ひめの ひじり姫野聖

- 登場作品
- 仮面ライダーガッチャード
- 初登場回/初登場作品
- 第9話『ダッシュで京都!修学旅行!』(2023年10月29日放送)
「それって、『超常惑星』京都 異界特集ですよね?」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:20歳前後
職業・身分など:太秦映画村の職員(#44で退職願を出したが、同じ職場に復帰することを決意した)
家族など:加治木涼(恋人)/姫野剣(兄) ※幼い頃に両親を亡くしている
演:木下彩音(きのした・あやね)
■この人物が変身する怪人
→バッテリーマルガム(ケミー因子) ※このマルガムを生み出すために利用された
■説明
太秦映画村の「史上最恐のお化け屋敷」で幽霊役として働く女性。
7年前、墓地で人魂を目撃した体験をオカルト雑誌『超常惑星』に投稿した結果、誌面に掲載され、以来、不思議な世界は本当にあると信じている。
そして現在。修学旅行で京都を訪れていた加治木涼と神社で偶然出会い、彼もまた7年前の『超常惑星』に投稿を掲載されていたと知り、ふたりは意気投合した。
この時、姫野聖が神社を訪れていたのは、兄の姫野剣のため。
連続放火事件の容疑者として逮捕された兄の無実を信じ、早く帰って来られるように神社でお祈りするのが習慣になっていた。
だが、再会した兄から打ち明けられたのは、妹のために良い兄であり続けることにストレスを感じ連続放火に及んだ、という信じがたい事実であった。
その後、バッテリーマルガムへと変貌した兄は仮面ライダーガッチャードのおかげで元に戻ったものの、唯一の家族に裏切られた姫野聖の絶望は計り知れず、それは激しい憎しみとなってライデンジを引き寄せ、今度は自身がバッテリーマルガムへと変貌してしまうのだった。
そして、加治木涼の必死の呼びかけによって心を取り戻し、仮面ライダーガッチャードの必殺技でマルガム化から解放された姫野聖は、一連の記憶を操作された後、加治木涼と再び偶然の出会いを果たし、連絡を取り合う仲になった。
それから数ヶ月後。
放火犯の妹であることをSNSで噂されるようになった姫野聖は、職場に迷惑をかけないようにと退職を決意。
『超常惑星』も捨ててしまおうとしたところ、加治木涼との覚えのない記憶が頭をよぎり、彼に直接確かめるために京都から東京へと移動した結果、ガエリヤの手先となった矢吹恭一に連れ去られてしまうのだった。
ガエリヤの狙いは、姫野聖の本質である「強い執着心」と、その特別な力に起因する負の連鎖。
ガエリヤの力を注がれた姫野聖はバッテリーマルガム(ケミー因子)を生み出してしまったが、過去と同じく、加治木涼の決死の行動と仮面ライダーガッチャードの活躍により事態は解決した。
こうして姫野聖と加治木涼の絆はさらに深まり、辛い過去も楽しい思い出も忘れず一緒にいようと約束。
ミナトも二人の意思を尊重し、この時は記憶操作を行わなかった。
■戦闘時の決め台詞など
「思い出したよ。加治木君の言葉……嬉しかった」
「怖い記憶も、悲しい記憶も、全部おぼえてたい。加治木くんと一緒に……だめかな?」