KAIJIN

こだまコダマ

登場作品
仮面ライダー響鬼
初登場回/初登場作品
四十之巻『迫るオロチ』(2005年11月14日放送)

■説明

木で作られた人形のような姿をした等身大の魔化魍(まかもう)。

生み出さえる条件が一切不明で、コダマの出現は魔化魍の大量発生によって世界を滅びへと導く「オロチ現象」の前触れとされている。

「コダマの森」と呼ばれる、場所を変えては突如出現する幻のような森の中に棲息し、迷い込んだ人々を襲う。

森に生える木の根を自在に操って標的を拘束したり、コダマが撃退されると同時に森が消えたことから、コダマの森の本体ではないかと考えられる。

 

手から樹液を固めたような剣を生み出し、それを両手に1本づつ構えて二刀流で戦ったり、ブーメランのように投擲する。

コダマの森の中にある巨大な古木と同体であり、古木を攻撃すればコダマにもダメージが入る。

 

コダマの森の出現に際し、調査に現れた仮面ライダー轟鬼(トドロキ)、後から駆け付けた仮面ライダー響鬼(ヒビキ)、仮面ライダー威吹鬼(イブキ)を相手に戦う。その特殊な力と剣技の冴えにより圧倒し、響鬼が装甲響鬼(アームドヒビキ)へフォームチェンジして放った「音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)」の音波攻撃をも弾き返し、鬼たちを撤退へと追い込んだ。

その後も森に入り込む鬼たちを撃退しつつ、改めて威吹鬼、轟鬼と激戦を繰り広げる最中、立花勢地郎の調べにより、古木がコダマと同体であることが発覚。立花日菜佳より天美あきらに、コダマの森にいるイブキとトドロキに伝えるよう電話で告げられるも、あきらは安達明日夢と桐矢京介を連れてコダマの森に侵入。

そこでは森に迷い込んだ立花香須実を古木が捕縛しており、彼女を助けるために明日夢と京介は落ちていた音撃弦・烈雷を拾い上げて突進。これによりコダマは弱体化し、威吹鬼の管の音撃技「音撃射・疾風一閃(おんげきしゃ・しっぷういっせん)」を受けて消滅。さらに駆けつけた響鬼が装甲響鬼にフォームチェンジして鬼神覚声で音の刃を放ち、古木の方も撃破された。 

 

その後、多数の魔化魍が大量に同時出現するオロチ現象によって、コダマの森を伴わない状態で館林や清めの地に出現している。

 

身の丈(身長)75寸(2.27m

目方(体重)42貫(157.5㎏)

特色/力:コダマの森を出現させる、森の中の古木と同体

声:‐