おろちオロチ
- 登場作品
- 仮面ライダー響鬼
- 初登場回/初登場作品
- 『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』(2005年9月3日公開)
■説明
何でも噛み砕く強靭な顎を持つ、龍のような姿の巨大な魔化魍(まかもう)。
高い運動能力を有しており、巨体をくねらせながら宙を自在に舞い、たとえ水中に潜ってもまったく動きを制限されないほど。
長大な尻尾の一撃は強烈で、口からは三千度にも及ぶ炎を吐く。
安達明日夢が「たちばな」の地下で見つけた文献によると、オロチは戦国時代に出現したとされる。
普段は海底に沈んでいる鬼岩城(きがんじょう)を根城にし、オロチの童子と姫が率いる魔化魍集団「血狂魔党(ちぐるまとう)」が、その威光を示すための中核として君臨。とある村を支配し、無作為に選ばれた人間を生贄として捧げさせていた。
兄妹同然に育てられたひとえが生贄に選ばれたことで、明日夢(戦国時代)は鬼を集めてオロチ討伐を決意。カブキこと仮面ライダー歌舞鬼(カブキ)を中心に3人の鬼が集まるも、圧倒的な力でこれを退けた。
その後、7人の鬼が集結するも、実は魔化魍側だったカブキの策略により仲間割れを起こし解散。だが、7人とは距離を置いていたヒビキこと仮面ライダー響鬼(ヒビキ)がひとりで血狂魔党に立ち向かうと、それを見た歌舞鬼以外の6人の鬼たちも奮起。鬼と血狂魔党との壮絶な戦いが繰り広げられる中、オロチもそこに出現し、やはり鬼たちを圧倒した。明日夢(戦国時代)が切り札として亡き兄、猛士が打った「響鬼」と彫られた刀を響鬼に渡そうとするが……。
そこで文献は途絶えており、明日夢は結末を知ることができなかった。
現代のオロチは、童子や姫を伴わず、とある海岸に出現。
海水浴に興じる人々を見境なく襲うと、討伐に現れた響鬼も難なく退け、重症を負わせた。
その後、再び海岸に現れると、傷の癒えた響鬼と再戦。やはり圧倒的力を見せて戦いを優位に進めるも、明日夢が文献をもとに海岸の洞窟に祀られていた「響鬼」と彫られた刀を発見。それを響鬼に渡すと刀は音撃増幅剣
装甲声刃(おんげきぞうふくけん・アームドセイバー)へと変化し、響鬼は装甲響鬼(アームドヒビキ)へとフォームチェンジ。必殺技の「音撃刃・鬼神覚声(おんげきは・きしんかくせい)」で放たれた音の刃により動きを止め、まるで石化して崩れるように消滅した。
身の丈(身長):158尺4寸(48m)
目方(体重):40000貫(150t)
特色/力:高温度の火炎攻撃、どんな環境でも発揮できる俊敏性
声:‐