仮面ライダー雷との戦いの末、滅亡迅雷.netのアジトがデイブレイクタウン付近にあることを突き止めたA.I.M.S.は、ついに掃討作戦を実行する。アークの知能が目醒めたことで、今まで以上の力を手に入れた滅亡迅雷もまた、真っ向からA.I.M.S.との戦いに立ち向かう。そんな中、或人は雷電という兄貴的な存在を失った宇宙飛行士型ヒューマギアの昴を連れて、飛電家のお墓を訪れていた。ヒューマギアであり父親代わりの其雄の一部も眠っているそのお墓の前で、ヒューマギアの遺志に想いをはせる或人。そんな或人のもとに“滅亡迅雷.net掃討作戦”開始の一報が入る。それは、人間VSヒューマギアの最終決戦の幕開けを意味していた。

注意深く「ゼロワン」を見ている方々であればお分かりかと思いますが、ゼロワンは自分のことをまだ“仮面ライダー”と称していません。（※告知などの例外を除く）一方で、諌や唯阿がバルカンやバルキリーに変身をするときには、高らかに「仮面ライダー、仮面ライダー、仮面ライダー……」という音が響き渡ります。さらに、14話でZAIAの社長である垓の口から飛び出した「仮面ライダーの神話」という言葉。これらの事実には、いったいどのような関係があるのでしょうか。
　１２月２１日（土）公開の映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』で、話の中心となるのが“はじまりのライダー”というキーワードです。どうやら１２年前のデイブレイクの事件に端を発すると思われる“仮面ライダー”の誕生。その物語が映画で描かれます。平成仮面ライダーの象徴でもあるジオウとの共演を機に、ゼロワン自身が“仮面ライダー”の意味とその出自をひも解いていきます。テレビでもやがて意味を持つことになるこの「仮面ライダー」と呼ばれるシステムの存在。
　そこに込められた登場人物たちのそれぞれの物語を、映画とテレビどちらでもお楽しみください。

(文責・大森 敬仁)

■ゲスト紹介

宇宙野郎雷電：山口大地

　宇宙飛行士ヒューマギア兄弟の兄、宇宙野郎雷電役を演じたのは山口大地さん。これぞアニキ！と呼ぶにふさわしい、頼りがいのある雷電と、本来の姿である滅亡迅雷.netの雷/仮面ライダー雷を見事に演じていただきました。
今年の4月にauビデオパスにて配信された「仮面ライダージオウ　RIDER TIME龍騎」の仮面ライダーベルデ/木村役としても記憶に新しい山口さん。なんと１年のうちに、別の番組で、別の仮面ライダーに変身するというとても稀有な俳優さんとなりました。
「当時は周りが先輩俳優ばかり。一番年下だったのに、今度は年上になってしまいました。」と山口さん。偉大なる先輩の背中を見てきた者が見せる背中だからこそ、アニキの風格を感じるのかもしれません。


宇宙野郎昴：桑畑亨成

　宇宙飛行士ヒューマギア兄弟の弟、宇宙野郎昴役を演じたのは桑畑亨成さん。まさに弟！と呼ぶにふさわしい（？）素朴さで昴を演じていただきました。撮影の合間に仮面ライダーの物まねを他キャストに披露したり、オリジナルの変身ポーズを山口さんに見せてたり、普段は人懐っこい桑畑さんですが、お芝居に対する熱意は真剣そのもの。
信じていた兄が実はスパイで、敵の幹部だった…ラーニングが浅いためか、まだまだ無感情に見えた昴。そのショックは昴の思考回路にどのような変化をもたらすのか。引き続き桑畑さんの好演にもご注目です。

■現場レポート
①宇宙キター！

仮面ライダーで宇宙飛行士！といえば、2011~2012年にかけて放送された「仮面ライダーフォーゼ」です。今回、単発のエピソードにも関わらず、宇宙飛行士という手間のかかる内容をやれた理由の一つには、過去の蓄積があったからだと言えます。
宇宙空間シーンの撮影でも、操演部とアクション部が分厚い宇宙服を吊り、演出部がケーブルの揺らめきを表現し、照明部が太陽光を作り、撮影部はカメラを傾けて撮影し、美術部の作成したグリーンの箱をライズホッパーに見立てて、特撮でCG合成などなど。短い時間の中にありとあらゆる特撮技術が詰め込まれていました。
8,9話の医者編に続き、ここでもやはり平成ライダー20年の偉大なる歴史に支えられて令和ライダーは更なる高みを目指すことができるのです。


② アサルトウルフ、変身！

ついにバルカンがパワーアップ！「滅亡迅雷でなければ使えない」と滅が言っているにも関わらず、そこは俺がルールの男、不破諫。またしてもプログライズキーを無理やりこじ開け、アサルトウルフへの変身を遂げました。
この変身ポーズはアクション監督の渡辺さんに諫役の岡田さんが自ら提案し、向かってくるウルフを握りつぶすことで怒りを表現する形となりました。不破諫という役に約半年近く向き合ってきた岡田さん。そのシンクロ率は既に1000%に達しているのかもしれません。

(文責・湊 陽祐)

■冬映画・注目ポイント②
12月21日（土）公開の『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』！
先週の①に引き続き、注目ポイントをお伝えします！

今回はスーツアクターの皆様について大発表！！！
まずは、ウィル（演：和田聰宏さん）が変身するアナザーゼロワンを演じるのは永徳さん！

改変された世界において、或人はウィルに飛電インテリジェンスの社長の座を奪われてしまっています。つまり、改変世界においての主人公はウィルと言っても過言ではありません。そのウィルが変身するのが永徳さん演じるアナザーゼロワンです。永徳さんの手により、異形で禍々しいアナザーゼロワンが誕生し、今作の世界観を象徴するキャラクターとなりました。
ゼロワンとの戦いで見せる猛々しいアクションと強者の余裕、必見です！
それにしても、怖い…。

続いて、或人（演：高橋文哉さん）が変身する仮面ライダー００１を演じるのは、
縄田雄哉さん！

アナザーゼロワンの登場によりゼロワンの力を失った或人は、「滅亡迅雷フォースライザー」で仮面ライダー００１に変身します。スタイリッシュなゼロワンとは異なり、全身にプロテクターを装備したメカメカしいデザインが特徴的。今作では、縄田さんがゼロワンと００１の両方を演じています。共に或人が変身するものの、外見もアクションも異なるという難しい役どころを縄田さんが見事に演じ切ってくださいました！

そして、００１の前に立ちはだかるのは、其雄（演：山本耕史さん）が変身する仮面ライダー１型です。こちらを演じてくださったのは、、、

其雄は「サイクロンライザー」で仮面ライダー１型に変身します。００1と同様にメカニカルなデザインではありますが、青緑のボディに深紅の襟はどこか懐かしさを感じます。
そして、今作の最大の見せ場の一つが、００１と１型のバトルシーンです！

其雄と或人、父と子が相見えるこの戦い。
そしてそれは、高岩さんと縄田さんとの戦いでもあります。
平成から令和へ。
元号の変わった今だからこそ出来る、
ミスター平成ライダー高岩成二と、その意志を託された縄田雄哉の熱き競演にご注目ください。

ゼロワンの瞳に映るのは、父である其雄（＝１型）の姿。
ジオウの瞳に映るのは、一体なんなのか…。
ぜひ劇場で、アナタの瞳でお確かめください！！！

「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」の冬の新作映画、
『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』は12月21 日(土)全国公開！！！
公式HP：http://kamenrider-winter.com/

(文責・百瀬 龍介)

或人／ソウゴ ／其雄／ウィル／フィー二ス

それぞれの思いと目的が「はじまり」へ向かって動きだす!!

常磐ソウゴが探す“はじまりのライダー”とは一体!?
詳細はこちらからチェック！
http://kamenrider-winter.com/

　

昭和、平成、そして令和―― 時代と共に駆ける「スーパーヒーローと音楽」夢の祭典！！

スーパーヒーローエンターテイメントの最高峰、仮面ライダー＆スーパー戦隊シリーズによる年に一度の祭り、超英雄祭。
今回は史上初、横浜アリーナでの開催が決定！！
令和01年9月より放送開始の新仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』と、
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の番組出演キャストによるトークショー、
そして仮面ライダー＆スーパー戦隊シリーズを盛り上げるアーティストたちによる豪華ミュージックライブをお届けするスペシャルイベント。
ミュージックライブでは、豪華なゲストアーティストたちによる超英雄祭だけのスペシャルライブが実現！
ここでしか見られない豪華イベントを見逃すな！
詳しくはこちら⇒
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/eiyusai2020/

　

その名の通り、仮面ライダーの裏側にせまる突撃番組、「ウラ仮面ライダー」!

今回は前回の後編から引き続きヒロイン対談！
イズと刃唯阿のヒロイン2人がこれまでのゼロワン出演を振り返り！
ヒロイン裏話をお楽しみに！

詳細はテレビ朝日の番組ページを要チェック!
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/spmovie/
※「ウラ仮面ライダー」はS&Lの２種類あります。SはYoutubeでの公開、Lは東映特撮ファンクラブでの限定配信です。

　

飛電インテリジェンス社長秘書のイズが、社長の飛電或人に仮面ライダーゼロワンへの変身ポーズをレクチャー！！

変身ポーズを完璧にマスターしよう！！

　

作曲はLUNA SEAのベーシストであり、LUNA SEAが発表してきた数々のヒット曲を 手がけてきたJが担当、ボーカルはパワフルな歌声を響かせる西川貴教が担当。
かねてから親交のあったふたりですが、西川自身が念願だったと語る、仮面ライダーシリーズ主題歌のオファーを受け、西川がJを誘ったことで夢のコラボレーションが実現しました。

(文責・湊 陽祐)