2022年 3月 27日放送

第28話 「怖れを超えて疾風迅雷!己を信じ一心同体!」

脚本: 木下半太

監督: 石田秀範

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ついに完全なる暴走状態に陥ってしまったバイス。
ホーリーライブとジャンヌで抑えにかかるも、その勢いは凄まじい。

だがそこに狩崎が現れる。
狩崎の手には新たなバイスタンプらしきものが握られていて、
大二に、隙を見てそのスタンプをジャックリバイスに
押すように言う。

それによって、体内に閉じ込められている一輝を呼び覚まし、
バイスと決着をつけてもらう算段のようである。

失敗すればどちらも消滅してしまう可能性のある
危険なミッションだが、狩崎は2人から「行動こそ信念」だと
教えられたと賭けに出ることを決め、自分もその力に
なるという決意のもと、デモンズドライバーを取り出す!

そして一輝は体内で自分との、バイスとの戦いに挑むー!

見どころ

いよいよ22話からはじまった一連の「一輝バイス問題」に
決着がつこうとしております。
そのためには全世界…はどうか知りませんが演じる濱尾君待望の
変身…が待っているとか、いないとか。

全力で一輝とバイスのために戦う三兄妹や仲間たちの
活躍もさる事ながら、一輝がバイスを元に戻すために
体内で様々な困難と向き合う過程も、ドラマ上はもちろん
キャストたちにとってもまさにこれまでの集大成。
持てる力の最大限を引き出してもらい、自分の武器も課題も新たに
見つけることのできた彼らにとって、このタイミングで
石田監督のご指導を受けられて本当によかったと思います。

前半戦のフィナーレとなります。
キャストたちの熱演を力に、皆さんも一緒に(!?)
オルテカを倒しましょう!!!






(文責・望月 卓)

第27話 あとがき

■母、強し!
番組も折り返し地点を迎え、気付けば元太さんが仮面ライダーベイルに変身し、五十嵐家は5人中4人仮面ライダーに。常連のぶーさんこと伊良部まで、戸次さんをお姫様抱っこする怪力とバリトンボイスのイケメンキャラにキャラ変。
劇中唯一の「普通」の人が五十嵐家の大黒柱である幸実さんです。
様々な困難に直面する子供たちに対して、幸実さんはライダーパワーや超能力なんて使いません。あくまで「普通」に子供たちと話し、抱き寄せ、解きほぐしていきます。

そんな幸実を演じる映美くららさんは、現場でも五十嵐三兄妹を優しく見守るお母さんのような存在です。(最近は玉置演じる八条院くんも仲間入りして、子供が三人から四人に増えたから大変かも。)井本さんと映美さんが本当の親子に見えてくることもしばしば。むしろ、姉妹に見えてくるというスタッフもチラホラ。
「普通」であることがいかに大変か、それを理解している幸実さんの「普通」パワーの強大さに五十嵐兄妹はこれからもきっと救われるはず。
「普通が最強」、最近その思いをより強く感じてしまいます。


■監禁ウシジマくん
そして全くもって「普通」じゃなかった家族がココに。そう牛島家の面々です。8話で諸田監督が怪〜しく描いてくださった牛島家の正体、それはまさかの全員他人という衝撃の事実。その実、フェニックスを監視している地下組織「ウィークエンド」のメンバーだったということが明かされます。

とはいえ、スタンガンで主役である一輝を失神させ、監禁してしまうとはなかなかパンチが効いています。


■オルテカの数奇な人生
自分にとっての「普通」が「普通」ではなかった男、オルテカ。
「世界が俺を理解しないのなら、俺が世界を作り替える」
オルテカにとっての世界=普通とは何なのでしょうか。

小学生時代のオルテカ(初芝真)を演じたのは、石田偉琉くんです。石田監督の演技指導に柔軟に応える石田くんが素晴らしかったです。一点現場として困ったことが、監督と苗字が一緒なので「石田くん」と呼ぶのに非常に緊張したこと。(笑)石田くんの絶妙に嫌らしい芝居(褒め言葉)と、石田くん監督からの照明で怪しさを見せたいという要望に、即座にバチッとはめた照明部さんの匠の技も光ったシーンでございました。

そして、次週絶対見てほしい新展開が待ち受けております。
乞うご期待ください!
Have a nice WEEKEND!!!!

(文責・百瀬 龍介)



■スピンオフ作品「リバイスレガシー 仮面ライダーベイル」全キャスト解禁!
TTFCにて配信のスピンオフ作品『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル』いよいよ配信開始まで一週間! 予告編と全キャストの解禁です。
『ベイル』は、リバイスの物語が始まる25年前。FENIXよりも以前にギフ及びバイスタンプの研究を行っていた科学研究組織・ノアが舞台。天才的な頭脳を持ち、バイスタンプの原型を作り上げた人物がジョージ・狩崎の父である狩崎真澄です。
現在はレジスタンス組織ウィークエンドの代表であり、仮面で顔を隠した人物として登場している彼の25年前を演じるのは高橋健介さんです。

狩崎真澄:高橋健介
組織の要でありながら、非人道的なやり口に苦悩を重ねる若き科学者の姿を繊細に演じてくださいました。高橋さんと言えば某光の国のヒーローとしても主演を務めた方。衣装合わせでは坂本監督と「僕も変身していいですか?」「ひとりだけサイズ違っちゃうからダメ」とヒーローならではのジョークが飛ぶ場面も。家族がテーマであるリバイスの物語の中、25話で垣間見えた狩崎親子の関係の片りん――『ベイル』の中では真澄からジョージに向けた想いも描かれます。高橋さんの熱演に注目です!

『ベイル』では主演の和田雅成さんを始め、2.5次元舞台で活躍する俳優陣に多数出演いただいております。ノア武装部隊隊長を演じる鳥越裕貴さんもそのひとり。

ノア武装部隊隊長:鳥越裕貴
和田さん、高橋さん、鳥越さんは共通のフィールドで活躍されていることもあり、とにかく仲良し! 衣装合わせで集まった時から息の合ったやりとりで大盛り上がり。また、真価を発揮したのはアクションシーンで、お二人とも「刀は慣れてるんですが……」と謙遜されつつ、スピード感抜群、息を飲む迫力で披露された超絶アクションは必見です!



そして、組織をまとめるトップに君臨する男、ノア所長・東山(あがりやま)を演じるのは仮面ライダーファンにも馴染深い、村田充さんです。

東山:村田充
『仮面ライダー響鬼』の童子、そして『仮面ライダーキバ』のビショップを演じてらした村田さん。今回のオファーに「悪役での最多出演狙ってます!」と意気揚々でお越しくださいました。細身のスーツにターコイズカラーのネクタイ。ビシッと整えた金髪というスタイルは今回の『ベイル』において「こんな悪役見たかった!」と全員が絶賛する怪しくスタイリッシュな仕上がりでした。静かな中に凄みのある口調、そして射るような視線――ギフの細胞を移植した強化人間・仮面ライダーベイルを生み出した彼の目的は――? 

実力派の俳優陣が壮絶なドラマをより魅力的に盛り上げます!

そしてもちろん、リバイスから一輝、大二、さくらの三兄妹、パパさん、ママさん、そしてぶーさんも参戦です! 予告編ではパパさんお馴染みのバイチューブ撮影の風景も。仲睦まじく幸せな家族がはぐくまれる以前、消し去れた戦いの記録。

第一話はいよいよ来週3月27日(日)午前10時から配信開始です!

現在の五十嵐家に贈る、リバイススタッフ一同の想いが存分に込められた熱いドラマをぜひ、お楽しみに!!

(文責・近松 知佳)