2022年 4月 3日放送

第29話 「クランクイン!メモリー・オブ・ヒロミー!」

脚本: 内田裕基

監督: 葉山康一郎

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ギフは復活したはずが沈黙を保ち、
オルテカとの死闘を制し、一輝とバイスも元に戻った
五十嵐家は束の間の日常を過ごしていた。

そこに「ヒロミさんが生きていた」という
情報が入る。

湧きに湧く一同だったが、
会いにいった一輝と大二のことを
覚えていないヒロミ。

どうやら「記憶喪失」になっているようだ。

ひどく落ち込む五十嵐三兄妹だったが、
狩崎の提案で、ヒロミを失われた記憶を
呼び覚ますため、思い出ムービーの
制作を開始するー!!

見どころ

デッドマンズを裏切り、
フェニックスを翻弄し、
ヒロミを葬り(生きてます)
多くの一般人をギフテリアンにし、
暴虐の限りを尽くしたオルテカを
ついに撃退。

因果応報、哀れオルテカはギフに
喰われて最期を迎えました。

オルテカを演じた関隼汰くん。
本作がまごうとなきデビュー戦。
オーディションからその貴公子のようなルックスと
佇まいに目を惹かれました。
お芝居では周囲に劣る中で彼はたくさんの自然で豊かな表情で
溢れんばかりの仮面ライダー愛を語り、自分なりの魅力を
しっかりアピールしてくれました。
そこには新人らしからぬ「一貫性」を感じ取ることができました。
それはこれから役者の道を進んでいく中で彼の長所となり、
武器となると確信し、オルテカを託すことに決めました。

デッドマンズ前後で見せ方、演じ方の異なるオルテカという
役を、「凶悪な敵」で「気品」を失わぬよう一貫性を保って
演じてくれたことに、成長を感じましたし、また非常に
感謝をしております。

一定の緊迫感を持って28話まで進んで来られたのは
関君がオルテカを強敵として保ってれたからです。

これからもチームリバイスの一員として、
関君の今後のご活躍をファンの皆さんと
一緒に見守っていきたいですね。

関くん、お疲れ様でした!


29話は少し閑話休題?と思いきや
なんとヒロミが生きていた、しかも
記憶喪失という仰天ニュースから話は始まります。

そんなヒロミに思い出ムービーを制作
するというドタバタコメディを
葉山監督が「仮面ライダー The Mystery」とは
うって変わってスーパー戦隊仕込みのテンポの
良さで楽しく仕上げてくださいました。

その中に見え隠れするように、
敵がオルテカからギフ(と赤石!?)に、
挑む三兄妹の異なる立ち位置、スタンスが
はっきり明示されることになります。

後半戦へ向けてちゃんと
重要なエピソードですよ!(笑)

また、ついにTTFCでは
「リバイスレガシー 仮面ライダーベイル」
の第一話の配信か開始となります!

平穏な五十嵐家の日常からを
母である幸実が微笑ましく眺めて
いるところから物語は始まりますが、
その幸せを勝ち取るまでに
のちに元太となる白波純平
という男と幸実がどんな激動の
出会いと戦いに直面し、乗り越えたのか。
テレビシリーズからは少しトーンを
ハードめに設定して、
坂本監督のアクション満載でお送りします。
もちろんお子様もしっかり楽しめる
内容になっておりますので、
こちらも家族でお楽しみください!!!
全5話、隔週でお披露目となります!


(文責・望月 卓)

第28話 あとがき

■カモーン!ジョージ!デモンズ!
その時、歴史が動いた。(濱尾の)

遂に濱尾くんにとって、待望の日が来ました。親子二代に渡ってライダーファンであるサラブレッドノリタカ。『仮面ライダークウガ』放送の年に生まれたので、お父様からは幼少期「クウガ坊や」と呼ばれていたサラブレッドノリタカ。現場で会うと隣に来てくれ、自身のライダー愛と変身願望について語ってくれる人懐っこい「クウガ坊や」。


自身の初変身を演出して下さったのは仮面ライダーの歴史を築いてきた石田秀範監督です。「セイバー増刊号」でジョージのベースを作って下さった石田監督が監督するとのことで、濱尾くんも興奮を隠せないご様子。


掛け声を「変身!」ではなく「カモーン!」にしたのも、石田監督のジョージ愛からでした。そして、濱尾くんの気合たっぷりの変身に負けじと、アクターの小森さんの芝居も、ヒロミデモンズとは打って変わってポップでノリノリアクションに!濱尾くんと現場で相談しながら、ジョージデモンズを作り上げていく姿はまさしくバディでした。



■ヘンシン!ガッタイ!?仮面ライダーリバイス!!!
そして、こちらのバディは真の変身を遂げました!
一輝は、内なる戦いに見事打ち克ち、サンダーゲイルバイスタンプによって『仮面ライダーリバイス』に変身!!



内なる葛藤と激闘の舞台は、とってもヘンテコリン。
現場に立ち会った際、鳥居があるわ、ラーメン屋の暖簾があるわ、魚が吊られてるわと、いつもの「しあわせ湯」と違いすぎて、そして少し怖くて本当に少し震えました。
石田監督の脳内で思い描く内面世界を、見事表現した美術スタッフ・照明スタッフをはじめとした全スタッフの皆さんに敬意を表します。


そして、一人二役を演じ切った座長・前田くんに最敬礼です!前髪を下ろすだけで、こうも人は雰囲気が変わるのか。そして、前田くんの表情とお芝居。石田監督もいつもと違う前田くんも格好いいなと褒めていただきました。巨匠のお墨付き、ありがとうございます!!


放送当初、ほぼゼロからのスタートだった前田くんも約30話のテレビ・2本の映画・数多くのスピンオフ作品を経験し、超加速度的に進化を遂げております。
そして新たな出会いもあれば、別れもありました…。

(文責・百瀬 龍介)





■グラシアス! 世界に焦がれた悪のダイオウ

長い闘いの終止符。それは一輝が己の中のギフを克服する闘いでもあり、第1話から対立し続けたデッドマンズの幹部・オルテカとの間にも打たれました。
自らの力でサンダーゲイルこと真の「仮面ライダーリバイス」へと進化を遂げた一輝とバイスは、罪なき人をギフテリアンにする暴挙へと走ったオルテカをついに撃破。敗れたオルテカは「同志」のように見えていたギフに肉体ごと吸収され、姿を消しました。
このシーンの撮影を以て、オルテカ役の関隼汰さんはオールアップを迎えました。

花束贈呈は平成ライダーの礎を築き上げた巨匠・石田秀範監督から。五十嵐三兄妹とジョージ狩崎、アギレラとフリオと勢ぞろいのキャストに囲まれての“その時”となりました。

堂々たる悪の顔から、辛い過去のエピソードで見せた無の表情、そして、ラストの絶望とも満足ともとれる複雑な感情を孕んだ切ない表情まで。“オルテカ(初芝真)”というひとりの人間が歩んだ道筋を見事に演じ切った関さん。
「僕の名前の“隼”の字は一文字隼人が由来なんですよ」とキラキラした目でヒーローへのあこがれを語っていた青年は、オルテカとの出会いで非情でありながらも自分に絶対の自身を持ち、世界さえ手に入れようと目論む真正のヒールを演じ切る深みのある俳優へと成長を遂げました。
関さんのオールアップコメントをご紹介します。
「ここで学んだことは僕の大事な財産となりました。本当に感謝しかないです。ありがとうございました。またどこかでお会いできる機会があれば人間としても、俳優としても、成長できたと思ってもらえるように、これからもっともっと頑張ります。ありがとうございました!」
挨拶が終わると、たくさんの拍手と「お疲れ様!」の声。じわじわと近寄る仲間たちに、両手を広げて応える関さん。

最初にハグしたのは最終決戦でぶつかり合った五十嵐一輝役・前田拳太郎さん。さらに、大二役の日向さん、ジョージ役の濱尾さん、さくら役の井本さんが続き、遅れてゆっくりと近づいて来たのは共にデッドマンズの仲間としてスタートしたフリオ役・八条院さん、そして、アギレラ役の浅倉さん。関さんを囲んでひとつの環となり、しばしの別れを惜しむ仲間たち。ここまで一緒に歩んできた仲間たちの存在に、あいさつでは涙ぐんでいた関さんもしだいに笑顔になっていました。

最高の“スマイル”で記念写真!
1話のスタートからここまで駆け抜けた関さん/オルテカのオフショットを大公開致します!

デッドマンズベースにて。カゲロウもつるんでいたあの頃。

スマイルです♡

フェーズ3の面々を従えての、ザ・悪の顔。

新生デッドマンズのアジトにて。

KAMIHORI/HAYATA/NORITAKA なんだかとても画になる3ショット。

沈着冷静。頭脳明晰で上品な振る舞い。常に余裕を感じさせるキャラクターでありながら、誰よりも深い執念と執着に満ちた野心を秘めていた誇り高き悪の幹部。

悪役を演じるのはヒーローを演じることよりもさらに覚悟を必要とするものかもしれません。様々な重圧と孤独に耐え、ヒーロー達の「超えるべき壁」としてダイオウの如く堂々と君臨してくれたオルテカに心より拍手を! グラシアス!! 隼汰!!!



■仮面ライダーベイル・第1話 本日10時より配信開始!
TTFCにて配信のスピンオフ作品『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル』いよいよこのあと午前10時に配信がスタートします!
予告編で明かされたのは悪魔への復讐へ狂う・白波純平の闘いの日々。人々を襲う悪魔を倒しても、その狂気的なバトルスタイルから人々からは“悪魔”と呼ばれます。
そんな彼がどのようにして幸実と出会い、家族へのあこがれを抱き、現在の五十嵐家へと繋がっていくのか……。物語の始まりをぜひ目撃してください!!

(文責・近松 知佳)