用語辞典
- ぜんちぜんのうのしょ 【 全知全能の書 】
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「知識の源」から変化した書物。
世界を創りかえることすら可能な大いなる力を宿しており、あらゆる事象についての情報や、世界の始まりから終わりまでもが記されている。
人々が紡いだ物語も、社会を発展させた技術も、全ての創造物は『全知全能の書』に記された情報に過ぎず、この世界に人が生み出したものは何一つ存在しなかった。
2000年前、この書をめぐる戦いの中で分冊されバラバラにされた『全知全能の書』は完全な状態に戻ることはなかったが、現代における新たな『全知全能の書』としてワンダーオールマイティワンダーライドブックが誕生。
そこには未知なる物語を紡ぐための余白が設けられており、人間の想いを受け取ることで無限の可能性を発揮するという希望に満ちあふれた本であった。