最終話
黎明Ⅰ：ここからがハイライトだ！

いよいよ次回、最終話です。

　第１話ーー「これは一体なんなんだよ？」と、問いかけた景和に対し、
「ゲームだよ、これは世界を作り変えるゲームだ」そう言い放つ、英寿の一言から始まったギーツの物語。

　スタッフ、キャストにとっては、長いようでとても早かった一年間でした。
　35話あたりを超えると、なぜか体感一瞬なのです……。
　みなさまにとっては、いかがだったでしょうか。

　我々のすべての思いをこめた最終話。「ギーツ」の物語を、どうぞ見届けてください。

（文責：武部直美）

オーディエンスと融合したスエルが「仮面ライダーリガドΩ」へと変身し、最期のゲーム「終幕のデザイアグランプリ」が始まった。
街に放たれた多数のゲームマスター監視の元、黒衣を纏ったツムリからドライバーを届けられた市民たちが仮面ライダーに変身し、最後の１人になるまで戦い合う。
これを止めようと浮世英寿たちも奮戦するが、ゲームマスターの妨害を受けてしまい、１日目のゲームは終了するのだった。
そして、仲間たちとの作戦会議を終え久しぶりに家へと戻った英寿はそこでとある人物と再会を果たす。

翌日となり、ゲームは再開。桜井景和が戦いに巻き込まれた人々を避難させ、吾妻道長が身を挺してライダー同士の争いを止めるなか、ゲームマスターと戦う晴家ウィンのもとに、意外な助っ人として五十鈴大智が参上。大智が育てたというひまわりポーンジャマトが、ゲームマスターたちを抑えていく。
一方、英寿はスエルのいる「創世の女神の間」にいた。
彼をこの場所へと案内したのは、かつて英寿と戦ったゲームマスターのギロリ。
正しきデザイアグランプリを求める彼は、今の運営の方針に反目し、英寿への助力を決めたのであった。
さらに鞍馬祢音が父の鞍馬光聖とともにオーディエンスたちのもとを訪れ彼らの説得に成功。
これにより動きが制限されてしまったスエルは、英寿の変身した「仮面ライダーギーツⅨ（ナイン）」に苦戦。ならばと「ジリオンドライバー」の力で時間を逆行させ、英寿の変身を解除させる。

そんな英寿のもとに近づいてきたのは……見慣れた姿のツムリ。彼女は「マグナムシューター40X」を手に取ると、その銃口を英寿に向ける。
覚悟はできてるという英寿が微笑むと、一瞬の静寂を切り裂くように銃声が鳴り響く……!?

『創世Ⅹ：ツムリの鎮魂歌』ご視聴ありがとコン！

さぁさぁ、仮面ライダーギーツ最終組でございます🦊

担当しているのは1.2話や各章の始まりと終わり、
更には夏映画を撮っていただきました中澤祥次郎監督🥳

メイン監督として素敵な締めくくりへ、いざ48話！！