仮面ライダーゼロワン

#19

EPISODE GUIDE

今週のアイテム

INFORMATION

2020.01.19 ON AIR

カノジョは家売るヒューマギア

脚本: 高橋悠也

 監督: 石田秀範

第19話

ZAIAエンタープライズが飛電インテリジェンスに仕掛けた“お仕事5番勝負”の初戦は、見事にZAIAが勝利を収めた。ZAIA社長の次の一手は、ズバリ「家売る勝負」。ザイアスペックを使った人間とヒューマギア、どちらがより家を売り、より利益を上げられるかという勝負だ。ZAIAが仕向けるのは業界トップの不動産の営業マン。そして飛電からは“スマイルで住まい売る”がモットーの不動産ヒューマギア・住田スマイルが立ち向かう。
果たして勝負の行方は? 
そして、レイドライザーをばらまく、謎の黒い影の正体とは―――?

第18話 ハイライト

“お仕事5番勝負”の第1回戦、いかがだったでしょうか? これから、どんな対決が繰り広げられるのか、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

今回は、19話と20話を担当する監督のお話です。「平成仮面ライダーシリーズ」のファンの方ならば“巨匠”と呼ばれる石田監督のことを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。「仮面ライダークウガ」のメイン監督を務め、まさに平成仮面ライダーを生み出した人物の一人である石田秀範監督が、5年前の「仮面ライダードライブ」44話話以来、テレビの仮面ライダーに戻ってきます。

令和初の仮面ライダーとして始まった「ゼロワン」。そのメイン監督を務めた杉原監督が「クウガを超えたい」という意気をもってパイロット(1・2話)の撮影に臨んだことは先述した通りです。「超えた、超えない」という問題よりも、石田監督がこの「ゼロワン」でテレビシリーズに復帰し、令和の風を感じ、再び仮面ライダーの“現場の精神”をスタッフやキャストに注入してくれた意味は大きかったように思います。

テレビシリーズから離れている間も、「仮面ライダーアマゾンズ」で、配信という別のメディアで果敢に新しいライダー像に挑み続けていた石田監督。テレビに携わっているスタッフたちも、「アマゾンズ」から刺激を受けていたことは確かです。役者の芝居に寄り添い、映像の根源である照明やカメラワークによってそのシーンに合った心理描写を切り出す。“巨匠”の決断はいつでもシンプルでいて、切れ味が鋭い。そんな洗練された5年ぶりの現場に誰もが参加したいと手を上げました。

キャストにとっても石田組は刺激的です。平成仮面ライダーのキャストたちが石田組を語れば、その武勇伝は止まらなくなるはずです。本読みから始まり、今まで見てきた印象と役のとらえ方の議論。時折、厳しい言葉を織り交ぜながらも、あくまで役者にゴールの方向だけを感じさせる“答えを言わない”演技指導。全てが石田流でした。今回は、19・20話からの参加ということもあり「北風と太陽」で言えば、太陽のようにやさしくキャストたちを照らして導いてくれるような演出で、シリーズの折り返しをビシッと締めてくださいました。では、作品自体も太陽のようか……、というととんでもない! 「これぞ石田演出!」という濃いめの味はそのままに、確実に目立とうとしている! 

この監督の演出のワガママさの精神こそが、平成仮面ライダーを令和まで存続させ、今の仮面ライダーの現場における一番大事な要素だと再認識させられました。仮面ライダーを担当する監督陣は、みな「これが俺の演出だ!」とばかりに独自の世界観をぶつけて来る人ばかり。前後の話に雰囲気を合わせたり、演出方法を踏襲しようとする人なんていないに等しい……。なので、1年間をまとめあげるのは大変。ですが、逆に言うと1年間飽きないのも理由は同じところにあるのかもしれません。

新しい時代の仮面ライダーに見る、原点ともいえる石田演出。ぜひご堪能あれ。

(文責・大森 敬仁)

第18話プロダクションノート

■コレが生け花の真髄!?
お仕事5番勝負、いかがでしたでしょうか?
1回戦目は、お正月にふさわしい「生け花」の対決でした。

今回のもう一つの主人公ともいえる「生け花」制作にご協力頂いたのが、
大薗芳雪さんと大薗彩芳/HIGEDEBU FLOWERSさんのお二人です。
(お二人は草月流の師範であり、なんと親子で師弟関係!ステキ!)

お二人には脚本制作段階からお入りいただき、脚本監修、完成イメージのデザイン画おこし、所作指導、生け花制作…と生け花に関わる全てにご協力頂きました。

大薗芳雪さん、大薗彩芳/HIGEDEBU FLOWERS

お母さまである芳雪さんが一輪サクヨ、
息子さんの彩芳さんには立花蓮太郎のお花を生けていただきました。

サクヨの生け花を担当した芳雪さんの二作品がこちら。

「初日の出」/「新成人」

【芳雪さんの作品に対するコメント】
「初日の出」
文字通り、新年一番の太陽がメラメラと昇ってゆくさまを、赤いグロリオーサ、黄色いオンシジウム等で濃淡を表しました。花の透明感を損なわないよう、白いガラスの器を使いました。

「新成人」
成人式の日に女性は振り袖を着て祝う歓びやお祝いの気持ちを、帯で表現しました。花は、和装の髪飾りのイメージです。

次に、蓮太郎の生け花を担当した彩芳さんの二作品。

「初日の出」/「新成人」

【彩芳さんの作品に対するコメント】
「初日の出」
力強く勢いのある野性的な蓮太郎のイメージに合わせ、ダイナミックで大きな作品としました。
黒く着彩した藤蔓や暗めの緑の松で”夜明けのまだ薄暗い空”を、橙色と朱色のグラデーションがかかった乱れ菊で”日の出の太陽”を表現しました。

「新成人」
成人/成人式のイメージカラーである紅白をアンスリウムを中心に表現しました。
力強さの中に繊細さを兼ね備えた、面で見ても線で見ても面白いと感じてもらえる作品を目指しました。

そして、勝負に出てきた作品以外にも劇中に生け花は数多く登場しております。
蓮太郎家元の玄関前に飾ってある玄関花、
家元が生けていたお花、
床の間に飾られたお花、
こちらも全てお二人に生けてもらいました。

【お二人の作品に対するコメント】
ザイアスペックをつけた華道家の邸宅のため、いけばなの王道だけでない”崩し”を意識しました。
色味を意識した季節の花材を使用し、冬の季節感を感じてもらえる作品としました。
流木と太い藤蔓で作った外郭の面白さも含め、いけばなの表現の幅広さを感じていただけますと幸いです。

続いては、こちらの作品。

クランクアップ後、芳雪さんのもとで筆者が生けたお花です。
「生け花」に楽しさを感じながらも、完成イメージが見えない「迷い」の「こころ」が出ております…。

ひとえに「生け花」といえど、生ける人によって全く違う作品が出来上がる。
そして、そこには生けた人の想い=「こころ」が反映される。
「生け花」は、今回の物語のテーマそのものだったと言えるのではないでしょうか。

お仕事5番勝負2回戦目は、「家売る」勝負!
「生け花」対決とは全く違った対決になることは間違いなし。
『カノジョは家売るヒューマギア』お見逃しなく!!

(文責・百瀬 龍介)

■てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゼロワン『カンガルーからナニが飛び出す?ソンナの自分でカンガルー!はい、或人じゃないと!!』

毎年恒例の超バトルDVDは令和もやります!
昨年末発売のてれびくん2月号より募集開始されておりますが、皆さんは応募されましたでしょうか?(不破さん大暴走の予告映像もぜひご覧ください!)
新フォームに、新プログライズキー、そしてゲストも多数登場と非常に豪華な作りになっております。
そんな超バトルDVDのゲスト紹介と現場レポートをお届け致します。
<ゲスト紹介>
(左)天丼ボケ太郎:酒井尚(ザ・マミィ)
(右)漫才師:林田洋平(ザ・マミィ)

お笑い芸人型ヒューマギア、天丼ボケ太郎と、その相方の漫才師を演じたのは、人気急上昇中の若手芸人「ザ・マミィ」のお二人。
普段はコントを得意とするお二人なので、今回の漫才師役に不安もあったようですが、そこは抜群の演技力で“漫才師”を演じていただきました!
天丼ボケ太郎役を演じた酒井さんは、マギア役としてアフレコにも参加。コントで培ったキャラ芸でマギアを楽しく演じていただきました。



マモル:吉田悟郎

2話と劇場版に引き続き登場のマモル役は、お馴染み吉田悟郎さんです!
実は今回、吉田さんに大きな変化が訪れておりました。
なんと、カラコンが度入りとなり、お芝居の際に周りが良く見えるようになったのです!
実は2話の時点では吉田さんの度に合うカラコンが用意できず、度無しで演技していただいておりました。(その状態にも関わらず2話の迫真の演技!さすがです!)



一貫ニギロー:内野謙太

3話以来の登場、一貫ニギロー役は内野謙太さんです。
大将の下で更なる修行(ラーニング)を重ねたニギロー。屋台営業もできるようになったようです。
内野さん、実は3話撮影時には一度もゼロワンを生で見れていなかったとのことで、今回やっとゼロワンと一緒に撮影ができたことを喜んでいただいておりました。



祭田ゼット:松村龍之介

祭田ゼット役を務めたのは松村龍之介さん。松村さんは13話以来です。
今回の祭田ゼットは無事に保護された5号…なのかどうかは定かではありませんが、改造後にも関わらず、お祭りヒューマギアとしての本来の使命を取り戻しており、ゼロワンと一緒に激しく踊ります。
この振り付けは13話で祭田ゼット(改造前)を演じていただいた吉田快さんによるもの。松村さんには、吉田さんの動画をお渡しして踊りを練習してきていただきました。つまり今回の祭田ゼットはある意味、「2人で1人の祭田ゼット」なのです。



<現場レポート>
迅ロスの皆さま必見!迅の日常?!

超バトルDVDの時系列はおおよそ本編13話と14話の間ぐらい。
迅が元気に人類滅亡に向けて励んでいる頃です。どうやらこの日は滅が出掛けており、迅くんはお留守番の様子。楽しくお絵かきをしていると…?というところから物語が始まります。一体何が起きるのか?ご注目です。

何が飛び出す?!ホッピングカンガルー!

超バトルDVDだけの特別なフォーム、ホッピングカンガルー!
カンガルーといえば、過去に「仮面ライダーオーズ」の超バトルDVDでもカンガルーメダルが登場しました。その際は、強力なパンチとキックの能力がありましたが、今回のアビリティはなんと「ポケット」!
なぜカンガルーなのか?なぜポケットなのか?
そんなホッピングカンガループログライズキーの成り立ちにもご注目ください!

(文責・湊 陽祐)

ZERO-ONE WEEKLY TOPICSINFORMATION

01. 「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」大ヒット公開中!

第2弾入場者プレゼントは「新春初笑い!?或人とイズのかるた風ギャグ札」
お正月はかるたで遊んであのギャグを披露しよう!!

キーワードを集めて豪華商品があたるお年玉キャンペーンも実施中!

詳細はこちらからチェック!
http://kamenrider-winter.com/

 

02. てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゼロワン てれびくん2月号より募集開始!

タイトルは歴代最長!?

てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーゼロワン
『カンガルーからナニが飛び出す?ソンナの自分でカンガルー!はい、或人じゃないと!!』 が発売中のてれびくん2月号より募集開始!

或人の窮地にあのヒューマギアたちが続々登場!

変幻自在のマギアに或人もイズも、まさかの通信衛星ゼアも大混乱!?
そんな大ピンチを救うホッピングカンガループログライズキーの驚くべきアビリティとは・・・!?

ホッピングカンガルーキーはてれびくん2月号の付録に、
そしてさらに!!
仮面ライダーバルカンが劇中で使用するトラッピングスパイダーキーは、
絶賛発売中の「スーパーてれびくん 仮面ライダーゼロワン プレミアム特大号」についてくる!

予告動画も公開されているのでこちらもチェック!


 

03. 1/22開催!「超英雄祭LIVE & SHOW 2020」

昭和、平成、そして令和―― 時代と共に駆ける「スーパーヒーローと音楽」夢の祭典!!

スーパーヒーローエンターテイメントの最高峰、仮面ライダー&スーパー戦隊シリーズによる年に一度の祭り、超英雄祭。
今回は史上初、横浜アリーナでの開催が決定!!
令和01年9月より放送開始の新仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』と、
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の番組出演キャストによるトークショー、
そして仮面ライダー&スーパー戦隊シリーズを盛り上げるアーティストたちによる豪華ミュージックライブをお届けするスペシャルイベント。
ミュージックライブでは、豪華なゲストアーティストたちによる超英雄祭だけのスペシャルライブが実現!
ここでしか見られない豪華イベントを見逃すな!
詳しくはこちら⇒
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/eiyusai2020/

 

04. ウラ仮面ライダー#11解禁!

その名の通り、仮面ライダーの裏側にせまる突撃番組、「ウラ仮面ライダー」!

#11は書初め大会と或人×諫のクロストーク!

詳細はテレビ朝日の番組ページを要チェック!
https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/spmovie/

※「ウラ仮面ライダー」はS&Lの2種類あります。SはYoutubeでの公開、Lは東映特撮ファンクラブでの限定配信です。


 

05. 1/22発売!『仮面ライダーゼロワン』主題歌「REAL×EYEZ」!

J×Takanori Nishikawaが歌う『仮面ライダーゼロワン』主題歌「REAL×EYEZ」
1月22日発売のCDジャケットが解禁!
通常盤、玩具同梱盤、DVD同梱盤 リリース!

超英雄祭会場で「REAL×EYEZ」ご購入の方には特製ショッパーをプレゼント!
詳しくはこちら!

https://avex.jp/rider_sound/news/detail.php?id=1079311

 

06. YouTube で《仮面ライダーゼロワン変身講座》を公開中!

飛電インテリジェンス社長秘書のイズが、社長の飛電或人に仮面ライダーゼロワンへの変身ポーズをレクチャー!!

変身ポーズを完璧にマスターしよう!!


 

(文責・湊 陽祐)