用語辞典
- ぎたい 【 擬態 】
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対象の人間の外見や身に着けていた服や装飾品、さらには記憶までもコピーし、対象元の人間になりきることができる。ワームや一部のネイティブは擬態対象を始末することで、その人間になり切っていた。
しかし、すべてを完全にコピーできるわけではなく、体温や匂い、肌質などの違いからワームであると見破られることもあった。さらに、記憶もそのままコピーするため、人間としての記憶とワームの記憶が混在して記憶の板挟みに苦しんだり、自らを人間だと思い込むケースもある。
なお、妊婦を対象に擬態すると、胎児を含めて擬態することになり、生まれた子供もネイティブとなる。自分がネイティブとして生まれたことを知らず、人の姿のまま成長し、やがてネイティブの姿に覚醒した日下部ひよりがそれにあたる。