DICTIONARY

用語辞典

ひーろー 【 ヒーロー(仮面ライダービルド) 】

桐生戦兎を指す言葉。

桐生戦兎は様々な人物からヒーローと呼ばれており、自ら「自意識過剰な正義のヒーロー」と名乗ることもあった。

石動美空からは「ナルシストで自意識過剰な正義のヒーロー[#16]」と評され、エボルトからは「偽りのヒーロー[#49]」と呼ばれ、相棒の万丈龍我からは「誰が何と言おうと、お前は俺のヒーローだ[#49]」と勇気づけられていた。

ひーろー 【 ヒーロー(仮面ライダーエグゼイド) 】

人々の命を救い、守り続ける存在=ドクターを指す。

ひーろー 【 ヒーロー(仮面ライダー鎧武/ガイム) 】

葛葉紘汰を指す言葉。

紘汰が去った後の地球では、彼の想いを受け継ぐ仲間たちがヒーローとして戦い続けている。

ひーろー 【 ヒーロー 】

神話や物語の主人公、もしくは普通の人が成し得ないようなことを実現した人のことで、日本語では「英雄」と呼ぶ。人格が優れ、社会や人々のために問題を解決するといった、人々から称賛されるような人物を指すのが一般的だが、強烈な個性を備えた悪人が“悪のヒーロー”ととらえられて「ダークヒーロー」と呼ばれることもある。

生原羽美がたびたび口にしていたが、彼女自身は「ヒーローなどいない」という否定派だった。その根底には「ヒーローがいるなら自分の家族を助けてくれたはず」という思いがあり、実際にはそうではなかった=ヒーローはいないというわけだ。彼女が思い描くヒーロー像は不明だが、多数の人々が一斉に危機に陥った場合、ヒーローがひとりしかいないならよほどの超人でもない限りすべて助けるのは不可能で、「すべての人を助ける」と口にした剣崎一真を「無理だ」と否定したのもうなずける。

ただ、例え少数だったとしても救われた人がいれば、その人にとって助けてくれた人はヒーローともいえる。また超人的な力がある個人などいなくても、剣崎のように「力の及ぶ限り目の前の人を救う」という者が大勢いればそれだけ多くの人を救えるわけで、「あきらめずに他人を救おうとする心があれば誰でもヒーロー」というのが剣崎の考えなのかもしれない。[#36]