2024年 10月 13日放送

7話
仮面の下はどんな味

脚本:香村純子

監督:杉原輝昭

グラニュート研究家・酸賀の手によって生体改造を受けた絆斗は、仮面ライダーヴァレンへと変身する。

自分の母親だけではなく師匠の命も奪ったグラニュートに復讐を誓い、グラニュート殲滅を目的に行動を始める。

そんなヴァレンは、お互いに正体を知らない状態でガヴと初めて対面することに。

一方でショウマと幸果は、幸果の大叔母・雅子の仕事の依頼で芸術家の卵が生活するアトリエを訪れる。

そこで、グラニュートの魔の手から芸術家の卵を守るべく、ガヴもチョコのゴチゾウの力で対抗する！

（文責：髙橋諒平）

次回のみどころ

　ヴァレンの初登場、銃ライダーとして斬新な演出でした。下記メイキングにも詳しいですが、藤田アクション、今まで見たことのない画となっていて面白いですね。（台本上では細かい流れまでは書かれていませんでした）
　「生まれたてだ」というセリフも強烈です。さすが香村さん。そんな生まれたてヴァレンが、ガヴと出会うところから７話は始まります。

　次回、7.8話は一巡しまして再び、杉原監督。
「パイロット監督の2回目ってとても大事ですよね」と、「ガッチャード」の田﨑監督がおっしゃっていました。3人の関係性が進んでいきます。
　ショウマと絆斗、ガヴとヴァレン、互いの正体は知りません。どちらでも絡んでいるのに……こういう流れも「仮面」のヒーローの醍醐味です。
　そして7.8話は幸果にスポットが当たります。
　ギャル社長というご自身とは離れた役を体当たりで演じている宮部さんですが、もう一段階、幸果という役を深めてほしい……というところから企画された「はぴぱれ」お仕事話。どんな試練が待っているのか？
　ストマック家にも動きがあり、グロッタ姉さんが人間界にやってきます。いろいろ動き出す次話。ピースが出そろって「ガヴ」らしさが作られていくので、これからもどうぞお見逃しなく！

（文責：武部直美）

相関図

ひとくち話

第6話、ご視聴ありがとうございました。
激動の6話を担当してくれたのは、前回に続き諸田監督。
今回も体当たりでキャストの芝居に向き合い、丁寧な演出で6話をつくりあげて下さいました。

特に絆斗役の日野君にとっては初変身の正念場！
ベテランの諸田監督に導かれ、輝かしい変身デビュー戦を迎えました。

🍪絆斗の師匠・塩谷の悲劇

6話の冒頭からショッキングな展開を迎えました。
絆斗のライターの師匠・塩谷がグラニュートの手によって見るも無残な姿に。

酸賀の説明にあった通りヒトプレスはフリーズドライのような状態ですが、真っ二つにされたことは死を意味します。
真っ二つと言えば、奇しくも『仮面ライダーアマゾンズ』で小松利昌さん演じる加納省吾の最期と重なります…。

1～6話の短い間でしたが、確かな存在感と芝居で間違いなくガヴを牽引してくれました。
ありがとうございました小松さん。ありがとう塩谷。

クランクアップには、花束ではなく塩辛のプレゼント

🍄VSグラニュート・オタケ！

一方ショウマは、幸果と共にはぴぱれ仕事のビラ配りに励みます。

グラニュートの存在を聞きつけ、大道芸人に扮するグラニュート・オタケの元へ。
前回に引き続きゲスト出演して下さった西野純一郎さん。

西野さんはショーなどでジャグリングを披露していた経験があり、監督からキャスティングの際に「ジャグリングできる人で！」と要望もあったので、お声掛けさせていただきました。

怪しくテンション高く面白く演じていただきとてもハマり役だったと思います。声優のお仕事もやられているので、怪人に変身後のアフレコもめちゃくちゃうまかったです！

シーンが同じだった知念君とツーショットも！

オタケとガヴのアクション！
キッキングミアシストでトドメをと思いきや、ぬるっと滑ってしまう！！

そう、今回のグラニュートの特性はキノコの粘液。
よく見るとぬるぬるしています。いや～な特性！！

この時ショウマが「なめこ…？」とリアクションしていますが、4話の老夫婦との食卓でなめこ汁を食べたことがあったからです。

まさか、あのなめこ汁が伏線だったとは…（誰が気づくか！）

（＃４より）

ちなみに、オタケの粘液はスタッフが丹精込めて塗りたくってくれました（笑）

🍫お待ちかねのヴァレン初変身！

皆さん長らくお待たせしました！ついにヴァレンの初変身！
ただその道のりは甘くない。「変身はビターチョコ」とサブタイトルにあるように、絆斗にとっては甘くない決断を迫られます。

酸賀が完成させたヴァレンバスターで変身するには、グラニュートの器官を身体に移植する必要がありました。
仮面ライダーになることは、まさに命がけの選択だったということです。

篠原さんデザインのグラニュート器官。臓器というよりは鉱物のような形状をしています。

葛藤の末、全てを懸けて絆斗は仮面ライダーになる事を決意！
とにかく痛そうな手術を乗り越えて、師匠の仇であるグラニュートの元へ。

仮面ライダーヴァレンの初変身！

藤田アクション監督考案の変身ポーズ。
銃で変身するというのも珍しいですが、倒れこんだ状態から地面に撃ちこんで変身というのもまた驚きでした。
日野君の熱演も相まって、絆斗の泥臭さと気迫が十分すぎるほど伝わってくる変身シーンでした。

お菓子の要素を取り入れた合成もガヴの変身と通ずる目新しさがありましたが、銀紙を剥がして変身するのはまさにチョコライダーならではですね！

重要なシーンに諸田監督と日野君で話し合いながら、段取りにも熱が入ります。

アクションも同様に驚きの連発！
満身創痍ということもありなかなか照準が定まらず、0距離殴り打ちという驚きのファイトスタイル！
想像の斜め上をいってくる流石の藤田アクションです。
今回初めてメインライダーのアクターをつとめた鍜治洸太朗さんも体当たりで演じていただき、泥臭いヴァレンの戦いを見事に魅せてくれました！

見せ場となった足場を崩して転がってきたグラニュートを空中にぶち上げるシーン。
これまたタイミングを合わせるのが難しく、全てが嚙み合わないと成り立たないカットでしたが、現場一丸となって見事にやってくれました！

チョコまみれのキノコ…どこかで見たことがある…？（ちょっとおいしそうですね）

見事に勝利を飾った仮面ライダーヴァレンのデビュー戦！

”生まれたて”のヴァレン、そして絆斗の戦いはまだまだ始まったばかりです。

来週もその戦い様をとくとご覧あれ！

（文責：髙橋諒平）

おかしなコーナー

ついに誕生した仮面ライダーヴァレン！

Q.グラニュートだからガヴがあるショウマが眷属の力を借りて変身するのはわかったけど、人間である絆斗はどうするの？

A.グラニュートの器官を埋め込んだ上でショウマのゴチゾウを使って銃の武器で変身します。

ということでした。酸賀の技術すごいや。

そんな酸賀ちゃんが開発の礎にしたのがチョコドン＆チョコダンゴチゾウ！
３話の終盤で誘拐されていたのが彼らです。

チョコっとドンくさい彼らのおかげでヴァレンはチョコライダーになった…のかも。

チョコレートのゴチゾウたちは２話から登場していました。
ボールタイプの小粒なチョコや、（劇中のパッケージと同デザインの仮面ライダーガヴフィギュア付きチョコスナック発売中！）や、６話冒頭でもショウマがパクっと食べているブロックタイプのチョコ（チロルチョコさんにご協力いただき、包み紙もオリジナル！）を食べて生まれた味・色違いの仲良しゴチゾウです。

ヴァレンはチョコドン（ホワイトチョコ）で変身しますが
ガヴはチョコダン（ミルクチョコ）を使って新たな姿にフォームチェンジ！
次回、茶色いガンマンが登場です。１０月はチョコレート月間だ～！

最新情報

『ちょっぴりチルな仮面ライダー対談』TTFCで配信開始！

仮面ライダーヴァレンの登場を祝し、仮面ライダーを演じる２人にゆったりした休息のひとときをプレゼント
選ばれたのは…バーベキュー！

お互いの印象や現場のエピソードなど、リラックスしたムードの中で会話を繰り広げつつ肉を焼いていきます。
劇中とはまた違う二人の関係性をぜひのぞいてみてくださいね。

TTFCではTV本編の配信に加え、オリジナルコンテンツを順次配信していきます！
メインキャストの素顔に迫る特別企画「About Who?」や、キャスト＆スタッフの作品にかける想いを届ける「スタートアップ!!仮面ライダーガヴ」も好評配信中。

もちろん『仮面ライダーガヴ』の各話配信も放送直後から開始！
今までの作品も見放題でお楽しみいただけます。
東映特撮ファンクラブ（TTFC）→https://tokusatsu-fc.jp/

OP映像＆主題歌楽曲配信中！

OP映像のノンクレジット版映像が配信中！

楽曲と合わせてぜひ何度もお楽しみください！

主題歌『Got Boost』のTVサイズバージョンは各楽曲配信サービスで好評配信中！
https://FANTASTICS.lnk.to/GAVV_GB_TVsize

『Got Boost？』
FANTASTICS from EXILE TRIBE
作詞：藤林聖子
作曲：SKY BEATZ / FAST LANE

ポップなサウンドと爽やかな歌声、そして藤林聖子さんが手がけた歌詞がジューシーに絡み合う！
噛めば噛むほどに魅力が溢れ出る一曲です。