39話
創世Ⅰ：俺のデザグラ

母ミツメとの再会と別れ。ギーツは九尾の狐となり、慕情編も幕を閉じました。杉原監督と藤田AC監督のアイデアがぎっしり詰め込まれたパワーアップ回でした。
杉原監督からは「簡の頑張りを褒めてやってください！」とのこと。
自身との対話、母との再会、難しいシーンを、簡くん集中力で頑張りました。頼もしいです！

次回からは、ギーツの世界、創世編。いよいよ物語も最終章です。
世界の始まりは柴﨑監督。
仮面ライダーらしい、男たちの群像劇をどう撮っていただけるのでしょうか。手練れの監督に期待です。
往生際の悪い、ケケラとベロバが残っているのも気になるところ……。

4142話の表紙はこちら。白いギーツとーー、緑が入っていますね。
いよいよ、タイクーンのターンが来るのか？お楽しみに。

（文責：武部直美）

■新たなゲームマスター登場
スエルが強行したグランドエンド、
だけどDGP運営もタダでは終わらない！？
次回39話から、新たなゲームマスター・ジットが登場します。

演じるのは数々のステージやライブシーンで活躍中の佐藤流司さん。
ジットという名の通り（というかそれ以上）のバチっと強い目力が魅力です！！
大きな変化の真っ只中にいるデザイアグランプリですが、ジットの狙いは一体…？

破壊の力を手に、ニラムを圧倒する浮世英寿。
だが、その力を思いのままに操れない英寿は上空から転落し、スエルらは女神とともにその場をあとにした。
気絶した英寿は、深層心理の中で狐面の男と邂逅。本当に望むものは何なのかという問いに対し、動揺を隠せずにいた。
一方、デザイア神殿では、ツムリが次代の女神候補としてデザインされた存在だったことが明らかに。
これに対し、ゲーム進行の傍らで数々のリアルを見てきたニラムは、フィクションの上に成り立つ「デザイアグランプリ」の継続を否定。
彼を支えてきたはずのサマスにより、粛清されてしまうのだった。

その後、目覚めた英寿は女神のもとへ。
長き時を経て、ついに辿り着いた母・ミツメと語り合う場を得た英寿は、「誰もが幸せになれる世界を創る」と誓うのだった。
そして、スエルが仮面ライダーゲイザーへと変身し「グランドエンド」が実行に移される。
ジーン、キューンはゲートを通って未来へと帰り、吾妻道長、桜井景和、晴家ウィンの手から「デザイアドライバー」が消え、ライダーだった記憶も失われていく。
だが、スエルの前に英寿が立ちはだかると、新たな姿「仮面ライダーギーツⅨ」へと変身。スエルを圧倒しつつ、グランドエンドにより上空を覆った闇を破壊する。
そして、新たな世界が創られていく……。

38話『慕情F：九尾の白狐！』
ご視聴ありがとうございました。

さらばミツメ、さらばデザグラ。
ギーツは更なる高みへと。

縦横無尽のアクション、濃い人間ドラマ、
まさに“杉原組”を全身で浴びる38話！