DICTIONARY

用語辞典

らいだーしすてむ 【 ライダーシステム 】

仮面ライダー変身するためのシステム。

葛城忍がエボルドライバーを元に設計・考案し、息子の葛城巧が完成させた。

ライダーシステムを使うにはネビュラガスの投与とエボルトによる遺伝子操作を受ける必要があり、さらに「特定の閾値を超える強い想い」がなければ仮面ライダーに変身することはできない。

らいだーしすてむ 【 ライダーシステム(仮面ライダー剣) 】

使用者が仮面ライダーに変身し、アンデッドを封印するためのシステム。

人間が開発したものとしては、人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の烏丸啓が開発したシステム1号のギャレン、システム2号のブレイドのほか、同じく烏丸がピーコックアンデッドこと伊坂に操られることで完成したバージョンアップ型のレンゲルがある。

これらはアンデッドの姿や能力をコピーするジョーカーの力を限定的に再現したもので、ラウズカードに封印されているカテゴリーAのアンデッドと融合して仮面ライダーに変身する。このため使用者はアンデッド、特にカテゴリーAのアンデッドとの融合適正に優れた者でならなければならず、適合者でなければ仮面ライダーには変身できない。

ギャレン、ブレイドの変身にはベルト状の変身ツールであるギャレンバックル、ブレイバックルが用いられ、レンゲルではレンゲルバックルが用いられる。それぞれにラウズカードの覚醒機能を備えた専用の武器を持ち、ギャレンは銃型のギャレンラウザー、ブレイドは剣型のブレイラウザー、レンゲルは錫杖型のレンゲルラウザーを使用する。またギャレン、ブレイドについては追加装備のラウズアブゾーバーがあり、ギャレンはギャレン ジャックフォーム、ブレイドはブレイド ジャックフォーム、およびブレイド キングフォームという進化形態へのフォームチェンジもできる。

なお、ジョーカーは腹部に備わったバックル状の装備にラウズカードを通してアンデッドの姿と能力をコピーする。通常時はスピリット(ハート2)を使用してヒューマンアンデッドの姿を模し、相川始を名乗って人間社会で生活。戦闘に突入するとマンティスアンデッドが封印されたチェンジマンティス(ハートA)を使い、仮面ライダーカリスに変身する。弓形のカリスアローを武器に戦うが、ほかのアンデッドの姿になることも可能。人間が手掛けたものではないが、これもまたライダーシステムと言える。