DICTIONARY

用語辞典

しゅるとけすなーも 【 シュルトケスナー藻 】

ドイツの古代生物学者によって発見された、すでに絶滅したはずの水生植物。

橘朔也が伊坂の施術を受けた際、彼はこの植物が入った溶液に漬けられていた。成分を皮膚から吸収すると中枢神経を激しく刺激される。そのため橘は恐怖心を克服できたと勘違いし、伊坂の言いなりになっていた。

人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」のデータにも記載されており、激しい戦いに臨む古代生物たちが、この植物が生えている湖で闘争心を高めたと推測されていた。のちに深沢小夜子の知人の調査で、その効果が一時的なものであり、やがて強すぎる成分によって細胞や神経が破壊されてしまうことが判明する。[#09][#10][#13]