バルカンが使用していたアサルトウルフの力を借りて、アサルトシャイニングホッパーへと奇跡の変身を遂げたゼロワン。滅亡迅雷.netの最後の砦となる迅との戦いが幕を開けた。迅はなぜ、“人類を滅ぼす”という使命を持つようになったのか？　迅に破壊されかけたイズのその後は？　そして、ゼロワンVS迅の戦いの行方は―――？　其々の終わりと始まりが交錯する！

ついに１２月２１日（土）、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』が全国上映開始となります。冬の映画は毎年試行錯誤の連続。２大ライダーがそれぞれの世界で活躍していた『MOVIE大戦』というそれまでの流れが、２大ライダーが同じ世界で共演する『超MOVIE大戦』へと変化を遂げ、さらに多くの平成仮面ライダーが共に戦う『平成ジェネレーションズ』が生まれました。９月から放送開始となる新シリーズの仮面ライダーにとって、まだシリーズ展開が熟していない時期に挑戦することになる冬の映画はそもそもチャレンジングなのですが、新しいシリーズを感じさせる『令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』を謳う今作にもまた、大きなチャレンジがありました。

『仮面ライダージオウ』の終了とともに平成仮面ライダーシリーズも終了しました。それは、冬映画において『平成ジェネレーションズ』というお祭りが終わったことも意味していました。つまり今回の映画は、令和仮面ライダーの始まりとなるゼロワンだけが描くことのできる新しいシリーズの始まりとも言えます。『平成ジェネレーションズ』が仮面ライダー映画の決定版になったように、この映画をきっかけに令和ジェネレーションズが始まる……かもしれません。少なくとも、スタッフ・キャスト一同は再びこの時代に新しい風を起こすべく現場に臨みました。こうして完成した作品では、企画側が意図したことと、意図してないかったことの二つが実現していました。

意図したことは「世界が違うはずの仮面ライダーたちの有機的な共演」です。ジオウという時空を超える仮面ライダーの力をかりて、ゼロワンのキーとなる１２年前の事件“デイブレイク”の秘密に迫る今作では、歴史の改変が絡んでいるとはいえ『ゼロワン』で本当に起きた過去が紐解かれます。ジオウがいたからこそ実現できたドラマ。２大ライダーの共演があってこそのドラマという意味では、『平成ジェネレーションズ』が描いてきた有機的な仮面ライダー同士のドラマがこの映画でも展開しています。まさに『平成』から『令和』への架け橋となる作品。それがこの映画です。

意図しなかったこと、いや、想像をはるかに超えたことは「仮面ライダーの現場の魂」。今までの冬の映画とは、ナニかが違います。その一番大きな原動力は「ゼロワン」のメイン監督でもあり、今回の映画の監督を務める杉原輝昭監督です。２０年前、平成仮面ライダーの第１作として『仮面ライダークウガ』が始まりました。時代を変えようとする力が画からも伝わってくるような新しい風。『クウガ』がすべてを変え、生みだし、起点となりました。今回、“『クウガ』に負けまい、『クウガ』を超えろ！”という意気込みでこの映画に全身全霊で挑んでくれたのが杉原監督です。説明はできませんし、しようとするだけナンセンスなので、とにかく映画を見ていただきたい。ラッシュを見た瞬間からの自分の感想は「こんなの見たことねぇ！」でした。そして、もちろん制作の過程で何度も何度も映像を見ることになるのですが、何度見ても新しい、何度見ても力をくれる。そして、理屈を抜きにして、とにかく仮面ライダーたちがかっこイイんです！

『平成』を愛し続けたスタッフが、『平成』を見て育った世代のキャストを向かえて臨む今回の作品。新しい時代の扉を開く、令和の『ファースト・ジェネレーション』が始まります。『昭和』を愛してくださったおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん世代。『平成』で育ったお父さんやお母さん世代、そしてちびっ子のみんなも！　ぜひ、劇場で『令和』から始まるお祭りのドキドキとワクワクを感じてください！！

(文責・大森 敬仁)

■現場レポート
① 滅びの終わり…
15話いかがでしたでしょうか。
「ソレゾレの終わり」という不吉なサブタイトルと予告に不安を覚えた方も多かったと思います。クリスマスには早いのに！…そんな声も聞こえてくる中、滅亡迅雷.netの司令塔である滅が終わりを迎えました。
そんな重要な回を監督していただいたのは、水を使った演出に定評のある諸田敏監督。
つまり、当然のごとく滅は湖の中へ消えていきます。

滅を演じる砂川さんは、この日は特殊メイクに水落ちとフルコース。この日の撮影には相当気合を入れて臨んだらしく、終わった後も「寒かったですけど、でももっと綺麗に沈もうと必死でした」と語っていました。
活動停止した滅の運命は…いかに。

② イズ、修復中―
迅の攻撃を受け、シャットダウンしたイズ。
とりあえずテーブルに寝かせ、修理を試みるも、知識のない或人にはどうすることもできず…そんな或人の葛藤のウラに、全く別の葛藤がありました。

「イズを寝かせたらモジュールがずれてしまう！なんとかしてくれ！」

突然そんな無茶ぶりを受けた小道具部。
試行錯誤の末、背面の接続バーを外し、左右ぞれぞれのモジュールを耳に固定する方法をその場で編み出しました。（詳細は企業秘密です）

年末に向けさらに加速するゼロワン。
現場スタッフ共々、全力投球の日々が続きます。
今後の急展開をお楽しみに。

(文責・湊 陽祐)

■冬映画・注目ポイント③
今週土曜日に公開が迫った『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』！
注目ポイント第三弾です！

注目ポイント①はこちら　②はこちら



まずは、本日解禁された新たなアナザーライダー「アナザー1号」！！！
度肝抜かれるビジュアルが遂に解禁されました！

何故、アナザー1号が誕生したのか、
そしてアナザー1号の正体とは一体、何なのか。
ゼロワンとジオウが挑む、最大最凶の敵「アナザー1号」との激闘は是非『大きな』スクリーンで！

続いて、ゼロワンでは第01話より協力いただいているTTFCの皆様。
今回も様々なシーンでご協力いただきました！
その中でも特に印象に残っているのが、こちらのシーン。
TTFCの皆さんには、レジスタンスと共に生活している人々として参加してもらいました。
ボロボロの服で来てくださいという「無茶振り」にも関わらず、
僕たちの予想をはるかに超えたボロッボロの衣裳でご参加いただいた皆さん、最高でした！

こちらのシーン、仮面ライダーファンの皆さんにはお馴染みの「あの人」も隠れ参戦しております。

「ウラ仮面ライダー」MCも務めて頂いているオジンオズボーン篠宮さんです！
篠宮さんはコック姿で参加してもらったのですが、溶け込みすぎて本当に見逃し注意です！
注：写真は今にも変身しそうですが、変身はしません！

そんな篠宮さん、隠れ参戦のかたわらでエキストラ参加の裏側に密着して頂きました。
その模様は、『ウラ仮面ライダー』でご覧いただけますので、是非チェックしてみてください！

「仮面ライダーゼロワン」と「仮面ライダージオウ」の冬の新作映画、
『仮面ライダー 令和ザ・ファースト・ジェネレーション』は今週土曜日公開です！！！
公式HP：http://kamenrider-winter.com/

冬映画の現場で起こったウラ側についても、こちらでお伝えしていきます。
どうぞ、お楽しみに！！！

(文責・百瀬 龍介)

ゼロワン・ジオウに立ちはだかる最大の敵!
本来生まれるはずのないアナザーライダーが誕生

原点にして頂点ー。

「アナザー1号」 ビジュアル初解禁!!

詳細はこちらからチェック！
http://kamenrider-winter.com/

　

昭和、平成、そして令和―― 時代と共に駆ける「スーパーヒーローと音楽」夢の祭典！！

スーパーヒーローエンターテイメントの最高峰、仮面ライダー＆スーパー戦隊シリーズによる年に一度の祭り、超英雄祭。
今回は史上初、横浜アリーナでの開催が決定！！
令和01年9月より放送開始の新仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』と、
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の番組出演キャストによるトークショー、
そして仮面ライダー＆スーパー戦隊シリーズを盛り上げるアーティストたちによる豪華ミュージックライブをお届けするスペシャルイベント。
ミュージックライブでは、豪華なゲストアーティストたちによる超英雄祭だけのスペシャルライブが実現！
ここでしか見られない豪華イベントを見逃すな！
詳しくはこちら⇒
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/eiyusai2020/

　

その名の通り、仮面ライダーの裏側にせまる突撃番組、「ウラ仮面ライダー」!

今回は前回の後編から引き続きヒロイン対談！
２０１９年もあとわずか。仮面ライダーゼロワンのヒロイン、イズ・唯阿の二人が、映画とテレビの演技を振り返る。

そして、映画公開目前！レジスタンス役で出演した皆様にコメントを頂きました！

詳細はテレビ朝日の番組ページを要チェック!
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/spmovie/
※「ウラ仮面ライダー」はS&Lの２種類あります。SはYoutubeでの公開、Lは東映特撮ファンクラブでの限定配信です。

　

作曲はLUNA SEAのベーシストであり、LUNA SEAが発表してきた数々のヒット曲を 手がけてきたJが担当、ボーカルはパワフルな歌声を響かせる西川貴教が担当。
かねてから親交のあったふたりですが、西川自身が念願だったと語る、仮面ライダーシリーズ主題歌のオファーを受け、西川がJを誘ったことで夢のコラボレーションが実現しました。

(文責・湊 陽祐)