47話
創世Ⅸ：ホンモノの仮面ライダー

さよなら、ベロバ……。名残惜しいです。
間違いなく演じた並木さんによって、どんどん膨らんでいったキャラクターでした。
大胆不敵なセリフの数々……印象深いです。ありがとうございました！
　
さて、瀕死の道長が、非情なケケラにトドメをさされるかと思われたところにーー飛び込む景和！
このあたり、さすが、ずっとライダーを撮ってきた柴﨑監督という映像でした。
交差していくライダー達の思い。いよいよ「ギーツ」もカウントダウンです。
実は柴﨑組、3話持ちでの撮影でした。47話も引き続き、柴﨑監督です。
　
　ケケラ役の俊藤さん、「仮面ライダーアマゾンズ」の駆除班隊長をご存知の方も多いでしょうか。全く違った役どころのケケラを、俊藤さんも楽しんで演じていらっしゃいます。

ケケラは登場時は中澤監督の「カエルの置物だったり…しても面白いんじゃ？」とのアイデアにより、しばらく声のみのアフレコでした。俊藤さんは、最初のカエルの撮影現場にもわざわざ来て下さいました。

人間ケケラは、ややガラの悪い大人の風貌で、桜井景和をビシバシ導く……というプランも決まっていました。（カエルさんもちゃんとストライプスーツを着ています）そんな衣裳もぴったりな俊藤さん…、まさに役者魂という方で、ケケラを演じるにあたっては、細かいところまで工夫や遊びがいっぱいです。46話で去っていくときのスキップとか……ほとんどが俊藤さんのアイデアだと思います。

そんなケケラがしかける「仮面ライダーゲーム」！柴﨑組の3話は、桜井景和の物語でもあります。最後の柴﨑組となる47話、どうぞお見逃しなく…！

8月6日はテレビの「ギーツ」はお休みです。次回は8月13日放送。
待てない方は、映画館で「ギーツ」を浴びていただくのはいかがでしょう。

映画「仮面ライダーギーツ　4人のエースと黒狐」ロケットスタート、大ヒット上映中です！
素晴らしい世界に誘われる「王様戦隊キングオージャー　アドベンチャー・ヘブン」とともに、ぜひ大画面で体験してください！！

（文責：武部直美）

女神像なき「創世の女神の間」へと転送された浮世英寿と桜井景和。
英寿は世界を創り変えた影響により囚われ、創世の神へと近づきつつあった。
その一方で、ジットが新たなナビゲーター＝黒いツムリを誕生させ、VIPオーディエンスに向けて、世界を破滅へと導く「バッドエンドゲーム」の開催を宣言する。

ゲームに参加するベロバは、世界が元に戻った影響で復活した「知恵の樹」を利用して巨大なジャマトを育成しようと企てるが、それを阻止せんと現れたのは吾妻道長。仮面ライダーベロバに変身したベロバと、道長の壮絶な決戦が開始される。
巨体を活かして一方的に攻撃するベロバ。だが、決死の覚悟で道長が放った必殺のキックに力が宿り、ベロバを完全撃破。
ついにひとつの因縁に決着が付けられた。

戦いで傷付いた道長を葬ろうとケケラが近づくも、女神の間から駆けつけた景和が止め、姉を救おうと命まで懸けた道長に感謝の言葉を述べる。
それを見たケケラは怒りの顔を見せるが、景和はケケラとの絶縁を宣言。
その後、五十鈴大智の持つ血清により、知恵の樹に吸収された桜井沙羅は元の姿に戻り、景和は姉との再会を果たしたのだった。

『創世Ⅷ：さよなら、ミッチー』ご視聴ありがとうございました。

さよなら！？ミッチー死ぬの！？と肝を冷やした皆様、すみませんでした😉
消えたのはベロバ、彼女の気持ちがサブタイトルになっておりました。。。