第47話
大激突！宝太郎VSスパナ

46話、ご視聴いただきありがとうございました。


次回サブタイトル見ました？
「大激突！宝太郎VSスパナ」

ですよ。
あえて直球！ド直球です。
ちなみにサブタイルールのケミー名は「ゲキオコプター」に掛かっております笑

さて。
もはや包み隠すことなくガッチャードは最終章です。

封印されていた人々の記憶がよみがえり、宝太郎が1年間抱き続けていた”甘い理想”と”現実”の落差がその輪郭を見せ始め、さしもの宝太郎と言えども無視することが出来ないほどに陰を落とし始めました。

その落差を誰よりも理解しながらも、宝太郎と共に歩みを進めてきたのが黒鋼スパナという男。

彼には他には無い、彼だけに与えられた力がある。

一ノ瀬宝太郎という男を間近で見てきた彼がその力を一体どう使うのか。
ご注目ください。

そして、ついに
映画「仮面ライダーガッチャード　ザ・フューチャー・デイブレイク」
も公開となりました！！

色々と仕込んでいたシークレットもバラしていっておりますが、
それでも、映画を見なければわからない感動がこの映画にはあります。

最初に映画の企画会議をした際、田﨑監督からこんな話がありました。
「映画は例えるならラーメンのようなもの。島根や、SL、サプライズゲストなど、外から見える"具"が魅力的でなければそもそも食卓について貰えもらえず、食卓についたとしても肝心のストーリーである”麺とスープ”が美味くなければ観客は納得せず、口コミも広がらない」

さすが大監督。
おっしゃるとおりです。
なので、今回は最初から企画チームを巻き込んで想定される具をめいっぱい詰め込み、それから長谷川さん、田﨑監督と共に麺とスープを仕込むことにしました。

なので、いかに我々企画チームが仕込んだ具がバレたとしても、長谷川印の麺とスープは食べてみなくちゃわからない。
そして、その評判は……口コミ、SNSにかかっています。
もし一度映画をごらんいただいた方で、本当に良いと思っていただけた方は、ぜひ友人、家族に口コミを広げてください。

この映画は、何度も何度も見ることでわかってくる設定上の仕込みも多数あります。
友人や家族と「あれはどういう意味だろう？」と考察するのもとても楽しいと思います。

ぜひぜひ劇場へお越しください。

（文責：湊 陽祐）

（あれ、見る番組間違えたかな……）

合ってます！
これ、ガッチャードです！！



ということで、謎番組からスタートした46話。

（しかもこの方なんか見覚えがあるなあ……）



そう！
彼は、14話では嫌な雑誌編集者、23話では嫌な元彼として登場した、
あの「たっちゃん」でございます！

乃上貴翔さんに、再々登場いただきました！

またまたお呼びしてしまいました、
乃上さん、色んなたっちゃんを演じていただき
本当にありがとうございます！

今回は「本当にあった超常体験チャンネル」の
オカルトハンターとして戻ってきたたっちゃん！


ちなみに、彼は初っ端からチャンネル名および
自社の雑誌名をがっつり間違えているのですが、

実は、台本の表記ミスで「超常現象チャンネル」として撮影してしまったため、
たっちゃんが言い間違えたということにさせていただいております。。。

よーく見ていただくと、コメント欄には視聴者からのツッコミが。
（ごめんね、たっちゃん……）



でも、彼は間辺さんにオカルト記事のでっちあげを提案していたくらいなので、

おそらく、オカルトなんか興味ないのに仕事だから編集者をやっている人なのでしょう。
それでいうと、予期せず良いキャラ設定補完になったかもしれない！（無理やり）



この動画のような情報拡散をはじめ、
ケミーの記憶を思い出した人々、そして蘇った電子記録によって、
世の中は混乱状態に……

ちなみに、この混乱を演じていただいたのは、
TTFCエキストラの皆様！

暑いロケの中、ご協力いただきありがとうございました！



さて、鏡花が言うように、この混乱は全てガエリヤの企み。

その混乱の先に、ガエリヤの真の目的があったのですが……



それでも宝太郎は、
時間はかかっても人とケミーはいつかは一緒に暮らせると、
相変わらず前向きでした。

しかし、そうは言ってられない事態が……

ただでさえ治安の悪い（？）襟草から、
ケミーを狙う悪人たちが湧き上がってきてしまいました……！


しかも宝太郎たちの個人情報もバレている……！
電子記録の復活、恐るべしです。


彼らが求めるのは、ケミーのマルガム化の力。
マルガムとなり、人間を超える力を手に入れること。



ケミーを奪おうと宝太郎に襲いかかる悪人たち。

生身の人間相手には仮面ライダーとして戦わない宝太郎。
一方的に殴られながらも、素面で戦います。

さて、そんな悪人のひとりを演じていただいたのは、
松本博之さん。

山口監督とは、実はドンブラザーズでもご一緒されている松本さん！

教習所の教官から、
今回はチンピラたちの兄貴になっていただきました！




もうひとり、宝太郎に殴りかかる悪人を演じていただいたのは、
榮男樹さん。

男樹さんは、実はガッチャードになくてはならない人物。


なぜなら、マルガムのスーツアクターはほとんどが男樹さんだから！！
いつも本当にありがとうございます！！


そんな男樹さんに、今回は満を持して、悪人役としてご登場いただきました！


いかつい関西訛りは、元々台本上は標準語だったものを、
兵庫ご出身ということもあり、ナイスアイディアでアレンジしていただきました！





そして最後に現れたトップof悪人……

ゴーレム剛力！

5話のレスラーGプロレス回で登場した、
元ヒールレスラー！

納谷幸男さんに再登場いただきました！！


初見の方にご説明すると、
納谷さんは現役のプロレスラーさん！

5話のプロレス回は、
納谷さんご本人にやっていただいたプロレスアクションもあり、
とても熱い回ですので、未見の場合はぜひ見てみてくださいね！



かつてゴリラマルガムに変身したことがある剛力は、
残ったマルガム因子から、再びゴリラマルガムに。

5話で剛力をぶちのめしたアントレスラーを
ガッチャーブラザーズで召喚して戦うのは熱い展開でした……！

そこにガエリヤが出現。

ヴェノムダケを奪われてしまった宝太郎。

ニジゴンも解説してくれていましたが、
ガッチャーブラザーズを召喚できるのは、ケミー101体揃えている状態のみ。

ケミー101体分のパワーがないと、召喚はできません。


レインボーブレスをかわされたことで、
チンピラ兄貴もポイゾナスマッシュルームマルガムとなり、

ガッチャード・マジェードＶＳマルガム2体のバトルがスタート！


このアクションかっこよかったですね～

ゴリラマルガムこと剛力の得意技は、
「風車式バックブリーカー」というプロレス技。


5話では、宝太郎がその対抗技苦労して習得したのですが、

それを華麗にかわしたマジェード！

下園さんの動きのしなやかさがすごい！！




ガッチャリバーをパスされてぶったぎるマジェードも！
かっこいい～！！！！

ガッチャードもマジェードも戦い方に余裕があって、
連携プレーもかっこよく決まっていて、
ここまで戦ってきたからこその成長を感じるアクションでした……！



そんな中、ガエリヤはりんねの左手に何か術を施したよう。

何かまた企んでいるようです……





アトロポスといえば、
今回グリオン父との衝撃的なシーンが。

幼い頃りんねが来ていた服を着せ、

父・風雅とやっていたことを
同じように再現したグリオン。

怖いよ……狂気がすぎるよグリオン様……


何も知らなければ服装が独特なだけの素敵な親子に見えますが、
その裏側には恐ろしい闇がありました


でも、アトロポスのりんねコスプレは可愛かった！

衣装合わせの際、髪型も幼少期のりんねに寄せる案をメイク部さんが出してくださり、
それも狂気味が強くてとても良く、監督含めどうするかとても悩んだのですが、

あくまでグリオンの目的は、りんねをもうひとり作り出すことではなく、
娘という存在を生み出してみること。


さすがにアトロポスのアイデンティティも奪いすぎではということで
髪型はそのままという形になりました。



父親に向けて、子供の笑顔を見せたアトロポス。

いつもの鋭い目とは正反対のやわらかい表情は、
さすがの絃乃先生でした！！！

さて、世間の混乱は止まらず、
錬金術師の存在までが暴かれることに。



しかも、
なんと錬金アカデミーに一般人が乱入するという事態に。

犯人たっちゃんかよ！！！！
何してんのたっちゃん！！！！


そして彼らは一体どうやって侵入したのでしょう……



そんな乱入者たちを演じていただいたのは、
伊藤新さんと、宮川智司さん。

監督からの、迷惑系動画配信者の雰囲気でというオーダーを
短い尺の中でもしっかり再現していただきました！

絶対遭遇したくない3人組だ……

乃上さん、伊藤さん、宮川さん
ありがとうございました！！





一方で、混乱の中考えを募らせていたスパナ。

「ケミーは人を傷つける状況を生み出しうる危険な存在である」
という立場をあらためて明白にした彼でしたが、


それをさらに確かなものにする事態が2つ起こりました。


ひとつは、
バイクを走らせる中、目に留まった、
揉める大人たちと泣いている少女。

あきらかな悪人だけでなく、
いわゆる一般人が子供をおかまいなしにケミーをめぐって争う。


人間のもつ醜い部分がケミーの存在によって
つぎつぎと露呈してきました。


そんな揉める大人たちを演じていただいたのは、

吉成浩一さんと、坂本澪香さん

そして、泣いている少女を演じていただいたのは、

羽田日菜乃さん。

子供からぬいぐるみを奪い、自分のものだと口論する大人たちというシーン、

短い尺の中でも、
その不快さ、人間の醜さを存分に画面にうつしだしてくださいました！


吉成さん、坂本さん、羽田さん、
ありがとうございました！！

ちなみに、スパナのバイク、ホンダのレブル1100は
久しぶりの登場！！！


臨場感あるバイクの効果音は、
実際のレブル1100の音を音声編集の際に入れなおしてくださっています！



鏡花さんの元へ向かう姿、かっこよかったですね～

急いでバイクを走らせる中でも
少女たちの光景を目に留めてバイクも止めたのは、

スパナが人のために戦う仮面ライダーになったからであり、

そして42・43話での少女・亜琉美との交流による影響もあったのでしょう。




そして、鏡花へも危険は既に迫っていました。

またもケミーを狙う人間によって荒らされた研究所。


怪我を負った鏡花。

彼の考え、そしてくだすべき正義はここで確かなものとなりました。

逃げ出した錬金連合上層部に変わり、

連合に残った誠実な若き錬金術師たちとともに、
世の中へ配信を行い、
「ケミーを廃棄する」と宣言したスパナ。

それは同時に宝太郎の理想を完全に打ち砕くもの。

ついにそれぞれがもつ信念を完全に対立させたふたり。


ケミーとの共生という新しい道を選ぶ宝太郎と
人間社会の秩序を守ることを選ぶスパナ、

これまで何となく有耶無耶になっていた2人の相反する正義に
もう目を背けることはできなくなってしまいました。




そしてこの対立こそが、ガエリヤが見通し狙っていたもの。

まんまとそれを辿ってしまうスパナと宝太郎なわけですが、

来週はなんと2人の正面対決が。




実は3話の出会いでも、すでに互いの信念をぶつけあっていた2人。

それから40話以上経て、その戦いはどう変わってくるのか、

来週も、絶対に見逃せないものになっていますので！
絶対！ガッチャしてくださいね！！


以上、今週の富良洲高校掲示板でした！

（文責：原島　果歩）