DICTIONARY

用語辞典

さいしょのじんるいきばんしけんきゅうじょあとち 【 最初の人類基盤史研究所跡地 】

最初に人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の施設があった場所。

秘密主義を徹底していることもあってBOARDは何度も研究所を移転しており、残った建物は廃墟になっている。行方不明だった烏丸啓は、意識不明のまま橘朔也によってここに運び込まれていた。[#03]

じんるいきばんしけんきゅうじょ 【 人類基盤史研究所 】

天王路博史が設立した研究機関で、通称は「BOARD(ボード)」。運営にはとある政府機関も関わっており、巨額の資金が投入されている。

すべての発端は、チベットの洞窟で発見された太古の遺跡にある。ここには53種のアンデッドによるバトルファイトについて記した壁画があり、さらに封印されたアンデッドのカードを内包した「ボードストーン」も存在した。そこで、天王路はこれらを研究するために「BOARD」を設立。自ら理事長に就任し、「人類基盤史」と名付けたバトルファイトの実態解明と、回収したボードストーンから取り出したカードの研究を開始した。しかし、これらの事実は一部の者以外には伏せられており、表向きには「人類が繁栄した背景には進化論で説明できない別の要因がある”という仮説をもとに、現在の人類史よりも以前の歴史の謎を探求する機関」とされている。

のちに広瀬義人がアンデッドの封印を解いてしまったため、解放されたアンデッドを再封印するために急ぎライダーシステムを開発。このとき理事長だった天王路は責任をとって辞任し、烏丸啓が研究所の所長に就任した。その後、適合者だと判明した研究員の橘咲也、そして新たにスカウトした剣崎一真をアンデッド封印の任に当たらせていたが、ローカストアンデッドの襲撃によって研究所は壊滅状態となった。しかし、研究所には上位組織である天王路の私的機関が存在し、研究所が壊滅した後も剣崎や橘にはBOARD名義で給料が支給されていた。