2022年 7月 31日放送

第46話 「向き合う勇気…真に護るべきものは何?」

脚本: 木下半太

監督: 石田秀範

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ラブコフの背中に傷のようなものを見つけたさくらは、「弱い存在」であるラブコフを庇うあまり戦いの足を引っ張ってしまう。

一方、バイスを媒介にして復活したギフ。

ギフは一輝たちに「五十嵐家を新世界の始祖として迎える」と告げ、
人類の滅亡か、五十嵐家を始祖とした新たな世界を作り直すかの選択を迫る。

ギフを倒す方法は無いのか……考えを巡らせる一輝たちの一方で、ひとり「ある研究」に没頭し続ける狩崎。

さくらとラブコフの問題も解決しない中、一枚岩となって打倒・ギフに臨むことができるのか――。

45 見どころ


前回までが大二・カゲロウ編であったとするならば、今話からの二週はさくら・ラブコフ編です。
悪魔と人間の関係を描くリバイスの物語の中で、五十嵐三兄妹の悪魔はまさに三者三様。

自分の悪魔と向き合い、相棒になれる一輝。
時に喧嘩しながら、自身の悪魔と押し引きのバランスを取って共存する大二。
そして、悪魔の存在を認めて愛し、守ることで良好な関係を築いてきたさくら。

今話のラブコフは、進んで戦いの中へ挑んでいったり、「守ってあげる」というさくらの言葉に反発したりします。
無敵を目指すさくらの「弱い部分」の化身であったはずのラブコフの、この変化が意味するものとは……?
一輝も大二も、それぞれの形で悪魔と向き合い、進化を遂げてきましたが、
末っ子・さくらのストーリーは二人とは一味違うものとなっています。
巨匠、石田監督の演出にも乞うご期待です!

こぼれ話ですが、45話から変化を見せた大二の服装。
チェックシャツからモノトーンテイストに変わりました。
これには復活したカゲロウと大二の間で秘密のやりとりがあったとかなかったとか……。

また、さくらに言い含められるラブコフと重なるように、ヒロミに待機を命じられた玉置。
これまで後方支援に尽くしてきた玉置にも、大きな変化が訪れる……?
22日(金)から公開が始まった『劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリア』をご覧いただいた方には何かの予兆を感じていただけたかもしれません。

45話の冒頭で相変わらずの毒たっぷりな姿を見せたオルテカの顛末も気になるところ……。
本編一時退場後も、ずっとリアルタイムでツイートを続けてくれたオルテカを演じる関さんのチームへの帰還は大変喜ばしいものでした。
おかえり、関さん! おかえり、オルテカ!(もう悪さするなよ!)

成すすべがないかと思われる程最強のラスボス・ギフを前に、それぞれの想いが、力が、結集していきます。
劇場版の物語は本編のどこに繋がるものなのか? 既にご覧になった方はそんな楽しみ方もしていただきながらご覧いただけたらと思います。
まだの方はぜひ劇場へ!
劇場版につながるスピンオフ作品『Birth of Chimera』も東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて絶賛配信中です。
最高潮に沸きまくりのアツい夏をぜひ、リバイスと共にお過ごしください!


(文責・近松 知佳)

第45話 あとがき

■か、か、仮面ライダー五十嵐!?
仮面ライダーリバイスは、仮面ライダー生誕「50」周年記念作品という大きな冠を携えてスタートしました。主人公はしあわせ湯を営む「五十」嵐家の長男である五十嵐一輝。変身する際の決めポーズ「五十嵐ポーズ」にも、「五十」の要素が入っております。(ちなみに、名付けの親は前田くん本人。前田くんが名付けてから、現場でもすっかり「五十嵐ポーズ」のネーミングが浸透しております。)

昨年冬に公開した映画ビヨジェネでも、過去の「50」年と未来の「50」年を舞台にセイバーらと共にまさしく世代を超えた戦いに身を投じました。
なにかと「50」に縁のある仮面ライダーリバイス。そんなリバイスにおいて、満を辞して「五十」の要素を携えた仮面ライダーが爆誕しました!リバイのスーツをベースに、ライブとジャンヌのデザインモチーフがバッチリと。両肩には「50」、胸には「嵐」の意匠があしらわれております。
その名も、仮面ライダー五十嵐です!(まんま!)


この新フォームが見られるのは、7/22に公開されました「劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリア」だけ!望月Pらの「子供たちにとっての初めてのアクション映画を届けたい」という強い想いに、坂本浩一監督がバッチリ応えてくださいました。監督や俳優部・アクション部をはじめとした全キャスト・スタッフの圧倒的熱量がスクリーン越しでも伝わってくる内容になっております。
今年の暑〜い夏にピッタリの激アツアクション映画となっております。是非大きなスクリーンでノンストップアクションをご堪能ください。

蔵出しオフショットも随時出していく予定ですので、そちらもお楽しみに♪

(文責・百瀬 龍介)

■スピンオフも続々! 沸いてくるぜ!!①Birth of Chimera
いよいよ7月22日(金)から公開がスタートした『劇場版仮面ライダーリバイス バトルファミリア』! もう劇場に足を運んでいただけましたでしょうか? 大迫力のアクション! 家族の絆が起こす奇跡! そして尊い命の物語……。ぜひ親子や友達とワイワイ楽しく観ていただきたい映画です。
さて、その劇場版のストーリーの裏で、もうひとつの物語が存在していました。
それが映画公開の同日午前0時より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信が開始された『Birth of Chimera』。劇場版でハイジャック犯に勇敢に立ち向かっていく青年、JO1の豆原一成さんが演じる大谷希望の物語です。

彼がどうやってツインバイスタンプを手にし、仮面ライダーキマイラへの変身を遂げるに至ったのか……。『Birth of Chimera』では。希望の先輩で親しい友人でもある向井リュウ(演:橋本祥平)がその変身資格を有していました。何が起きて、その資格を希望が手にすることになったのか……そして、アヅマとの因縁の詳細とは……?

平和への希望は、復讐の炎へ……。
五十嵐一家とは異なる、希望の“家族”を巡る物語をぜひ、劇場版と合わせてお楽しみください!

■続々②仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラwithガールズリミックス
こちらもBirth of Chimeraの配信と共に予告解禁となったリバイスTTFCスピンオフ第3弾! 仮面ライダー生誕50周年を記念して、歴代“ガールズ”が大集結した超超超豪華なスピンオフドラマです!
予告では、仮面ライダーWより鳴海探偵事務所所長の鳴海亜樹子(演:山本ひかる)が「調査依頼が入ったの。みんな、仮面ライダーなんでしょ?」という問いかけからスタート。フラッシュで映るさくら・花・玲花(演:アンジェラ芽衣)・イズ(演:鶴嶋乃愛)・ポッピーピポパポ(演:松田るか)は本編中もしくは劇場版で仮面ライダーへと変身したヒロイン達。キャスティングを担当させていただきましたが、こんなにワクワクするオファーはありませんでした。皆様当時を思い出しながらご出演を快諾してくださり、撮影現場の華やかさといったらもう……ご想像の通りです。最高の現場でした。

夢すぎる……! 亜樹子がしあわせ湯を調査の場所に選んだ理由は、TELASAスピンオフ『リバイス・ザ・ミステリー』をご覧いただいた方ならピンときたかもですね。あの赤い警視はしっかりお風呂にも入っていかれましたが、亜樹子たちはどうでしょう?

坂本監督、そこ代わっていただけませんか……。
そして新たに発表となったキャストは『仮面ライダーウィザード』より大門凛子(演:高山侑子)。そして、イズに続いて『仮面ライダーゼロワン』より仮面ライダーバルキリー(声:井桁弘恵)の参戦が決定! 井桁さんはスケジュールの都合でご出演は叶いませんでしたが「声だけでも出たい!」とアフレコにかけつけてくださいました。1年間演じたキャストの皆様のキャラクターへの愛情が成し得た豪華さでもあります。感謝が尽きません。

高山侑子さん演じる凛子の変わらない凛とした眼差し……キュンです。今年は仮面ライダーウィザード10周年! おめでとうございます!!

我らがバルキリー様! スーツアクターは勿論、本編と同じく藤田慧さんです。バルキリーのしなやかなアクションと井桁さんの華麗なアフレコにもご注目ください!
配信まであと2週間。ここまで4周に渡り情報解禁が成されてきたといことは来週も……? 仮面ライダーに変身するヒロインも、そうでないヒロインも登場していよいよ誰が登場するのか予想がつきにくくなって参りました。どんな形で誰が登場するのか? 続報をぜひお楽しみに!

そして気になる“花の姉”を名乗る人物とは……? 花とさくらの絆にもピンチが!? ドキドキ沸きまくりのストーリーにも乞うご期待です!

(文責・近松 知佳)