第16話
クライシスXmas！オロチ事変

さて先週の続き。

ついに今週金曜、12/22より公開される
「仮面ライダーWINTER MOVIE ガッチャード＆ギーツ 最強ケミー ガッチャ★大作戦」

影のプロデューサーがガッチャードチームに押し付け……ゲフンゲフン。
与え給うた２つの戦略。その２つ目。


それは、、、TVシリーズ完・全・連・動！！！！！



むかーしむかしのそのむかし。
「劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生」(2007)という映画にて、TVとの完全連動を掲げたことがあります。

映画公開前の数週をかけて映画へとつながるシーンを仕込み続け、しかもそれが映画のクライマックスへの布石となる。
更には映画でのクライマックスシーンの出来事が影響し、映画公開後に放送されるTVシリーズでのパワーアップフォーム誕生のきっかけとなる。
といったように、

「TV見てるやつは絶対映画見ろ〜！」
「映画見たやつは絶対TV見ろ〜！」

という当時のプロデューサーの強烈なメッセージが聞こえてくるようです。（電王のプロデューサーって……ウッ、頭がっ！！！！）


しかし、それは裏を返せば「映画を見に来たお客様に対して、絶対に映画料金分お得を感じさせる！」というサービス精神の現れでもあります。
いまや映画は大人一般2000円。
もはや結構贅沢なディナーが食べられる金額です。（今作は親子ペア券がちょっと割引！）

その金額を支払って見ていただくからには！
豪華入場者特典や、感動の物語、迫力の映像はもちろん。
この先のTVシリーズを更に楽しめるしかけを作り、映画を見た人だけがドヤれるようにする。

そのための完全連動というわけです。

そのキーマンとなるのが、15話でついに本性を現し始めた本宮リヒト調査官。

実は釘宮を演じる本宮泰風さんには先に映画の台本を渡しており、1１話から全て映画への登場を見据えての登場でした。
なぜレベルナンバー１０に拘っているのか？
そして同じくレベルナンバー１０であるクロスウィザードを従えて何を企んでいるのか？
さらに本日映画情報も解禁されたギーツキラーという姿。

映画を見ていただければわかります。

そして、連合の調査官が映画の悪ボスとなっていること。
このことが16話以降のTVシリーズに大きく関わっていきます。

TVのガッチャードから映画館に足を運んでいただく方も！
映画で初めてガッチャードを見ていただいたという方も！

映画とTVシリーズを両方見ればガッチャ２倍で楽しめる！

ということで、可能な方はぜひ年内には映画をご覧いただけますと幸いです。

（文責：湊 陽祐）

タララタッタッタ♪

タララタッタッタ♪

タララタッタッタ♪

ユーフォー！！！




・・・




楽しそうで何より！！！



見事な「UFO」を披露してくださった3人、
実はダンス練習なしでこの完成度！さすがでした！！



ということで、
キッチンいちのせに無事ひと足早いクリスマスがやってきました！


それもこれも、
宝太郎たちが戦いを諦めなかったからガッチャできたもの！



でも、諦めずに戦えたのは
みんなの強い思いがパワーになったからでした。

「みんなを守って！」という声を受けて、
その思いをパワーに変えた宝太郎。
というより、その思いが自分のパワーに変わることに気づいた宝太郎。



最初は、ケミーのために、そしてケミーとともに生きる未来を目指して
ガッチャードとして戦い始めた宝太郎でしたが、

ケミーだけではなく、
大切な人のために戦い、死を感じるような経験もして・・・


そんな中で今回は、
間辺親子といった、いわゆる一般人も含めて
『人を守る』という、ヒーローとしての自覚が
宝太郎にも芽生えはじめたことを表現したい！という回でした。


「力は誰かを守るために使うものだろ！」という台詞が
まさにその自覚と成長が垣間見えた部分。



どんどん成長してパワーアップしていく宝太郎に、
ぜひパワーをもらっていただけたら嬉しいです！




さて、今回パワーアップしたのは宝太郎だけではありませんでした！

今までアトロポスにやられっぱなしだったりんねも、
ついに反撃！！！


爽が父親・譲のことを守ろうと必死になる姿を見て、

風雅は裏切り者だと心を揺さぶられ続けたりんねも
信じる気持ちを固めて反撃に出ました。



仲間や家族を信じ、大切にすることが人間の弱さだと馬鹿にするアトロポスに、
「可哀そう」と言い放ったりんね。



これまで、アトロポスの言葉に動揺するばかりで何も言い返せなかったりんねが
逆にアトロポスを動揺させる策に出るとは・・・


彼女も人を守るために、そして自分の風雅を信じる気持ちを守るために、
成長を果たしたのでした。

そして、こちらの方もしれっとパワーアップ。。。

これまで冥黒の三姉妹のマルガム化は、
同じ属性のケミーの二重錬成がマックスでしたが、


今回、プラント属性ケミーの三重錬成マルガムに・・・。




そんなラケシスマルガムが襲いかかったのは間辺親子。

娘を守るために頭を下げ、頭を踏みつけられる父親の姿、
とても心に来るシーンでした・・・


これは、譲を演じていただいた白石朋也さんのアツいお芝居の賜物！
白石さん、ありがとうございます！！


娘に見られて幻滅されたと感じていた、頭を下げるという形で
娘を守る選択をとった譲。


力でなくても人を守ることはできる、
そんなメッセージが伝わるシーンでした。

さて、譲は「超常惑星」での連載が決まるというラストに！


余談ですが、
もともと、お父さんは普通のサラリーマン・趣味で恐竜を追っているという設定でしたが、
「諦めず夢を追いかける」という宝太郎とのリンク性を出すために、
オカルト記事をメインにするフリーのライターという設定に。

さらに、最後にどうハッピーエンドを表現しよう？となったとき、
どうせならオカルト雑誌「超常惑星」がつかえるのでは・・・！となったのでした。


まさか加治木以外に超常惑星Tシャツを着るキャラクターが出てくるとは・・・




そして、何といってもポイントは「エックスレックス」の写真が
2人の手元に残ったこと。

本来はケミーの掟で、ケミーの記録・記憶はすべて消し去らなければなりませんが、
ミナト先生の粋な計らいで、写真という記録が2人に残りました。


でもこの計らいは、きっと宝太郎に影響されたもの。



これまでケミーと人が関わる場合、どうしても最後には記憶消去がついてきました。


第5話のレスラーGと旭の切ない別れ、

第7・8話ではサボニードルの花を残しての別れ、

第9・10話では、UFOエックスが生んだ運命の出会い直し、

そして今回、
プレゼントとして残ったエックスレックスの写真。



実は、話が進むごと、
ケミーが秩序を乱す存在として完全に消し去られるのではなく、
人にプラスの影響を与える形で一部が残る、意図して残すように変化しています。


それはまさに、宝太郎が目指す、ケミーと人がともに生きる未来の実現に、
本当に少しですが近づいているということ！


そして、そんな考え方が宝太郎からミナト先生をはじめ、周りに浸透しているということ！


そんなケミーと人の関係性が宝太郎の存在によってどう変わっていくのか、
今後の物語もぜひお楽しみに！





さて、「レベルナンバー10月間」は
UFOエックスとエックスレックスのガッチャにて終了！


レベルナンバー10のケミー登場は、
12月22日（金）の公開まで1週間を切った
『仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード×ギーツ 最強ケミー☆ガッチャ大作戦！』


に引き継がれます！！！！


ということで、、
最後に登場したのが釘宮とクロスウィザード！

2人はなぜ宝太郎たちを見ていたのか、
また、11話から登場していた釘宮の怪しさの訳は、


12月22日（金）公開の
映画をご確認ください！！

（文責：原島果歩）

山口監督がライダーのメガホンをとるのは、
2018年の「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER」以来！


笑いあり涙あり、ガッチャありのてんこもりの内容を
これでもか！と詰め込んでいただきました。


そしてなんといっても山口監督といえば、しびれる爆発演出！

映画でももちろん健在！！

2大ライダーが炎をバックにバイクで走るのは、
5年ぶりの演出だそうで・・・！


その迫力とかっこよさ、ぜひ劇場の大きなスクリーンでお楽しみください♪