第24話
急転直下！禁断の鋼鉄ライダー！

ドン23話……じゃなかった！(もうええわ！)
ガッチャード23話をご視聴いただきありがとうございました。

皆様、ズッキュンいただけたでしょうか？
いわゆる閑話休題回…のはずが、敵も味方もパワーアップしたりと見応え抜群の2話でしたね。
それでもまだまだズッキュンし足りないよ〜と言う方は、
TELASA,TVer,Prime Video他各種見逃し配信をご覧いただくも良し、
明日から配信開始のキャラクターソング「君にズッキュン」ズキュンパイア(山中柔太朗)を聞いていただくも良し、

引き続きズッキュンライフをエンジョイください。(ただしライフエナジー切れにはご注意を)



では逆に、
もっともっと20,21話みたいなハードなバトルや展開が見たいよ〜と言う方は？

安心してください。




急転直下ですよ。
(You’ll have twists and turns!)





とは言え、どんな時も「明るく！見やすく！」がテーマのガッチャード。
遊びゴコロは忘れません。

柴﨑監督と松浦APの悪ふざ…もとい、究極のケミー表現により生き生きと動く「ケスゾー」の大活躍をぜひお楽しみください。
一方、アカデミー解体からずっとグリオンの元で悪役として振る舞っていたミナトの真意にも、いよいよ迫ってまいります。

仮面ライダーとしてそれぞれ成長した生徒たち。
元教師は彼らにどんな姿を見せるのか。
オトナの決断にご注目です。

ご期待ください。

（文責：湊 陽祐）

23話「いつも心にずっきゅんを」
ご視聴ありがとうございました！！


今週も物語を振り返りながら
語りつくしていきたいと思います！！





ということで！
敵なのか味方なのか・・・？

謎だったズキュンパイアの真の目的が明らかになりました！


それは、
「フルパワーズッキュンを発動させて、世界中の人々を幸せにすること」

めっちゃシンプル～～～！



ケミーが自分から悪いことをするはずがない、と宝太郎の言ったとおり、

ズキュンパイアは、自分がズッキュンすると相手のエネルギーを吸い取ってしまうことを認識していませんでした。



しかし厄介なのが、このフルパワーズッキュン。



いやフルパワーズッキュンて何やねんという皆様、


フルパワーズッキュンとは、
ズキュンパイアが意図せず集めてしまったパワーが
フルに溜まったため発動されるズッキュンで、

その威力はすさまじく、下手するとエネルギーを吸われすぎて
死人がでるようなズッキュンのことです。



ズキュンパイアはそんな事も知らず、本能のまま、
フルパワーズッキュンをしにとっとこ走っていってたわけですね。

ちょっとおまぬけな感じですが・・・
彼は人間ではなくあくまでケミーなので、それもご愛嬌。



でも、そんなズキュンパイアの目的には、
信者1号であるユアとの出会いが関係していました。

「もういらない」とひどい言葉で振られ、
川べりで泣いていたユア。


それをパワー不足でぼろぼろな中でも心温かい言葉で慰め、
ズッキュンしたズキュンパイア。



「貴方なら世界中の人を幸せにできそう」


そんな言葉と笑顔が
ズキュンパイアに「人を幸せにする」という使命を与えていたのでした。

と、ここでもうひとつ明らかになったことが・・・！


ズキュンパイアが人間態である謎です。


ズキュンパイアは、九堂風雅によって解き放たれた後、
パワー不足でふらふらと川沿いを漂っていた時、
何らかの影響で人間の姿に。

その影響というのが、
グリオンが終盤言っていた台詞に。。。





『”鍵”は順調にケミーに影響を与えているようだ・・・』

つまり、ズキュンパイアが人間態に変化したのは、
「宝太郎」という存在が影響を及ぼしたからでした。




宝太郎がケミーに影響を与えているとは一体どういうことなのか？
それは今後徐々に明らかになっていきますのでお楽しみに！！





それにしても、
グリオン様のクロトーへのズッキュンチェックはなかなかでしたね・・・！

22話に引き続き、そんな印象的で魅力的な台詞やシーンが盛りだくさんだった今回、
脚本は、22・23話と引き続いて井上亜樹子さん！



山口監督の手腕と見事にガッチャーンコ！して
最高のコメディ回を作りあげてくださいました！！





さて、
自分が周りの人のエネルギーを吸い取っていることを知ったズキュンパイア、



大ショック。

心優しいばかりに、
人々、特にユアのエネルギーを奪っていた事実に大ダメージ。



でも、自分が良かれと思ってしていたことが、
実は反対の方向に進んでしまっていた、みたいな事って
あるあるだったりしますよね。特に恋愛では。


実はそんな恋愛あるあるを裏テーマ（？）においていたのは、
今回の脚本会議の当初から湊Pがこだわっていた部分・・・


ズキュンパイア回ということで、
ちょっぴり恋愛要素を絡めたかった今回の物語、


ズッキュンというときめきだけでなく、
ほろ苦い恋愛あるあるも埋め込みたい。


井上さんがそんな希望をズキュンパイアとユアの物語に
展開してくださいました！



ユアをさらに笑顔にしたい、人を幸せにしたいと
頑張ってしまったズキュンパイア。


エネルギーを吸われ、ぼろぼろになりながらも
彼の夢を応援したかったユア。



空回りしたり、ぼろぼろになっても
お互いが純粋に思い合う健気さ・・・


素敵！！！！




しかしそのせいで、
フルパワーのハートが崩壊しかけるはめに！！



そこで登場クロトー！


サーベルマルガムの入れ知恵で、
ズキュンパイアのパワーを狙っていたのでした。

それに対し、許せない！！と立ち上がったのは、
意外にも宝太郎ではなく、りんねでした。

虎には三頭犬で立ち向かえ！！
ということで・・・




マジェード新フォーム！
「ムーンケルベロス」！！！

かわいいのにめっちゃ強い！！！！！
（という語彙力のなさを出しても伝えたい）
このフォーム・・・！


ケルベロス＝三頭犬の
手の肉球デザインもポイント！！



そして、
ムーンケルベロスは、格闘技特化。



その手で強烈なパンチを繰り出します！

さらに、
「アタタタタタ！」の
反撃を許さない連打キック！

（こちら、実は松本さんがアフレコでとても頑張った部分！）



パンチやキックを繰り出すと
満月が浮かび上がる演出もとてもかっこよかったですね。
さすが山口監督・・・！

一方の宝太郎は、
ズキュンパイアへ思いを伝えます。


「頑張ろうよ！一緒に！」


宝太郎は、捻られたかっこいいことは言えないけれど、
直球で胸に響く言葉を伝えることができる主人公。

これは本島くんの熱のこもったお芝居だからこその部分もあるのかもしれません。


今回も井上さんがそんなズッキュンを超えた
ズギュンと熱い場面を作り出してくださいました。




宝太郎の、
そしてこれまで信者たちからもらった笑顔の思い出が
ズキュンパイアにパワーを与え・・・！



自らの力で鎖を解き、宝太郎の元へ！ガッチャ！！

そして生み出された技・・・




その名も・・・

（なんじゃそりゃあ！）

取り込まれたケミーをメロメロにして、
戦意を喪失させてしまう、ケミー博士・錆丸もびっくり仰天の技！



そこからのダブルライダーキック！！もお見事！


見事、サーベライガーとカマンティスを救い出しました。

ズキュンパイアが奪ってしまったエネルギーも、
元の人のところへ返還され、無事一件落着。



ただ、
ユアとズキュンパイアには別れが訪れることに。

というのもガッチャード世界ではこれまで、

「ケミーを目撃したものの記憶、そして記録、全て消し去るべし」
という錬金術師が守ってきたケミーの掟に沿って、


錬金術師ではない一般人がケミーと何かしら接触した場合は、
全ての記憶や記録を消し去る消去術が施されてきたわけで、

それによって、
これまでもケミーと絆を築いた人間の記憶が消されてしまう、
切ない涙の別れがありましたね・・・

一方で、
記憶を消された2人が運命の再会、
「運命の出会い直し」を果たしたり・・・

しかし次第に、
ケミーと関わった「痕跡」を残すという
少し粋な計らいも生まれるように・・・！

だから今回のラストも、記憶消去・別れだけで終わらせず、
少しでもケミーと人が関わり合ったポジティブな「痕跡」を残す形にしたい！


そんな希望を、
脚本・井上さんがとても素敵な形で昇華してくださったのが今回のラスト。

もともと自己肯定感が低めで、
依存体質だったユア。

それゆえに彼女は、
人に対し「いらない」なんて言葉を言い放つような人間・「たっちゃん」にも振り回されてしまっていました。


ズキュンパイアの信者1号になったのも、
最初は言ってしまえば、依存先がたっちゃんからズキュンパイアに変わっただけだったのかもしれません。



そんな元依存先、たっちゃんに復縁を迫られ、
揺れてしまうユア・・・



そこでふと目に留まったのは、
ズキュンパイアからもらった花（を押し花にしたもの）。


掟に従えば、これは本来消えているかもしれないものですが、
今回は残る形に・・・

そして蘇る微かな記憶。


それがユアを成長させ、自立させました。



依存して傷つくのはもうよそう！
だって自分は幸せになるために生まれてきたんだから！



そんなユアの、自分の幸せは自分で見つけよう！という成長描写も、
井上さんが脚本会議で出してくださった裏テーマのひとつ。


ユア役・希代さんの晴れ晴れとしたお芝居も効いて、
とっても素敵なラストに仕上がりました！！


希代さん、ありがとうございました！！





さて、そんな「ユアの元カレ」
「たっちゃん」を演じてくださったのは、

乃上貴翔さん。

あれ・・・？


このたっちゃん、
どこかで見たことあるような・・・？

そう！！
14話にて登場した、感じの悪い編集者！

彼が、実はたっちゃん！
しっかり同一人物！



こちらのキャスティング、実は山口監督のオーダー！


「感じ悪くてチャラい男といえば、14話にもそんな感じの人いたよね～」という話から、

今回のたっちゃんにもイメージぴったりということで、
乃上さんにはカムバックでご出演いただきました！



いかにも「しょうもなさそう～」な元カレ・たっちゃんを
リアルに演じていただきました！

乃上さん、2回目のご出演ありがとうございました！！





一方、キッチンいちのせでは
ホッパー１もメロメロに・・・

無事正気を取り戻した蓮華も、
錆丸からおかえりの言葉を受けました。


このサビーの
「良かった、帰ってきてくれて」はなんだか意味深・・・！？


錆丸も宝太郎みたいに嫉妬してたりしちゃってたりなんかして！？
（皆様のご想像にお任せします）

一方ズキュンパイア様は、
ユアたちの記憶が消されるわけではないので、
少し切ない表情。

「みんなを幸せにしたい」という純粋な気持ちからではあるものの、
信者たちに依存されることに、もしかしたら
ズキュンパイア自身も少し依存していたのかもしれませんね。



けれど、宝太郎という新たな仲間を得たズキュンパイアは、
きっと新たな使命、ガッチャを見つけられるはず！

それにしても、
山中さんはどこまでいっても本当に完璧なズキュンパイア様でした！


山中さん、ありがとうございました！！






ということで、ズキュンパイア回、
これにて閉幕！


ズッキュンされすぎて
「ズキュンパイア様、どこかへ行っちゃうの・・・？」と
ユアちゃん状態の名残惜しい気持ちになっている方も少なくないのでは・・・？


そんな方もご安心ください！！



明日2月19日からは、
『君にズッキュン』が各音楽サイトから配信スタート！

何度でもズッキュンいただける”仕掛け”が入っておりますので、、、
ぜひ！繰り返しズッキュンされちゃってくださいませ！





そして本日からは、東映特撮ファンクラブにて、
『仮面ライダーガッチャード×TTFC　特別企画！
　ズキュンパイア役・山中柔太朗に10の質問ぶつけてみた！』

の配信がスタート！

なんと山中さんご本人からもズッキュンな台詞がいただけちゃうかも！？

さらに！今回の放送は、
ABEMA、TVerにて無料見逃し配信実施中！

東映特撮ファンクラブ、TELASA、AmazonPrimevideoでは、
最新話まで全話配信中！


ズキュンパイア回でガッチャードを知ってくださったありがたい皆様も、
ぜひこの機会に！他の回もご視聴してみてくださいね！！！


もちろん、次回からのテレビ放送の方もお見逃しなく！！



と、散々告知しましたが、
まだ喪失感がぬぐえないそこの貴方！


”離れ離れでも～
ハートはいつもそばにいるから～♪”
と、ズキュンパイア様も歌っておりました。


ズキュンパイアは、
離れていてもきっとみなさんのそばにいます。



「いつも心にずっきゅん」を忘れなければね！（？）

以上、富良洲高校掲示ば・・・


おっと、
ズッキュンに気をとられていましたが、
次回からはまた新たな展開が始まります！！！！


ミナトはなんと「レプリユニコン」を託されて、
ラケシスと何やら不敵な笑みを浮かべてましたね・・・！


この笑みの裏に一体何が隠されているのか！？

一方のグリオンも、
「彼らの“全て”をいただこう」
なんて不穏なこと言っちゃってましたので・・・

次回24話からの怒涛の展開をお楽しみに！！


ということで、
本当に以上！
富良洲高校掲示板でした！

（文責：原島 果歩）