用語辞典
- おるふぇのく 【 オルフェノク(仮面ライダーディケイド) 】
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「ファイズの世界」などに出現する怪人。
一度命を失った人間が蘇り、怪物となったもの。
人間の姿で一般社会に潜伏し、生きている人間を襲うこともある。
- おるふぇのく 【 オルフェノク 】
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素質を備えた人間が命を落として覚醒する人類の進化形態。
普段は従来と同じ姿の人間体で生活し、必要に応じて人間とは異なる動植物の特性を備えたオルフェノクの姿へと変化できる。この姿では身体能力が大きく向上するほか、特性に応じた能力が使える。この形態でも会話は可能で、影に青白い人間体の姿が現れて言葉を発する。
その一方、人間体での能力は基本的に普通の人間とあまり変わらず、長田結花と海堂直也が寝込んでいたように風邪をひくなど病に冒されることもある。ただ、高層ビルから身投げした木場勇治が無傷だったように体は驚くほど頑丈。またラッキー・クローバーのメンバーである琢磨逸郎や影山冴子が見せていたように、完全に力をものにすれば人間体でもある程度はオルフェノクの力を使えるようになる。
ただし急激な進化に肉体が耐え切れず、オルフェノクに覚醒した者の寿命は人間に比べてかなり短いということが、研究の結果判明した。
オルフェノクの発生としては、事故などによる自然発生のほかにオルフェノクが意図的に人間をオルフェノク化する「使徒再生」があるが、「オリジナル」と呼ばれる自然発生したオルフェノクのほうが、使徒再生で誕生したオルフェノクよりも能力が高い傾向にある。また澤田亜希のようにわずかながら人為的に生み出されたオルフェノクもいた。いずれにせよオルフェノクへの覚醒には素質が必要なため、オルフェノクの数は人間に比べてそれほど多くはない。
- おるふぇのくけんきゅうじょ 【 オルフェノク研究所 】
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警視庁の南雅彦が管轄する研究所。
人里離れた山中の地下にあり、クラブオルフェノクを被験者としてオルフェノクから人間を分離する実験を行なっていた。長田結花が落命したのち、彼女が人間たちの手にかかったと勘違いした木場勇治によって破壊され、その場にいた研究者たちもみな灰になっている。
- おるふぇのくのおう 【 オルフェノクの王 】
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人類の進化形であるオルフェノクを統べる王。
命に関わる事故や事件に遭遇して生き延びた「九死に一生を得た子供」から誕生するとされ、その急激な進化ゆえに短命という宿命を背負ったオルフェノクを不死にする唯一の力を備える。オルフェノクの繁栄を約束する存在であることから、花形や村上峡児は条件に当てはまる子供を集め、探していた。
- おるふぇのくのきごう 【 オルフェノクの記号 】
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流星塾生たちを生き返らせたスマートブレインが、彼らの体に埋め込んだもの。
草加雅人がカイザギアを使えたのは体がある程度これに順応できたためだが、実験が失敗したこともあって徐々に体から消えつつあった。
- たいおるふぇのくようすぱいらるだん 【 対オルフェノク用スパイラル弾 】
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人間解放軍の野村博士が開発した弾丸。
オルフェノクを倒せるはずだったがまったく効果がなく、部隊を壊滅させられてアジトに戻ってきた水原が野村に激高していた。[#劇場版]