仮面ライダーゼロワン

#5

EPISODE GUIDE

今週のアイテム

INFORMATION

2019.09.29 ON AIR

カレの情熱まんが道

脚本: 筧 昌也

 監督: 柴﨑貴行

第5話

大人気漫画家である石墨超一郎(いしずみ・ちょういちろう)の自宅兼アトリエを訪れた或人とイズ。社長直々に、新しい漫画家アシスタントヒューマギアをお届けするというのだが、実は或人自身が石墨の大ファンだった。大好きな漫画『パフューマン剣(つるぎ)』を描いた憧れの漫画家との対面をついに果たした或人だったが、石墨はもはや自分自身で漫画を描いておらず―――。

第4話 ハイライト

今回は脚本についてのお話。
仮面ライダーシリーズにおいてパイロット(本来は本放送の前の“試作品”という意味合いが強い)と呼ばれる1・2話。シリーズの方向性を決める、何よりも重要な世界観作りにあたります。『ゼロワン』ではAIロボが日常にいる世界観の中で、社長であるライダーが華々しく誕生する姿を表現しました。さらに3・4話は、『ゼロワン』のフォーマットともいうべき「お仕事モノ」としての“もう一つのパイロット版”であると私は思っていました。

この1~4話を手掛けたのが高橋悠也さんです。個人的には『仮面ライダーエグゼイド』の全話を執筆していただいたほどで、信頼度は半端ありません。今回の番組の立ち上げに際しても、誰も見たことのない世界を非常にうまく創り上げていただきました。高橋さんには一緒にAIのことを勉強していただき、ロボット研究のラボや有識者との会合にも一緒に参加していただきました。『エグゼイド』の時の医療監修の先生との打合せでも同様でしたが、やはり実際にその世界に携わっている方々に話を聞くと驚くことがあり、高橋さんご自身も感じることがたくさんあるようです。

そして今回の『ゼロワン』では高橋さんからのバトンを筧昌也さんが一旦受け取ります。毎回をお仕事の面で切り取る『ゼロワン』。様々な脚本家の方に書いてもらった方が単発としての見味と、一つのお仕事の見栄えが立つはずなのです。筧さんも高橋さんとはまた違った切り口で、大いに腕を振るってくださっています。実は脚本家でもあり、監督でもあり、イラストレーターとしてもご活躍の筧さん。そんな筧さんが挑む初めてのエピソードが次回の漫画家編です。筧さんだからこそ表現できる、漫画家の世界をご堪能ください!

もちろんこれからもお仕事編は続きます。単発のお仕事やヒューマギアの面白さを感じていただきつつ、長期に渡るシリーズだからこそ楽しめる登場人物たちの成長や変化にもご期待ください。

(文責・大森 敬仁)

第4話プロダクションノート

■ゲスト紹介
04話いかがでしたでしょうか。今回、或人が訪ねたのはバスガイドのお仕事。「土地の歴史を正しく伝えるのがバスガイドの仕事です」と凛として宣言したアンナに、“職業特化型”であるヒューマギアの自らの仕事に対する誇りを感じた回でもあったと思います。
デイブレイクの謎の一端に迫る重要な回でもあった第04話。彩ってくれたゲストをご紹介します。

アンナ:大久保聡美
バスガイド型ヒューマギア、アンナを演じたのは大久保聡美さん。アンナの衣裳合わせの際、足場が悪いロケ地も多いのでヒールがある靴で大丈夫ですか? と聞くと「あ、大丈夫です」とあっさりしたお返事。それもそのはず、大久保さんは舞台セーラームーンの主演を長年務めたツワモノ。愚問でありました。高い演技力・表現力をゼロワンの世界の中で発揮していただくことができ、感無量でした。最後まで使命を全うする誇り高きアンナを作り上げてくださり、ありがとうございました!


桜井郷:山田日向
デイブレイクの真相に挑んだ中学生、桜井郷を演じたのは山田日向くん。衣裳合わせに訪れた際、スタッフからは口々に上がった「大きくなったね!」という感慨深げな声。日向くんはかつて『仮面ライダーゴースト』で主人公・天空寺タケルの幼少期を演じていました。あれから4年。ゴーストの劇場版では、目の前で父親を亡くすシーンでの悲痛な叫びが涙を誘いましたが、今回は真実を知って、映像の中の父を見て静かに涙を流すというグッと大人な演技で魅せてくれました。いつか仮面ライダーに変身したいと話してくれた日向くん。今度はヒーローとしてのカムバックに期待です!


新人社長である或人も、今後ヒューマギアの姿勢から仕事に向き合う姿勢を学んでいきます。今回、諫に向かって飛電の社長として誓った「隠し事はしない」ということ、そして「ヒューマギアが夢のマシンだってことを証明してみせる」これら宣言が、今後の社長・或人としての核を作っていくことでしょう。各話ごとの或人の成長にもご注目ください!

(文責・近松 知佳)




■現場レポート
① 滅の正体…
12年前、ヒューマギアの反乱を導き、高らかに人類への宣戦布告を告げた謎のライダー。現代でもアンナを消滅させ、変身を解除すると…滅。不敵な笑みが印象的でした。
この謎の仮面ライダーから漂う風格、圧倒的な存在感、そして醸し出す魔王感…
どこかで見覚えがあるのではないでしょうか?
そうです!!演じているのはMr.平成仮面ライダーこと、高岩成二さんです!
(滅役の砂川さんは「マジっすか!ヤバいっす」とテンション爆上がりでした)
ファンの方々は指先の演技で分かった方も多いかと思いますが、高岩さんといえば、やはり卓越した表現力が大きな魅力!今度は悪役として遺憾なく発揮していただきます!
砂川さんと高岩さんが醸し出す悪の色気にもご注目です!




② デイブレイクタウン
12年前に起こった、町一つが消滅した爆発事故の跡地「デイブレイクタウン」。
或人や諫の過去、そして滅亡迅雷.netによる人類滅亡計画も、ゼロワンの物語はデイブレイクをきっかけに動き出したと言っても過言ではありません。
このデイブレイクタウンは、緻密に描かれたイラストを実写映像と合成することで、その空間が現実に存在するかのように見せる「マットペイント」と呼ばれる手法によって表現されています。
そして、今回デイブレイクタウンを描いて下さったのはVFXアーティストとして数々の特撮映画を担当されている木村俊幸さん。近年の東映特撮では「宇宙戦隊キュウレンジャー」1話の冒頭部分も木村さんによるマットペイントが使われています。
今後明らかにされていくデイブレイクタウンの謎にもご注目です。

(文責・湊 陽祐)




■オープニング紹介

ゼロワン、ゼロワン、ゼロワン、、、

皆さん、大変お待たせ致しました!
満を持して、オープニングが3話より初お目見えとなりました!
主題歌「REAL×EYEZ」と共に躍動するゼロワン達の姿はいかがでしたでしょうか?

まずは、目まぐるしく躍動するゼロワン達の姿に圧倒されたかと思います。
冒頭の陰影が強調されたカットをはじめ、息もつかせぬキラーカットの数々!
そしてその中には、まだ本編に登場していない仮面ライダー達の姿も!!
彼らが今後どのように物語に絡んでいくか、ご注目下さい!



そして、みなさんが気になったのは間違いなくイズかと思います。
赤い目をしたイズ、一筋の涙を流すイズ、ずぶ濡れの或人に手を差し出すイズ。
これまでのイズには無い表情で、一つ一つのカットがどれも印象的でした。
本編においても、イズと或人の関係が今後どのように発展していくか、こちらも要チェック!



主演の高橋文哉くんらキャストの面々と、
杉原監督と渡辺アクション監督をはじめとしたスタッフ陣による総力の結集!
本編と共にお楽しみ下さい!
次回はオープニング撮影裏話です、お楽しみに!!!

ゼロワン、ゼロワン、ゼロワン、、、

(文責・百瀬 龍介)

ZERO-ONE WEEKLY TOPICSINFORMATION

① ウラ仮面ライダー#04本日公開!

その名の通り、仮面ライダーの裏側にせまる突撃番組、「ウラ仮面ライダー」!
#04では不破諫役の岡田龍太郎さんと刃唯阿役の井桁弘恵さんを突撃!
バトンタッチイベント終了後のふたりに、出演が決まった時のことや、撮影の裏話をお聞きしました!
劇中ではA.I.M.S.として、ハードな面を見せているふたりの本当の顔とは?
テレビ朝日の番組ページを要チェック!
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/spmovie/
※「ウラ仮面ライダー」はS&Lの2種類あります。SはYoutubeでの公開、Lは東映特撮ファンクラブでの限定配信です。

 

② YouTubeで《仮面ライダーゼロワン変身講座》を公開中!

飛電インテリジェンス社長秘書のイズが、社長の飛電或人に仮面ライダーゼロワンへの変身ポーズをレクチャー!!
変身ポーズを完璧にマスターしよう!!



 

③ YouTubeで《「REAL×EYEZ」TVsize リリックビデオ》を公開中!

作曲はLUNA SEAのベーシストであり、LUNA SEAが発表してきた数々のヒット曲を手がけてきたJが担当、ボーカルはパワフルな歌声を響かせる西川貴教が担当。
かねてから親交のあったふたりですが、西川自身が念願だったと語る、仮面ライダーシリーズ主題歌のオファーを受け、西川がJを誘ったことで夢のコラボレーションが実現しました。



(文責・湊 陽祐)