こうもりおーぐコウモリオーグ

■説明

コウモリと人間の人外融合型オーグメント。

飛行能力を有しており、戦闘力は他のオーグメントに劣るものの、頭脳を活かした研究活動において本領を発揮。

自らをSHOCKERにおける最高の生化学主幹研究者と称し、同組織の緑川弘博士に対しては並々ならぬ対抗心を燃やしている。

他人を信用しない気難しい性格で、アジトの警護をヒト型等身大対人兵器に任せているのもその表れ。

ヴィルースによって人口を作為的に減らし、選ばれた価値ある人間を幸せにすることを目標に掲げていた。

コウモリオーグはその後、たったひとりで完成させた危険な作品「バットヴィルース」の素晴らしさを思い知らせるための演出を考案。

緑川博士への勝利という悲願を同時に叶えるため、緑川グループの研究成果である仮面ライダーをヴィルースで操り、その手で博士の娘・緑川ルリ子を始末させようと目論むのだった。

だが、自身の最高傑作であるバットヴィルースはプラーナシステムの前に無力化され、ルリ子のショットガンで左の翼に穴を開けられたコウモリオーグは、戦略的転身を決意。

仮面ライダーのジャンプ力を上回る飛行高度を維持することで身の安全を確保できると踏んでいたが、目論みは外れ、サイクロン号の飛行機能を利用した大ジャンプによって頭上を取られてしまうのだった。

最早コウモリオーグに逃れる術はなく、プラーナの放出と落下による加速を利用した急角度のライダーキックで地面へと叩き落され、泡となって消滅。

自身と作品への理解を得られぬまま生涯を終えることについては、最期まで割り切れない様子であった。

身長：不明

体重：不明

特色／力：翼の展開と飛行、優秀な頭脳

演：手塚とおる（てづか・とおる）