第15話
掴めハッピー！ 輝けガッチャリバー！

いよいよ！
「仮面ライダーWINTER MOVIE ガッチャード＆ギーツ 最強ケミー ガッチャ★大作戦」
の公開が近づいて参りました（タイトル長っ！）
https://kamenrider-winter.com/index.html

ということでこの場を借りて少し映画の話をしたいと思います。

まず今回の映画の成り立ちから。
最初に冬映画企画の話をしたのは忘れもしない2023年7月4日。

この日付、おわかりいただけたでしょうか？

勘の良い方……でも気が付かないと思いますので早々にバラしてしまいますと、ニュースリリースにもなった東映キャラクター戦略部が発足した直後なのです。。。
https://www.toei.co.jp/company/press/1232213_2819.html


ということは……
そう、今回の冬映画を牛耳っている影のプロデューサーがいたんだよ！！！

（な、なんだってー！！）


と、いうことで笑
その白い影の協力のもと戦略を練り、二つの答えに辿り着きました。


その一つ目は、、、ケミーを徹底的に可愛く！！！！！


仮面ライダーはカッコいいもの、カッコよくあるべしという固定観念を取り払い、可愛いケミーたちの魅力を最大限に活かす方針をとりました。宣伝チームとも即座に共有し、出来上がったのがあの特報映像です。

カッコいい仮面ライダーの活躍を安定のカレーとして、それはもちろん提供することが大前提。でも、それじゃいつもと同じ。

しかしガッチャードとギーツなら。
ケミーと、動物モチーフのライダーたちなら。
可愛いケミーたちという、甘いスイーツも一緒に楽しんで貰える。

今年しかできない映画、そのオリジナリティを追求し、そんな戦略を立てて望みました。


先日映画は完成しましたが、試写を見てその狙いは間違ってなかったと実感しました。
最初から最後まで、全く飽きのこない楽しさ。
笑えて、泣けて、熱くなれる。

この冬はぜひ、ガッチャ大作戦にご期待ください。
（特典のカードも超豪華！）


そしてもう一つの答えは……来週のガッチャどころで。
（15話のとあるシーンがそのヒントとなります！ご期待ください）

（文責：湊 陽祐）

郊外にひっそりと臨む湖畔ーー。

ここは週末のレジャースポットとして
主に付近の襟草市民から癒しエリアとして人気を博しています。

ご覧ください！　この恵まれた天候！！

なんとも穏やかな景色……見ているだけで心が安らいで……

ギャー！！！！！！！！！！！
化け物！！！！！！




















いやコワすぎますって。
やっぱりケミーは危険な存在！　封印したままにしておきません？ 宝太郎さん。

と、そうも言ってられないガッチャード。

人喰い恐竜エックスレックスにも
理由を探すやさしさがモットーの番組です。

ちなみに、サブタイ係としての裏話。
この話の没サブタイトルはこんな感じでした。



・Xの記憶　レックスの夢！
（幼い宝太郎と間辺、合わせて＝X　の記憶）
・人喰いエックス！？ 紅きレックス！
・夢追い親子とキケンなレックス



2番目が有力候補だったのですが
最終的に「人喰い」はワードとして刺激的すぎるだろうということで
「パクっとレックス！キケンなエックス」に。


そんなわけで
エックスレックスのキャラ付けに深くかかわるのが
その「食べる」という部分。


そもそもこれは
今週の最後に登場した
「スーパーガッチャード　クロスエックスレックス」
という、ガッチャードのパワーアップフォームのデザインが発端でした。

本編ではCGカットで次回ヒキでしたが
特別にここで先行公開！


クロスエックスレックスのデザインを進行する際
最初はいわゆる
「未来ロボ　ダルタニ〇ス」に端を発する

お胸にライオン顔（もしくはティラノ）

という
玩具界における黄金パターンが提案されておりました。
（△映でいえばアバレンオーとか。まぁ某未来ロボも△なんですが）


つまりエックスレックスの顔が
ガッチャードの胸部にドーンとあるような感じですね。


しかしここで巨匠、石森プロの田嶋デザイナーが一喝！


「UFOに比べて、ビックリ感が足りない！　もっと目を引くものを！！」


そうして田嶋さん自ら熟考。
その結果、出てきた答えが……


「もうベルトごと食べられてしまえば良いんじゃね？」

というものでした。



たしかに、ベルト下に顎があることで
黄金パターンより更に一貫した意味あるデザインに。

こうして
「一体化感」があまりに強い
（というかそのまま着てるだけ）の
UFOに負けず劣らずパワーアップフォームが出来たのでした。



となれば、本編にもそれを活かしたい……。


「新フォームはガッチャードがそのまま食べられちゃっているようなデザイン」
だから
「エックスレックスは、何か〝食べる〟ということをキーに出来ませんか？」


そんなご相談を脚本・長谷川さんにムチャぶり。
すると長谷川さん、頭を抱え


「いやいや人を食べるって、そんな危険極まりない行為をケミーの特性にしたら、危険生物待ったなし。ライン越えだよ～～」

とのお返事。


た、たしかに……。

いやでもそこは
長谷川センセイの手にかかれば、こう、なんとか。
なんとか上手いことなりませんかね……！！！！（他力本願）

なった。




長谷川さん、本当いつもありがとうございます……！


人間の赤ちゃんが、興味があるとなんでも口に入れてしまうのと同じで

精神分析学などで著名なフロイトも
食べるという行為は原初の愛情表現だと言っていました。（ような気がする。）



食べるという行為は、複層的なことなのです。



ということで、食べることを通じて人間を知りたがっていたエックスレックス。
体内はどこか昭和特撮を思い出す謎赤空間なのもまた妙味あり。

これぞ、監督歴３０年の渡辺勝也演出！！！


恐竜が湖畔から飛び出てくるシーンなども
さすがの渡辺演出で、これこれ～～～！！　感がありましたよね。


今回のゲスト主役はこのお二方。
お父さん、間辺譲（ゆずる）役　白石朋也さん。
娘さん、間辺爽（さわ）役　山本花帆さん！

夢を追う父はどこか宝太郎と
父を追う娘はどこかりんねと

似た構造のこのお二人。


そう、察しの良い方はもうお分かりでしょうが

この14、15話の裏テーマは
「宝太郎とりんねの関係、そしてりんねの前進」

だったりします。

だから、この話のゲストである間辺親子は二人の鏡写し。


もう一人のゲスト
編集者演じる乃上貴翔さんに
いいように言われてしまう譲お父さんには
宝太郎にはまだ無い大人の悲哀と忍耐が感じられましたが……

一方、距離が近いのはりんねと爽。

りんねは、父を想う爽の姿に自分を重ね
どのような行動を起こすのか？

それは来週のお楽しみ。


序盤の山中などは
ひさびさの「アオハル仮面ライダー」っぽいシーンで
キャスト二人の成長も感じられました。

物語を経て
柔らかになっていく孤独な少女と
無垢だった少年の成長。

ゆっくりですが、ふたりの時間も進んでいきます。





そして14話最大の謎。
「失われていた宝太郎の記憶」

記憶を覗くギミック（エックスレックス）の登場で
明らかになった宝太郎の過去。

これまで錬金術師たちは10数話にわたって記憶消去をしてきましたが
その矛先が、かつて宝太郎に向かっていなかったとなぜ言えるのでしょうか。


ケミーの掟。
「ケミーを目撃した者の記憶・記録はすべて消し去るべし」

これは、例外の無いルールです。
たとえそれが主人公でも……。



この記憶の真相が明かされるのはいつなのか？
今後にご期待ください！




一方冥黒サイド。

仮面ライダードレッドのバーゲンセールじゃあ～～～！！！

どいつもこいつもドレッド零式。
じっくり3話かけてサビー先輩でドラマをやったかと思ったら
次は怒涛の連続変身。こういうのは緩急です。

ラケシスさんもクロトーさんも、仮面ライダーデビュー。
目を見張るのは、錆丸ドレッドから引き続き
この３者すべてのスーツアクターが縄田さんただ一人だということ。

ラケシスの妖艶っぷりも、クロトーの武人っぷりも
身体ひとつで表してしまう縄田さんイズ何者……拍手喝采ものです。

そんなドレッドライバー
プレミアムバンダイにて受注受付中ですが

「今後も出てくるか分からないから……」
と足踏みしているそこの貴方！

ご安心ください。
ドレッドライバー、今後もちゃんとメインアイテムです。

しかもドレッド周りは、まだまだ色々用意もありますゆえ……。

こちらも引き続きご注目をば！


しかしそんな皺寄せを受けてしまっているのが
最近スランプ気味（？）のスパナことヴァルバラドさん。

スパナエリートの皆様には
すこし苦しい時期が続いてしまうかもですが
これも今後につなげていくのに必要な展開ですので

今しばらく、見放さずにスパナを見守ってやってください。


その証拠に
スパナに語りかける「謎の女性の声」も登場。
あの声の正体はいったい誰なのか？

黒鋼先輩の縦筋も
だんだん動き出していくみたいです。



そしてなにより！！！
いま黒鋼スパナのいいところを見たければ、映画へＧＯ！！！！！

迫る１２月２２日（金）！！
「仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード×ギーツ 最強ケミー☆ガッチャ大作戦！」
公開ですよ！！　あと２週間足らず！

１２月２２日（金）です！　大事なのであと６回は言います。


ちなみに映画は先日完成。
「ガッチャード」と「ギーツ」の２作品にしか出来ない
エンタメ爆裂の映画となっております。


アクション監督を務めるのは
「ギーツ」の１年間を牽引された藤田慧さん。

藤田AC監督が演出するヴァルバラドがもう格好いいのなんの……。
悪いことは言わないから、大スクリーンで目撃してほしいです！　１２月２２日（金）からでございます。

もちろんギーツ様の爆イケっぷりもご健在。

ひゃ～～～～……ほんまカッコイイ……。
うちの自称大物錬金術師に見習わせたいものです。


いっぽう、みなさまご不安のことでしょう。

特にギーツロスの皆々様におかれましては

「えぇ～～？　ガッチャード×ギーツって言ったって、ガッチャードの制作陣が好き勝手にギーツ要素を持ってきているだけでしょ～～～そんなのギーツじゃない～～～涙涙」

と、お思いのかぎりかと。



分かります。
その気持ち、痛いほど分かります。


ですがそちらもモーマンタイ！

こちらの映画、しっかり脚本打ちの段階から試写完成まで
武部Ｐをはじめとした「ギーツ」プロデューサー陣と
我々ガッチャードチーム、しっかりチームアップして取り組んでおります。

脚本監修にはしっかり高橋悠也先生のお名前もあり
真の意味での、共同作品となっているはずです。

その証拠に、ギーツ瀧島Ｐ補から
今回推薦コメントを貰ってきました！ 出張ホームページ！

ギーツロスの皆様は、これを読んで安心してください。
ちゃんと「仮面ライダーギーツ」が観れるはず。
１２月２２日（金）から、劇場でお待ちしております！

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ご無沙汰しております、「ギーツ」P補の瀧島です。
ちょっくらお邪魔して「３人のケミーと白狐」…ではなく「ガッチャード＆ギーツ　最強ケミー☆ガッチャ大作戦」のギーツ的みどころを。
まず外せないのは、激しい戦いを生き抜いてきた景和たちが 今回はなんと！かわいらしいケミーになっちゃう！ ということ。
現場でも各ケミーに熱烈なファンがついておりましたが
スクリーンの中をぽてぽて走り回る彼らの姿は必見です。
チーム振り分けで一緒になるガッチャード陣に
それぞれどのようにかわいがられて（扱われて…？）いるかもお楽しみに。

そして、神になったり４分割されたり、行くところまで行った感のある浮世英寿に関しても、 ここにきてまた知られざる顔が見られちゃうかも…？
掘っても掘っても温泉出てくる。2000年以上を渡り歩いてきた男は違いますね。
ガッチャードとギーツのストーリーやキャラクターが絡み合うのはもちろん
音楽もアクションも、ハイライトガッチャーンコな化学反応を見せておりますので
ぜひ劇場の大画面でご体感ください！
１２月２２日（金）公開です！

（文責：瀧島南美）

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３行ぐらいのさらっとしたので良いですよって言ったのに……。
想いがあふれてしまったみたいです。
ありがとうございます。

でもこの人、ほぼケミーが可愛いって話しかしてなくない？？
「ギーツ」の話は！？ さてはギーツと見せかけて貴様ガッチャードの間者か！？



というのは冗談としても。
そんな瀧島氏をケミー狂にさせてしまうのも頷ける、この愛くるしさ。

１２月２２日（金）の公開に先駆けて
ちょろっとオフショットをハイライト！

あれ？？　なんかの雑誌の表紙ですか？？
このりんねさんはさすがにかわいい。ギーツケミーがなんかデカいのもいい。

そんなこんなで各チームに別れて
「ケミー捕獲ゲーム」に挑んでいくギーツ・ガッチャードの面々。


本日エックスレックスの凄さを見せつけたところで

「レベルナンバー１０、１体につき２話以上使うの？　残り長くならない？？」


とご心配された皆様、大丈夫です。

劇場版で全部出します。






（未解禁ケミーもいるので、正しくは全部ではないですが）
そして声優さんも超豪華！　がんばりました。
その甲斐あったレベルナンバー１０大集合映画になっておりますので
１２月２２日（金）からは、ケミー祭りの冬休みだ！！！！

映画館で、ケミーたちとの大冒険が、あなたを待ってます！！


以上、富良州高校掲示板でした！









（あれ？　あの後公開日、５回しか言ってなくない？　こうなりゃヤケだ！）

（文責：１２月２２日（金）の映画公開が楽しみな松浦大悟）