通常状態。

ドライバーに強化ユニットであるイグナイターが付いていない

正式名称：仮面ライダーガッチャードデイブレイク スチームホッパー

となります。
こちらがいわば普通のキャラの「変身前」で。

そしてドライバーに「ガッチャーイグナイター」をセットすることで
マントを纏い、戦闘モードに移行する。

この形態が

仮面ライダーファイヤーガッチャード デイブレイク スチームホッパー

という
非常～～に長ったらしい名前。
だから総称して

「ガッチャード デイブレイク」

と呼んでいるのです。

こっちが　デイブレイクで

こっちがファイヤーデイブレイク。







……なんだかこ〇亀のあの画像みたいですね。

しかし素人であったとしても
使えるようにならなくてはいけません。

あの激ツヨアイテム
ガッチャーイグナイターを。

来週は奇しくもそんな
「素人・一ノ瀬宝太郎」のお話。


誰かに託された仮面ライダー。
誰かに導かれた錬金アカデミー。


これまで受け身の素人でしかなかった宝太郎が
その与えられた役目と居場所を奪われたら？


「頼まれただけの人は、もう仮面ライダーやらなくてもいいけど、どうする？」


という命題を突きつけられた
〝素人〟一ノ瀬宝太郎は

いったい何を選ぶのか？

来週はいわば
ガッチャード第１話リターンズ。
この話のために、16,17話があります。

16，17，18話は、3話ひとつなぎ。



素人錬金術師の、進むべき道とはーー？



出口のない状況ガチ迷路
打開してけ Use your imagination

でも
わかり合えば　最高に強くなる！！





加速してくガッチャード
引き続きお楽しみに！


以上、富良州高校掲示板でした！

（文責：松浦大悟）