DICTIONARY

用語辞典

はじまりのごにん 【 始まりの5人 】

2000年前に『全知全能の書』へと辿り着き、初めてワンダーワールドに降り立った5人の人間。

ビクトール(タッセル)ストリウスレジエルズオス後のマスターロゴス(初代)を指す。

より豊かな世界を実現するための「知識の源」を求めて旅立ち、励まし合いながら苦難を乗り越え、ついに「知識の源」そのものであるワンダーワールドに降り立ったことで、彼らは「始まりの5人」と呼ばれるようになった。

はめつのしょ 【 破滅の書 】

不死身の剣士であるバハトが封印されていた禁書

1000年前、仲間の裏切りで家族を失ったバハトが世界を無に帰すために持ち出したものでもあり、その後、ユーリの手でバハトと共に封印されることとなった。

現代においてはサウザンベース禁書庫に保管されていたが、マスターロゴス(イザク)によって『破滅の書』の封印が解かれてしまい、バハトも解き放たれることとなった。

びぶりおゆーとぴあしゅっぱん 【 ビブリオユートピア出版 】

須藤芽依の勤務する出版社。

芽依が所属するのは「月刊グリム」編集部で、白井ゆきが編集長を務めている。

神山飛羽真のベストセラーである『ロストメモリー』を発表したのも同出版社であり、「月刊グリム」でも彼の小説を連載している。

ふぁんたじっくほんやかみやま 【 ファンタジック本屋かみやま 】

神山飛羽真が店長をつとめる本屋。

本屋を開くのは飛羽真の子供の頃からの夢であり、著作『ロストメモリー』が新人賞を獲得し、ベストセラーになったことで、ついに店を構えるに至った。

店内は楽しそうなもので埋め尽くされており、そこには「物語と現実の境界を容易く飛び越えてしまう子供たちに、を通じて豊かな経験をしてほしい」という彼なりの願いが込められていた。

店の中央には自作の巨大ジオラマが設置されており、これを目当てに来店する者もいる。

ふぁんたじっくほんやかみやましんてんぽ 【 ファンタジック本屋かみやま(新店舗) 】

旧店舗の焼失後、間宮の協力により神山飛羽真が手に入れた新たな店舗。

開店から8年の間に「剣士たちを無に帰す計画」が密かに進行していた影響で客入りは少なく、が学校に行っている間は飛羽真とラッキーだけで静かに過ごすことも多くなった。

巨大ジオラマが店の中央に飾られていた旧店舗と比較すると、かなり落ち着いた雰囲気となっている。

ほん 【 本 】

知らない知識や未知の体験がなんでも書かれている書物。

紙の書物とは異なるが、ワンダーライドブックアルターライドブックも物語を内包する本の一種であり、元を辿ればすべての物語は『全知全能の書』を起源としている。

神山飛羽真にとって本は「人を幸せにするもの」。誰よりも本を愛する飛羽真は、その運命に導かれるままに炎の剣士・仮面ライダーセイバーとなり、本を使って人々を苦しめるメギドとの戦いを繰り広げた。