用語辞典
- さうざんべーす 【 サウザンベース 】
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ソードオブロゴスの拠点のひとつ。
南半球を守るための前線基地として南極に存在し、組織を束ねるマスターロゴスと四賢神、マスターロゴスに仕える神代家の者(神代凌牙と神代玲花)、そして聖剣を持たない多数の剣士たちも同拠点で活動していた。
メギドとの戦闘に駆り出されることの多いノーザンベースに対し、サウザンベースは組織を運営・維持するための役割を担っていた。
- しんだいけ 【 神代家 】
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代々マスターロゴスを守り、時国剣界時をその証として受け継いできた由緒ある家系。
神代凌牙と神代玲花がその末裔にあたり、時国剣界時の使い手には凌牙、継承者が長年不在であった煙叡剣狼煙の使い手には玲花が選ばれた。
神代兄妹はマスターロゴス(イザク)直属の剣士として忠誠を誓っていたが、その後、道を踏み外した彼を粛清すべく神山飛羽真らと共闘関係を結んだ。
- すどうめいにたくされたほん 【 須藤芽依に託された本 】
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表紙には古の文字で「wondering page」と記されている。
メギドの動きを察知した場合に発光し、その情報を所有者に教えてくれる。
- せいけん 【 聖剣 】
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選ばれし使い手を仮面ライダーへと変身させる特別な剣。
1000年前にタッセルによって生み出された光剛剣最光と闇黒剣月闇からはじまり、その2本をもとに人の手でつくられた最初の特別な聖剣が火炎剣烈火であった。
その後、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷、土豪剣激土、風双剣翠風、音銃剣錫音、煙叡剣狼煙、時国剣界時、無銘剣虚無の9本の聖剣が誕生し、現在に至るまで計11本の聖剣が受け継がれてきた。
- せかいのむすびめがほどけるとし 【 世界の結び目が解ける年 】
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ワンダーワールドと現実世界をつなぐ人智を超えた存在=「世界をつなぐ存在」が現れるとされる年。
現代における「世界の結び目が解ける年」はN.E.2020(神山飛羽真が炎の剣士となった年)とされていたが、「世界をつなぐ存在=ルナ」は、予定より15年も早く現実世界に現れていた。
- せかいをつなぐそんざい 【 世界をつなぐ存在 】
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2000年前にビクトール(後のタッセル)のもとに現れ、彼を『全知全能の書』へと導いた存在。
メギドとの争いが始まった後、彼女は力を奪われることを危惧して『全知全能の書』をバラバラにし、自らも消滅してしまった。
そして、現代においては神山飛羽真を導く者として「世界をつなぐ存在=ルナ」が現実世界に現れた。
その後、ルナは自身と聖剣を一体化させることで新たな『全知全能の書』=ワンダーオールマイティワンダーライドブックを生み出し、それを飛羽真に授けた。
- ぜんちぜんのうのしょ 【 全知全能の書 】
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「知識の源」から変化した書物。
世界を創りかえることすら可能な大いなる力を宿しており、あらゆる事象についての情報や、世界の始まりから終わりまでもが記されている。
人々が紡いだ物語も、社会を発展させた技術も、全ての創造物は『全知全能の書』に記された情報に過ぎず、この世界に人が生み出したものは何一つ存在しなかった。
2000年前、この書をめぐる戦いの中で分冊されバラバラにされた『全知全能の書』は完全な状態に戻ることはなかったが、現代における新たな『全知全能の書』としてワンダーオールマイティワンダーライドブックが誕生。
そこには未知なる物語を紡ぐための余白が設けられており、人間の想いを受け取ることで無限の可能性を発揮するという希望に満ちあふれた本であった。
- そーどえっくすまん 【 ソードXマン 】
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剣術使いのヒーローが活躍する人気コミック。
神山飛羽真の経営するファンタジック本屋「かみやま」にも入荷されていた。
同作品に対し、「登場人物が悩んでばかりで世界を救う意味を知っているとは思えない」と率直な感想を述べていたユーリであったが、その後、現代人の考え方を理解したことで愛読者となり、このソードXマンを参考にエックスソードマンワンダーライドブック、そして仮面ライダー最光 エックスソードマンを誕生させた。
また、ソードXマンの最強のライバル「ブレードマンY」をメインとしたコミックも展開されている。
- そーどおぶろごす 【 ソードオブロゴス 】
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人知れず世界の均衡を守り続けてきた組織。
ワンダーワールドを守るビクトール(タッセル)に対し、彼の仲間の一人によって現実世界を守るために組織されたのがソードオブロゴスであった。
組織を構成するのは多数の優れた剣士たち。北極のノーザンベースと南極のサウザンベースの2拠点に分かれ、メギドとの戦いや本の管理を行っていた。
また、『全知全能の書』の復活を避けるため、聖剣やワンダーライドブックが一所に揃わぬよう両拠点に分散させていた。
組織を束ねるのはマスターロゴス(イザク)と四賢神。四賢神は強力な決定権を持つ4人の賢者であり、合議によって組織の方針を定めていた。
ストリウスとの決戦後、マスターロゴス(イザク)と四賢神を失った組織は従来のマスター制を廃し、評議員制を採用。
- そふぃあがすどうめいにあずけたかぎ 【 ソフィアが須藤芽依に預けた鍵 】
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仮面ライダーカリバー(上條大地)との対話を前に、ソフィアが須藤芽依に預けた金色の鍵。
ノーザンベース内のモニターの起動など、各機能を制御する役割を持ち、「人間を創造できる秘術が記された本」を保管した部屋の鍵でもあった。
須藤芽依が猫メギド(ネコメギド)にされた際に、鍵はストリウスの手に渡り、該当の本は奪われてしまった。